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【グラニュース】

風間監督、鬼采配 ジョー交代 劣勢後半11分シャビ投入でリズム戻った!! 後半20分シミッチ弾

2019年5月5日 紙面から

雷鳴とともに光る稲妻=BMWスタジアム平塚で(木戸佑撮影)

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 名古屋グランパスはFKからMFシミッチ(24)のヘッドで追い付き、湘南と引き分けて勝ち点20で2位をキープ。首位のFC東京もG大阪と引き分け、勝ち点24とした。大分が鳥栖を退けて勝ち点でグランパスと並び、得失点差で3位につけた。札幌は神戸に逆転勝ち、クラブ初の4連勝で5位に上がった。神戸は5連敗。C大阪は松本を下し、5試合ぶりの白星を挙げた。

 風間監督が勝負手に出た。1点を追う後半11分。昨季得点王で今季フル出場の絶対ストライカーを代えた。場内もざわつく奥の手を、指揮官が説明した。

 「流れの中に入ってこれなかった。受け方、ミスの連続がいつものジョーではなかった。(FW)シャビエルを入れてリズムをつくりたかった。ジョーはよくなかった。選手は、良ければどんどんやってもらうし、悪ければ次の選手を入れるということ」

 ジョーの調子が上がってこない。リーグ34試合のうち10試合目。シーズン3合目あたりで、今季4ゴール(うちPK2得点)。昨季24発なのに、今季は13発ペース。この日もシュート1本で、直近3戦計4本に止まっている。厳しいマークにあうのは当然だし、ジョーにだって浮き沈みはある。それでも、相手の研究をねじ伏せるのがエースストライカーの役割なのだ。

 ジョーは「チャンスを決めきれなかった。間違った選択をした場面もあった。修正できたので悪い結果で終わったわけではない」。気丈に振る舞った。

 試合は指揮官の采配が実った。後半20分。シャビエルのFKをMFシミッチが頭で合わせて同点。その後もFW赤崎、長谷川のシュートがゴールポストに阻まれるなど攻め続けたが、ドローに終わった。これで敵地1勝2敗2分けとなった。

 

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