【ベネズエラ】 クーデター企て・続報

ベネズエラでクーデター企てが発生した後、ニコラス・マドゥロ大統領から最初の発表が行われた。

【ベネズエラ】 クーデター企て・続報

マドゥロ大統領は、

「軍司令官たちと話をし、彼らは私と憲法を守ると伝えた。祖国と憲法の秩序を守るために外に出るよう、皆に呼びかける」と語った。

ツイッターから発表を行ったマドゥロ大統領は、自身は鋼鉄のような神経を持っており、平和の勝利を強化するために警戒態勢を敷いていると述べ、「我々が勝利する」と強調した。

一方、ベネズエラ政府は、反政府派と繋がりがある兵士の一団が開始したと伝えたクーデター企ての鎮圧に努めていると発表した。

ホルヘ・ロドリゲス通信・文化・観光大臣兼副大統領はツイッターのアカウントで、「右派の反政府派と共謀する反逆者」の兵士による小規模のクーデター企ての鎮圧に努めていると伝えた。

ディオスダド・カベリョ制憲議会議長は、ニコラス・マドゥーロ大統領を守るために大統領宮殿に集まるよう、人々に呼びかけた。

ヴラジミル・ロペス国防大臣は、「反逆のクーデター企て」に対し警戒態勢を敷いていると述べ、軍部隊には非常事態は起きていないと話した。

今年1月に大統領宣言したフアン・グアイド議長は、ツイッターから3分間の映像を発信し、人々と兵士に、外に出るよう呼びかけた。

グアイド議長は、首都カラカスにあるラ・カルロタ空軍基地付近で、周囲にいる兵士の集団と撮影した映像をツイッターのアカウントから発信した。

この映像で、一台の装甲車の前で、兵士の一団と自宅軟禁措置を講じられている反政府派活動家のレオポルド・ロペス氏と並んだグアイド議長は、憲法を守るために外に出るよう、兵士に呼びかけた。

グアイド議長は、

「ベネズエラ民主的に再興するために行動を起こすよう、あなた方に呼びかける。その時が来た」と語った。

首都カラカスでは今も、一部の軍部隊が道路を封鎖しており、一部の道路では軍車両がいる様子も見受けられる。

 

(2019年4月30日)



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