まんぷく「福ちゃん通信」

2018年10月13日 (土)

福ちゃん通信vol.2

 ヒロイン・福子役の安藤サクラさんの第2週の感想は「1週に続いてこの展開の速さ!すごくない?」です。

そんなサクラさんに、1週間の放送の中から印象的だったシーンの撮影エピソードを聞きました。

 

松坂さんの目を見ただけで涙が出そうになります。

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せきが長引き、ついには血を吐いて入院してしまった咲(内田有紀)。その病気は風邪ではなく結核でした。当時、結核は死に至る病。余命わずかであることを知りながら、家族に心配をかけまいと明るく振るまう咲。しかし、奇跡を信じるみんなの祈りは届かず、臨終の時を迎えます。

 

「咲姉ちゃんが入院してから亡くなるまでのシーンは、とにかく内田さんがずっとせきをしてないといけないので、それが大変そうでした。入院から亡くなるまでの病院のシーンは、朝から一日、時間をかけて丁寧に撮影していったのですが、撮り終えた後は妙に頭がすっきりしていて、『やっと終わったから帰ろう』とか、そういう気持ちにはならなくて。ちょっと不思議なテンションでした。

 

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「第1~2週目までは、家族のシーンが多くて、母・鈴役の松坂(慶子)さん、長女・咲役の内田(有紀)さん、次女・克子役の松下(奈緒)さんと、俳優の大先輩ばかりだったので緊張していましたが、みなさんのお芝居に引っ張っていってもらって、末っ娘らしくいることができました。

松坂さんの目を見ただけで、悲しいとかそういう感情ではなく、ただ人として刺激されて涙が出るような感覚にもなりました」。

 

フレンドリーで飾らないマナミちゃんが大好き!

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ホテルのフロント係の先輩・保科恵(橋本マナミ)は、美人で華があり一見モテそうなのに、実は交際経験ゼロ。福子の英語力の高さを知ってフロント係に推薦したことをきっかけに、福子とは良き友人に。お互いの悩みを打ち明け合う仲になります。

 

「マナミちゃんは、もともとテレビなどで拝見していて、とてもすてきな女性だなと思っていました。実際お会いしたら、思っていた以上にフレンドリーで飾らない方で、すぐに大好きになりました。一緒にいるといつも二人でケラケラ笑っているような気がします。とにかく一緒にいるのが楽しくて、福子がより福子らしくいられる関係性ができたように思います」。

 

「プライベートでも仲良くさせてもらっていて、私は、マナミちゃんがテレビに出ているのを見つけると、一生懸命画面の写真を撮って、マナミちゃんにメールを送ったりしてます(笑)。ロケの時は一緒にご飯を食べに行ったのですが、まだ一緒にお出かけはできていないので、今度行けたらいいな!」 

 

こんな天然な楽しい人は今まで会ったことがない!

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福子が勤めるホテルのちゅう房係・野呂幸吉(藤山扇治郎)は、福子が勤め始めて以来三年間、アプローチのつもりで缶詰を渡し続けましたが、福子にとってはただの親切な先輩。あえなく失恋したことを教訓に、新しい恋の相手・保科恵に猛烈アタックを始めます。

 

「扇治郎さんは、ホントに天然キャラで、こんなに天然な人、今まで見たことがないし、これからも扇治郎さん以上の天然な人には出会わないだろうと思っています(笑)。リハーサル中も、撮影の時も、私たちが思いもよらないようなおもしろい言動をしてくれるので、みんなでおなかがちぎれるほど笑ってました」。

 

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「2週目は、福子にとって苦しく悲しい出来事が多くて、そういう撮影が続く中でも、マナミちゃん、扇治郎さんと一緒に撮影したホテルのシーンではずっと笑っていました。とても楽しい毎日を過ごすことができたのは、お二人の人柄のおかげだと思っています」。

 

次回の「福ちゃん通信」は、10月20日(土)に公開予定です。お楽しみに!

 

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