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【一般スポーツ】

「猪」今野大喜が「我慢」し12位発進 プロキャディーの操縦術に感服

2019年5月3日 紙面から

第1日、16番でティーショットを放つ今野大喜=名古屋GC和合で(浅井慶撮影)

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◆中日クラウンズ 第1日

 地元の中部勢ではプロルーキーの今野大喜(22)=岐阜県恵那市在住=が1アンダー、12位と好発進した。

 「結構、我慢できたと思います。やっぱり、プロは違いますね」。そう言って明かしたのは初めてプロキャディーを使ったこと。「プロになったんだから、プロのキャディーさんを探していたんです。そこで古賀さんが引き受けてくれたんです」。古賀キャディーは昨年、上井邦裕が優勝争いをしたバッグを担いでいた人だ。「距離をしっかり読んでくれたり、やっぱり、プロのキャディーさんはすごいと思った」

 昨年の中部オープンをアマチュアで制し、ナショナルチームで鳴らし、日大でキャプテンを務めた今野は、昨年のプロのQTに自信満々で乗り込んだ。しかし結果はファイナルまで残ったものの決勝まで残れず、アベマツアーも年間5試合ほどしか出られない。

 典型的な猪突(ちょとつ)猛進型で、攻撃的な性格につきもののポカもあった。「古賀さんは行きたい僕を抑えてくれた」。象徴が14番で左にOBを打ってダブルボギーにした15番パー5。ドライバーを握ろうとした今野を制し、3Wに。そんな冷静さが15、16番の連続バーディーにつながった。

 「最後の18番も3Wでバンカーに届かないように打った。ボギーでもいいというマネジメントが、結局アプローチでパーを取れた」。今野はプロキャディーのすごさに感服していた。 (児玉光雄)

 

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