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【芸能・社会】

セクゾ・中島健人は「時代越しソバ」で令和迎えた

2019年5月3日 紙面から

ライブに臨むSexy Zoneの(左から)菊池風磨、佐藤勝利、中島健人、マリウス葉=横浜アリーナで(五十嵐文人撮影)

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 アイドルグループ「Sexy Zone」が2日、横浜アリーナで最新アルバム「PAGES」を引っ提げた全国ツアーの横浜公演初日を迎えた。今ツアーは9都市32公演で過去最多の34万8000人を動員。横浜では5日連続で全9公演を行う。令和になって初のコンサート。メンバーはそれぞれ新時代への思いを口にしながら、さらなる飛躍を誓った。

 オープニングで中島健人(25)は「令和」と書かれたパネルを掲げて登場。青色に染めた髪とサングラス姿で「カラクリだらけのテンダネス」を思いっきり歌うと、令和1発目の決めゼリフが飛び出した。

「セクシーサンキュー!!」

 元号が変わる瞬間は自宅で年越しそばならぬ“令和そば”を食べていたという。「時代越しとして、家族と一緒に。Sexy Zoneはファンの“そば”にいるんだよという意味も込めて。セクシー文化は令和とともにある」。菊池風磨(24)は「大学の友達と僕の自宅で飲み続けて、平成が終わった瞬間にみんなでジャンプしました。“平成ジャンプ”です」と先輩グループの名前になぞらえて笑わせた。

 Sexy Zoneは平成23(2011)年に結成。佐藤勝利(22)は「デビュー曲で僕たちは『時代を創ろう Sexy Zone』と歌っていますが、それを形にするのが令和。トップを走り続けるグループでありたい」とりりしい表情を一段と引き締めた。 今ツアーはファンをより近くに感じられるように、3年ぶりにアリーナ席に外周ステージを設置。窃盗団にふんして登場したオープニング早々、花道から客席通路にダイブしてハイタッチをする大サービスで、ファン1万5000人の心を盗みまくった。中島は「究極の近さ。(ファンの)香りを感じられるんですよ。お花畑のような」と説明した。

 メンバー全員が黄色い安全帽とランドセル姿で小学生のコスプレをして歌う場面や、「ゼンゼンカンケイナイ」という楽曲ではゴールデンボンバーのようなエアバンドに挑戦するなど、セクシーとコミカルを織り交ぜた全34曲のステージとなった。

 菊池は「来年は五輪という大きなイベントがあるので、何らかの形で僕らも関わることができれば。そして、いつか新国立競技場でライブをやりたい」と令和の目標を掲げた。

◆東山の前でピアノ!!

 所属事務所の大先輩、東山紀之(52)と嵐の櫻井翔(37)がこの日、Sexy Zoneのコンサートを鑑賞した。

 東山はフジテレビ系ドラマ「砂の器」(3月28日放送)で中島と共演。天才作曲家・和賀英良役を演じた中島は、同作で猛特訓した成果を披露すべく、「Sexy Summerに雪が降る」をピアノ演奏。開演前には「東山さんの前では間違えないようにしないと」と気を引き締めていた。

 ステージを見届けた東山は「立派なものでした。舌を出すだけであんなに盛り上がるなんてすごい! 令和は彼らの時代ですね」と絶賛しながら「余計なことを考えちゃいけない。マリウス(葉)が落ちないか心配でしたよ」と、昨年末の「ジャニーズカウントダウン」でステージから転落した事故に触れて取材陣を笑わせた。

 

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