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【芸能・社会】

HYDEソロ曲がドラマ主題歌に! フジ系「仮面同窓会」6月スタート

2019年5月3日 紙面から

主題歌を歌うHYDE(中央)と特別映像でコラボする溝端淳平(左)と滝本美織

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 ロックバンド「ラルク アン シエル」のボーカル、HYDE(年齢非公表)のソロ曲「ANOTHER MOMENT」が、東海テレビ制作のフジテレビ系連続ドラマ「仮面同窓会」(6月1日スタート、土曜午後11時40分)の主題歌に決定した。HYDEのソロ曲がドラマ主題歌に起用されるのは初めて。

 ドラマは、溝端淳平(29)が演じる主人公の会社員・新谷洋輔が、高校の同窓会で再会した幼なじみらとかつての体罰教師に懲らしめる程度の仕返しを実行するが、その教師が翌日に遺体となって発見されるという筋立て。大人になりきれない者たちが、少しの出来心から起きた事件をきっかけにいがみ合い、疑心暗鬼になり、闇に落ちていく。

 東海テレビの遠山圭介プロデューサーは「『ANOTHER MOMENT』は救いのない世界で救いを求める者たちの心に射(さ)す一筋の光。切なくも前向きな意志を感じる一曲です。最初に聞いたとき、これほどまでにドラマの世界観とマッチする曲はないと感じ、すぐに主題歌にオファーさせていただきました」と語る。

 HYDEは「前(昨年のソロツアー)からライブで披露していて自分でも気に入っている新曲をドラマに起用してもらえて光栄です。『ここじゃないまた別の瞬間にどこかで出会えるといいな』という曲の世界観とドラマの雰囲気が合っていると思っています」とコメントを寄せた。

 同曲はHYDEの最新アルバム「ANTI」(6月19日発売)に収録されるほか、3日から全世界でデジタル配信がスタートする。

◆溝端「作品と絶妙にリンク」

 ドラマのエンディングでは毎回、HYDEと溝端、ヒロインの滝本美織(27)が同曲でコラボする特別映像も流れる。溝端は「歌詞も含め、この作品とHYDEさんの世界観が絶妙にリンクしていて、僕ら役者とはまた違う視点での表現は刺激になりますし、いい影響を与えてくださっています」とコメント。滝本も「切ない歌詞と世界観ですが、HYDEさんの迫力ある歌声で『後悔や立ち止まることがあっても、諦めるにはまだ早い、自分の殻を壊せ』というメッセージを訴えかけられているような気持ちになります」と語った。

 

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