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【サッカー】

バルセロナ、メッシの2ゴールなどでリバプールに完勝

2019年5月3日 紙面から

3点目のゴールを決めるメッシ(ゲッティ・共同)

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◇欧州CL<準決勝・第1戦> バルセロナ3-0リバプール

 【ロンドン原田公樹】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は1日、バルセロナで準決勝第1戦の1試合を行い、4季ぶり6度目の優勝を狙うバルセロナ(スペイン)はFWリオネル・メッシ(31)が2得点し、ホームで前回準優勝のリバプール(イングランド)に3-0で快勝した。バルセロナは前半26分にFWルイス・スアレス(32)が先制ゴール。劣勢だった後半30分にメッシが追加点を奪うと、同37分には直接FKを決めた。第2戦はリバプールのホームで7日に行われる。

 2-0の後半37分、ゴールほぼ正面約30メートルからメッシが左足で狙った直接FKはきれいな弧を描き、ゴール左上隅に突き刺さった。自身、公式戦通算600ゴール。しかも勝敗を決定付けるダメ押し弾に「狙い通り入ってくれた」。本拠地カンプノウがメッシコールで揺れた。

 4日前に2季連続26度目のリーグ優勝を決めたバルサは攻守ともに動きが滑らかだった。前半26分にスアレスが絶妙なスライディングシュートで先制。後半はリバプールの反撃を受けながらも巧みにいなし、同30分にスアレスのシュートがバーに当たってはね返ったところをメッシが押し込み、追加点を奪った。

 メッシは「まだ何も決まってないが、今日の結果には満足している。今季は以前のようにボールを支配しない戦い方で少し苦戦したが、必要な策を講じることができている。彼らにアウェーゴールを与えなかったことは大きい」と手応えたっぷりに語った。

 4季ぶりの決勝進出へ大きく前進したが、バルサは昨季、ローマ(イタリア)との準々決勝で第1戦を4-1で取りながら第2戦で逆転されて敗退している。バルベルデ監督も「すばらしい結果だが、昨季も第1戦は3点差で勝った。似たような状況」と浮かれ気味の選手にくぎを刺した。

 

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