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ライチョウ 展示時間延長 ファミリーパーク

黒い夏羽に生え替わりつつあるニホンライチョウに見入る来園者たち=富山市古沢の市ファミリーパークで

写真

 富山市古沢の動物園「市ファミリーパーク」は、国の特別天然記念物で絶滅危惧種でもあるニホンライチョウの公開時間を大型連休中は午前九時半~午後三時半に変更して展示している。これまで午前と午後に分けていたが、ライチョウが落ち着いており、体調に問題がないと判断した。(山中正義)

午前9時半から午後3時半まで

 大型連休で来園者が多いことも考慮し、四月二十八日から午前十一時半~午後一時半の間に設けていた休憩時間をなくした。ライチョウの様子に異変がなければ、連休後も継続する。

 公開当初は白い冬毛で覆われていた雄二羽の体は、黒褐色の夏羽に変化しきている。連休後半に入った二日も飼育展示施設「ライチョウ舎」には次々と来園者が訪れ、元気よく動き回るライチョウの姿に見入っていた。

 石川県白山市千代野小学校五年の河野かのんさん(10)は「私の動きに合わせて付いてくるのがかわいかった。鳴き声も聞けて良かった」と喜んでいた。

 

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