アリシー

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アラサー女子の日常あるある!? クロさんのマンガに共感の嵐

アラサー女子の日常あるある!? クロさんのマンガに共感の嵐

アラサー女子の日常。それは、Instagramのファッショニスタやコスメアカウントのようにキラキラしたいと思ってもそう簡単にはいかないもの。

出会いをもとめるコンパのはずが、これでは単なる飲み会に。

「猫を飼っていると結婚できない」といわれる理由はきっとコレ……。

こちらのアラサー女子の心にグサリと刺さるマンガを描いているのはクロ(@cro_______cro)さん。Instagramで10万人以上のフォロワーがいる人気クリエイターです。共感を呼ぶクロさんのマンガはどのように生まれているのか? ご本人にインタビューしました。

■困ったことも恥ずかしいことも描いて笑ってしまえ

――クロさんのプロフィールを教えてください。

「クロと申します。関西在住のアラサーで保護猫2匹を引き取って暮らしています。婚活中です。ゲームのグラフィックデザインをメインに、イラストや漫画のお仕事をちまちま続けています。2017年3月からInstagramでエッセイ漫画を投稿し始めました。家族の話を中心に婚活やアラサーゆえの悩みなどを描いています。投稿+描き下ろしをまとめた書籍『アラサークロのインスタ映えしない日常』(KADOKAWA刊)を2018年春に出版しました」

――書籍の帯に「私だってしたかったよ、おしゃれなインスタグラム」とあって切ない気持ちになりました。なかなか映えることができない日常をマンガにするアイデアはどこから拾っているんですか? 

「日常で起きたことを漫画にしているだけなので、特に考えていないです。あえて言えば、日常の失敗もネタにしてしまうことですかね。困ったことも恥ずかしいことも、描いて笑ってしまえ~って(笑)」

――Instagram用のマンガを描くのはどんな時が多いですか? 

「最近は仕事が忙しくあまりマンガが描けていませんが、自分が『描きたい、楽しく描ける!』っていうタイミングを待って描きます。自分が楽しんで描いていないものを他の人が楽しく読めないんじゃないかな? と思うんです。深夜にインスタで漫画を公開しているクリエイター仲間と電話しながら作業することが多いですね」

――Instagramで公開するようになったのはどうしてでしょうか?
 
「自分の本当にやりたいことを考える時間が欲しくて6年勤めた会社を退職しました。その時に気付いたのは絵が描きたいということ。どうせ描くなら、誰かに見てもらいたいと思い、Instagramでコミックエッセイを投稿してみることにしました。

10万人のフォロワーさんに見ていただけるようになって、今では書籍化も。Instagramを通じてイラストやマンガの仕事依頼も来るようになって、念願だった絵の仕事ができるようになりました」

■生活の隙間時間に読んで『ふふふ』と笑ってほしい

――お気に入りの作品はどれですか?

「『ヒートテック』は基本やばめなアラサーの私を表している作品です(笑)」

――評判の大きかった作品はどれでしょうか?

「1万9000以上のいいねがついた『んぼっ』という甥っ子の話ですね。姪っ子はなかなかしまじろうが言えず『めんめー』と言っていたのですが、甥はさらに上をいきました(笑)。しかも姉の悪意ある悪ふざけ……。我が家らしい光景です!」

――アラサーエピソードだけでなく、近所に住んでいるというお姉さん家族のエピソードもユニークで人気なんですね。今後の活動の予定などはありますか?

「今はグラフィッカーとイラストレーターの仕事の両立で忙しいのですが、慣れて少し余裕ができたら、もっとマンガのお仕事を増やしていければと考えています」

――楽しみにしていますね。最後に読者へのメッセージをお願いします。

「いつも読んでくださりありがとうございます! 私1人の力じゃ何も動かせなかった@cro_______croというアカウントですが、皆さんのお力添えで大きくなったことに、本当に感謝しています。お仕事の休憩時間、育児の合間、友だちとの待ち合わせ、勉強の息抜き、そんな生活の隙間で読んだ時、少し『ふふふ』と笑ってほしい、そんな漫画です。マイペースな更新ですが、今後も気軽にまったりと楽しんで読んでいただければと思います」

街中を歩いている時にでも、おもしろいことを見つける感度が高くなっていれば、インスタ映えしなくても楽しい日常が送れますよね。Instagramや書籍でクロさんのポジティブなマンガを読んで元気をもらってみませんか?


<画像提供>クロ

(田中いつき+ノオト)

東京・銀座にオープン! 無印良品の世界旗艦店ってどんなお店?

東京・銀座にオープン! 無印良品の世界旗艦店ってどんなお店?

4月4日、東京・銀座に無印良品の世界旗艦店「無印良品 銀座」がオープンしました。10階建てのビルには「MUJI HOTEL」やレストラン「MUJI Diner」も入り、無印良品の店舗では世界最大規模を誇ります。日用品はもちろん、青果・お弁当コーナーやベーカリー&ジューススタンド、ブレンドティー工房、刺繍や本の仕立てを行うデザイン工房など「衣・食・住」すべてを網羅する売り場が充実。早速、この新しい無印の他店にはない新しい見どころをレポートします。

■お弁当サービスやジューススタンド……「食」への取り組みが拡大

「ヒトとつながる」「マチをつなげる」をコンセプトにつくられた「無印良品 銀座」。新たな取り組みや見どころは多いのですが、中でも「食」の領域を拡大しているところが今回の店舗のポイントです。銀座店のオープンに伴い閉店した有楽町店でも展開していた青果コーナーも大充実!

これまでにはなかったお弁当・サラダの販売もスタートしました。無印らしくシンプルな原材料を使った、化学調味料不使用で安心して食べられる「日替わり弁当」は750円。

他にも、カオマンガイやビビンパなど6種類を用意している「世界のローカルごはん」(650円)に、サラダ(500円)やカットフルーツ(400円)などがあり、近隣に暮らす方や職場が近い方にとってはうれしいサービスです。

また、銀座という街ではなかなかない朝7時半開店のベーカリーコーナーも。

おすすめはこちらのロールパン(90円)。

バターがたっぷり練り込まれたもっちり食感のロールパンは、フランス産ゲラントの塩がアクセント。試食をいただきましたが、ロールパンというよりクロワッサンのようなバター感&サクフワ感! ロールパンの概念が覆りそうなおいしさです。リピート買い間違いなしの一品。お値段も安いので、まとめ買いしたくなります。

他にも、毎日でも食べられる飽きのこないシンプルなパンが多くラインナップされています。コーヒーサービスもありますよ。

そして、女子が大好きなジューススタンドも! 季節の野菜やフルーツをふんだんに使ってスパイスやハーブをきかせた新鮮なフレッシュジュースや、牧場直送のジャージー牛乳を使ったソフトクリームが楽しめます。ジュースはSサイズ350円、Mサイズ480円。ソフトクリームは380円です。

この日のラインナップはいちごビーツ、オレンジキャロット、アボカドケール、ジンジャーパインの4種でした。

素材をまるごと味わえて栄養もたっぷり。お店に来たらマストで飲みたいですね。

■試飲もできる! ブレンドティーのオリジナルセレクト

大型店のコンテンツとして銀座でトライアルスタートしたのが「ブレンドティー工房」。32種類のレシピからお好みのお茶をその場でブレンドしてくれます。

まずは「リフレッシュ」「リラックス」「おやすみ前」「お食事と」という4種類の飲むシーンから気分に合ったものをセレクト。そのあと「有機緑茶」「有機ほうじ茶」「有機スイボスティー」の中から茶葉を選び、32種類用意された香りや味わいのレシピを選び、最後にグラム数と包装袋を決めてできあがり。

ギフト用には、こんなスタンプも用意されていました。文房具コーナーに置かれているのを見たことがある方も多いと思いますが、ノートなどに自分用の印をつけるためにスタンプを押せるサービスです。包装紙にお好みのスタンプを押せば、オリジナリティーも出すことができますね♪

■「MUJI Diner」では時間帯向けの定食サービスも

無印良品のレストラン「MUJI Diner」もオープン。

7:30~11:00は朝食、11:00~15:00は昼食、17:00~22:00は夕食と、時間帯によって提供される定食が変わります。

また、友人同士や家族で同じテーブルを囲んで一緒に食べられる小皿料理・大皿料理も。サラダバーやワインバーもあるので、つい長居してしまいそうです。

こちらは豆腐工房。こだわりの大豆を使用した、できたてのおぼろ豆腐をその場で提供してくれます。

試食でいただきましたが、大豆の濃厚な風味がダイレクトに感じられるやさしいお味。できたてをいただけるのがうれしいですね。

「素の食」をテーマにしており、野菜も肉も魚もすべて、生産地や生産者がわかる食材で作られています。

こういった「食」への取り組みは、他店へも拡大していく狙いだそう。今後は全国の大型店舗を中心に、サービスが拡大していきそうですね。

■デザイン工房では刺繍や本の仕立ても

ところで、無印良品に刺繍のサービスがあるのをご存知ですか?

店舗内で購入した服やバッグなどの布製品にお好みの刺繍を施してくれるサービスです。現在、全国のいくつかの店舗で実施されていますが、今回新たなバリエーションを追加して大人も普段使いできるような刺繍を増やしたそう。

アルファベットで自分のイニシャルの刺繍を入れたり、好みの動物などの刺繍を入れても可愛いですね。価格も200円~とリーズナブル。無印の商品はシンプルなデザインのものが多いだけに、刺繍のワンポイントが映えそうです。

デザイン工房の隣には、本のコーナーも充実しています。「MUJI BOOKS」は店舗によって今までもありましたが、今回、新たに「本の仕立てBOOKS工房」という、好きな本と末永く付き合っていくためのお直しサービスが始まりました。本のリペア&リメイクをしてくれるなど、本好きにはうれしいサービスです。「MUJI BOOKS」には、コンセントやWi-Fiが使える小さなカフェスペースも。お気に入りの本を見つけたら、早速ここで読みふけりたいですね。


食の取り組みをはじめとした、人々の「感じ良い暮らし」を実現するさまざまな商品やサービスが従来よりもわかりやすく、パワーアップして展開している「無印良品 銀座」。日本では初となる無印良品のホテル「MUJI HOTEL GINZA」も同時オープンしたので、地方から東京に来る際には宿泊を視野に入れてもいいかも。無印の世界観を一同に感じられる「無印良品 銀座」、ぜひ訪れてみて。

(アリシー編集部+小林麻美)

※価格は税込です。

written by

小林麻美
小林麻美
ミーハー成分多めなフリーの編集兼ライター。三十路を過ぎて二度の出産を経て、体力の低下を実感中。疲れても疲れてなくても、何はなくとも甘いものを摂取していたい。家族旅行やお出かけも大好きだけど、基本は家でマンガを読みながらゴロゴロするのが好きなインドア派。
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