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元ネタはあの生物! こころの第三医薬品「お文具さん」に癒される

元ネタはあの生物! こころの第三医薬品「お文具さん」に癒される

Twitterで人気のイラスト「お文具」。ほんわかイラストで癒やされる人がたくさんなんです。

お茶を勧めてくれたのは良いのですが、お文具たちはどうやらだいぶ小さい様子で、接待されるのは指先! それでも、あるがままを受け入れてくれるお文具の姿に癒やされますね。

何となくつまらなくてスマホを見て夜更かししてしまう時は、お文具が「夜ふかし芋」でお腹を満たしてくれます! 満腹になったらほっこり気分で眠れますね。

Twitterで見かけて以来、お文具にはまった筆者。

手帳に描いたり……

大根おろしアートにしたりして癒やされています♪ が、どんな生き物なのか、謎が多いのも事実。そこでお文具さん(@imoko_iimo)にお文具の秘密を伺いました。

■お文具とは?

――お文具さんのプロフィールを教えてください。

「酒造会社の社員です」

――一言で言うと、お文具とはどんな生き物でしょうか?

「心にとめてくれる人が1人でもいればいいと思いながら生きている生物です」

――なぜ「お文具」という名前なのでしょうか? いわゆる「文具」とは大分違いますよね。

「文具を嫌いな人はほとんどいないであろうということと、人畜無害そうというイメージで名前をつけました。ありそうでなかった名前ということや、『文具』という言葉の響きが好きだったこともあります」

――モデルになった生き物はいますか? 声や動きなど実際の生き物や人などに近いイメージのものはありますか?

「目を点で描いている部分はサンショウウオ、ウーパールーパーなどを取り入れています。そういう顔が単純に見える生き物が好きなので。動きや発言に関してはほぼ自分自身です」

――うちにも来て欲しいのですが、お文具はどこに現れやすいなどの傾向はありますか?

「少しでもお文具を思って下されば、どんな人の心の隅っこにいるはずです。彼らは温暖で、のどかな気候を好みますので、そうした環境を作ってあげてください」

――お文具を描くようになったきっかけはありますか? また、それをTwitterで公開するようになったのは、なぜでしょうか? 

「周りで仕事や勉強で疲れている人を見て『自分にできることを』と、絵を描き始めたのがきっかけです。疲れている人に絵を描いて、直接届けてもよかったんですが、恥ずかしくて。間接的に届いたらいいなとSNSへの絵の投稿を始めました。思った以上に見てくださる方が増えて、大変ありがたいです」


――お気に入りの作品はどれですか? 

「全ての4コマに愛着があるので選ぶのは大変なのですが、強いて言うなら『充電がないスマートフォンとお文具』ですね。スマートフォンの充電が切れそう……という日常である悲しい出来事を、お文具を添えてフフフと笑える4コマ漫画にできたのが良かったです。あのような作品をまた思いついたら描きたいです。」

■お文具の生存エリアを広げたい

――今後の活動の予定などはありますか?

「今のスタイルを維持しつつ楽しく描き続けたいです。そして、本やグッズなどの物としてもお文具の生存が確認されればなと思っています」

――お文具が本やグッズになった時用の貯金を始めますね。最後に読者へのメッセージをお願いします。

「私の変な絵にお時間を割いて見てくださる方が大勢いらっしゃって、大変感謝しております。深読みせず、何も考えずに今まで通り今後とも見ていただければと思います。よろしくお願いします」


今後の活躍も楽しみなお文具さんのアカウント。TwitterだけでなくLINEスタンプも大人気なお文具をチェックして、癒やされてみませんか。


<画像提供/お文具さん>

(田中いつき+アリシー編集部)

東京・銀座にオープン! 無印良品の世界旗艦店ってどんなお店?

東京・銀座にオープン! 無印良品の世界旗艦店ってどんなお店?

4月4日、東京・銀座に無印良品の世界旗艦店「無印良品 銀座」がオープンしました。10階建てのビルには「MUJI HOTEL」やレストラン「MUJI Diner」も入り、無印良品の店舗では世界最大規模を誇ります。日用品はもちろん、青果・お弁当コーナーやベーカリー&ジューススタンド、ブレンドティー工房、刺繍や本の仕立てを行うデザイン工房など「衣・食・住」すべてを網羅する売り場が充実。早速、この新しい無印の他店にはない新しい見どころをレポートします。

■お弁当サービスやジューススタンド……「食」への取り組みが拡大

「ヒトとつながる」「マチをつなげる」をコンセプトにつくられた「無印良品 銀座」。新たな取り組みや見どころは多いのですが、中でも「食」の領域を拡大しているところが今回の店舗のポイントです。銀座店のオープンに伴い閉店した有楽町店でも展開していた青果コーナーも大充実!

これまでにはなかったお弁当・サラダの販売もスタートしました。無印らしくシンプルな原材料を使った、化学調味料不使用で安心して食べられる「日替わり弁当」は750円。

他にも、カオマンガイやビビンパなど6種類を用意している「世界のローカルごはん」(650円)に、サラダ(500円)やカットフルーツ(400円)などがあり、近隣に暮らす方や職場が近い方にとってはうれしいサービスです。

また、銀座という街ではなかなかない朝7時半開店のベーカリーコーナーも。

おすすめはこちらのロールパン(90円)。

バターがたっぷり練り込まれたもっちり食感のロールパンは、フランス産ゲラントの塩がアクセント。試食をいただきましたが、ロールパンというよりクロワッサンのようなバター感&サクフワ感! ロールパンの概念が覆りそうなおいしさです。リピート買い間違いなしの一品。お値段も安いので、まとめ買いしたくなります。

他にも、毎日でも食べられる飽きのこないシンプルなパンが多くラインナップされています。コーヒーサービスもありますよ。

そして、女子が大好きなジューススタンドも! 季節の野菜やフルーツをふんだんに使ってスパイスやハーブをきかせた新鮮なフレッシュジュースや、牧場直送のジャージー牛乳を使ったソフトクリームが楽しめます。ジュースはSサイズ350円、Mサイズ480円。ソフトクリームは380円です。

この日のラインナップはいちごビーツ、オレンジキャロット、アボカドケール、ジンジャーパインの4種でした。

素材をまるごと味わえて栄養もたっぷり。お店に来たらマストで飲みたいですね。

■試飲もできる! ブレンドティーのオリジナルセレクト

大型店のコンテンツとして銀座でトライアルスタートしたのが「ブレンドティー工房」。32種類のレシピからお好みのお茶をその場でブレンドしてくれます。

まずは「リフレッシュ」「リラックス」「おやすみ前」「お食事と」という4種類の飲むシーンから気分に合ったものをセレクト。そのあと「有機緑茶」「有機ほうじ茶」「有機スイボスティー」の中から茶葉を選び、32種類用意された香りや味わいのレシピを選び、最後にグラム数と包装袋を決めてできあがり。

ギフト用には、こんなスタンプも用意されていました。文房具コーナーに置かれているのを見たことがある方も多いと思いますが、ノートなどに自分用の印をつけるためにスタンプを押せるサービスです。包装紙にお好みのスタンプを押せば、オリジナリティーも出すことができますね♪

■「MUJI Diner」では時間帯向けの定食サービスも

無印良品のレストラン「MUJI Diner」もオープン。

7:30~11:00は朝食、11:00~15:00は昼食、17:00~22:00は夕食と、時間帯によって提供される定食が変わります。

また、友人同士や家族で同じテーブルを囲んで一緒に食べられる小皿料理・大皿料理も。サラダバーやワインバーもあるので、つい長居してしまいそうです。

こちらは豆腐工房。こだわりの大豆を使用した、できたてのおぼろ豆腐をその場で提供してくれます。

試食でいただきましたが、大豆の濃厚な風味がダイレクトに感じられるやさしいお味。できたてをいただけるのがうれしいですね。

「素の食」をテーマにしており、野菜も肉も魚もすべて、生産地や生産者がわかる食材で作られています。

こういった「食」への取り組みは、他店へも拡大していく狙いだそう。今後は全国の大型店舗を中心に、サービスが拡大していきそうですね。

■デザイン工房では刺繍や本の仕立ても

ところで、無印良品に刺繍のサービスがあるのをご存知ですか?

店舗内で購入した服やバッグなどの布製品にお好みの刺繍を施してくれるサービスです。現在、全国のいくつかの店舗で実施されていますが、今回新たなバリエーションを追加して大人も普段使いできるような刺繍を増やしたそう。

アルファベットで自分のイニシャルの刺繍を入れたり、好みの動物などの刺繍を入れても可愛いですね。価格も200円~とリーズナブル。無印の商品はシンプルなデザインのものが多いだけに、刺繍のワンポイントが映えそうです。

デザイン工房の隣には、本のコーナーも充実しています。「MUJI BOOKS」は店舗によって今までもありましたが、今回、新たに「本の仕立てBOOKS工房」という、好きな本と末永く付き合っていくためのお直しサービスが始まりました。本のリペア&リメイクをしてくれるなど、本好きにはうれしいサービスです。「MUJI BOOKS」には、コンセントやWi-Fiが使える小さなカフェスペースも。お気に入りの本を見つけたら、早速ここで読みふけりたいですね。


食の取り組みをはじめとした、人々の「感じ良い暮らし」を実現するさまざまな商品やサービスが従来よりもわかりやすく、パワーアップして展開している「無印良品 銀座」。日本では初となる無印良品のホテル「MUJI HOTEL GINZA」も同時オープンしたので、地方から東京に来る際には宿泊を視野に入れてもいいかも。無印の世界観を一同に感じられる「無印良品 銀座」、ぜひ訪れてみて。

(アリシー編集部+小林麻美)

※価格は税込です。

written by

小林麻美
小林麻美
ミーハー成分多めなフリーの編集兼ライター。三十路を過ぎて二度の出産を経て、体力の低下を実感中。疲れても疲れてなくても、何はなくとも甘いものを摂取していたい。家族旅行やお出かけも大好きだけど、基本は家でマンガを読みながらゴロゴロするのが好きなインドア派。
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