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【ヒロインランキング】総括

作者:Gyo¥0-

 この文章はわたしが2019/4/6(以下、年号は省略)に主催した個人企画、【ヒロインランキング】の総括となります。


 特に有意義な文章であるかどうかは不明ですが、今後の個人企画を行われる方への参考となれば幸いです。


 この文章はすべて敬称略で、個人名も出していきますが、全ての個人に対し、貶めるような意図は一切ございません。


 不快であるという場合は、申し訳ありませんがご連絡いただければ、イニシャルに変更するなどの措置は取らせていただきます。


 感想欄は公開していますが、単純にお疲れ様等のコメントは不要です(→書くなら活動報告に)。


 何らかの質問、ご意見、事実とは異なるという訂正箇所等ございましたら感想欄に書いていただければ幸いです。

前提



 個人企画、あるいはなろう運営の行う公式企画というものが存在します。元々わたしはそれに対して特に何らかの想いを持ってはいません。


 ただ、わたしの「お気に入りユーザー(以下、友人と記載)」の一人だった『古城ろっく』氏が運営によりBANされた後、別の友人の『あっちいけ』氏が追悼企画的意図のあるイベント【すげどう杯】(3/9~3/17)を行いました。たまたまその時にわたしが書いていたエッセイがロック音楽をテーマとした漫画の紹介文で、これは【すげどう杯】に出せる内容だなと考えました。


 文章をそのイベント用に修正しました。その作品が、『Namako Inc.(なまこ株式会社)presents:なろうの友人たちにとあるマンガを紹介したいだけの「すげーどうでもいい」エッセイ。何故そんな個人的話をエッセイにするのかね君。【すげどう杯企画】』です。タイトル長い。


 その文章はわたしのお気に入りの漫画を『殴り書き書店』氏に紹介するという形をとっていますが、できれば多くの人の目に留まって欲しい(お気に入りの漫画をより多くの人に知って欲しい)という考えがありました。また、なろうに登録する多くの作家の常として、自作品が多くの読者の目に留まって欲しいという欲求も人並みにあります。


 そういう意味ではこのイベントは渡りに船でした。イベントに参加することによって、イベント参加者が読んでくれ、また彼らが面白いと評価してくれればポイントが入ります。またわたしの友人たち(以下、友人たちのつながりによる集団をクラスタと表現します。相互評価クラスタと呼ばれるものとは異なる意図であることはご理解ください)をも読んでくれ、その何人かは評価してくれるだろう。このポイントにより間違いなく日刊エッセイランキングの5位以内に入れると考えました。


注:ここではエッセイカテゴリにおいて、日刊ランキングの5位以内に入れればとりあえず勝ち、入れなければ負けというスタンスで物事を考えています。


 自分の活動報告(以下、割烹)でイベントの告知をし、『あっちいけ』氏のマイページに「一番槍もらうぜ」と書き込みに行き投稿します。3/9の0時台に投稿しましたが、同日朝のランキングで5位以内に入り、最高3位で2日間近く5位以内に入っていました。ええ、個人的勝利条件を満たしました。


 もちろん、この行為の意味はわたし個人のことだけではなく、参加した企画の成功についても考えています。というよりはどちらかと言えばそちらがメインです。わたしのこの文章は普通に書いても日刊エッセイの5位以内に入ることは可能と考えていますが、この告知により、わたしの友人や『あっちいけ』氏の友人の読むタイミングをわざと「合わせて」投稿直後に票が入りやすい状況を作りました。


 イベント開始直後、ランキング上位に【すげどう杯企画】という文字を含むタイトルが長く残ることにより、『あっちいけ』氏の友人以外にも企画を周知してやろうという意図がありました。わたしの影響があったのかなかったのかは不明ですが、これを皮切りにこれ以降、参加者の作品の多くが同カテゴリーのランキング上位に多く見られるようになりましたし、外部の方がこの企画に参加もしておりました。


 企画の成功です。


 しかし、後日『あっちいけ』氏の割烹(3/18,3/21)において、「企画に参加されていない方には迷惑をかけた」、「評価受付禁止にしておくなどの措置をしておいた方が悪目立ちしないかも」、などの表現がありました。


 詳細については同氏が3/21に上げられたエッセイ『『すげどう杯』という企画をやった結果の、主催者としての感想』に記載されています。


 同エッセイと割烹の趣旨は非常に良く理解できるものです。また批判を背負い、それを企画の参加者に向かわないよう尽力された『あっちいけ』氏には感謝いたします。


 一方でこれを読んで、わたしの立場だとそれは違うな、とも思いました。何が言いたいかというと極めて単純な話で、「評価受付禁止」だったらわたしは参加していないということです。


 また別件ですが相内充希さんの行っていた企画、『共通書き出し企画』でもトラブルがありました。こちらはわたしは参加していませんので詳細は省きますが、企画とはというものを考える理由の一端とはなりました。




今回の企画を行うこととなった経緯とタイムライン


 元々は、わたしのエッセイ『━━ <なまことー。ξ゜⊿゜)ξ <どりるのー。ぐだぐだとーくしょー。』のネタです。このエッセイは読者からエッセイのネタを募集し、それに対して返信していくというラジオのトークショー的なエッセイですが、それに『殴り書き書店』氏がヒロインランキングをというリクエストがありました。


 その後、同氏との話の中で企画にして広く参加を募れば楽しいのではないかという話になる。


 この企画、ある意図の元にわたしが前面に出ていますが、広報など一番頑張ってくれたのは『殴り書き書店』氏です。感謝を。



4/1:

『殴り書き書店』氏とランキングをイベントにしないかという話をする


4/2:

運営に『ランキング企画を行うことの可否について』という問い合わせを行う

Gyo¥0-(以下Gyo)割烹にて企画を行うという告知『好きなヒロインランキングやろうぜ!杯のお知らせ』


4/3:

運営より返答

これを踏まえ、Gyo割烹にてイベント内容の説明『【ヒロインランキング】イベント説明!』


4/5:

割烹にて『【ヒロインランキング】参加報告板』を立てる。

『【ヒロインランキング】企画開幕!~なまこの愛するヒロインたち。 ぷろろーぐ。なんだ、この企画?』をエッセイに投稿

割烹にて『【ヒロインランキング】企画、開始1時間半前です!』


4/6:

イベント日


4/7:

『【ヒロインランキング】企画終了!~みんなの愛するヒロインたち。』をエッセイに投稿



 運営への問い合わせの内容は、4/3の割烹に書いた内容をやって良いかどうかそのまま聞いたものです。


 それに対する返信から大まかな内容を抜粋します。


「頂いております情報のみでは、明確な回答を致しかねる。

 基本的な方針として、現在、なろうでは他作品の批評や感想等の意見を作品として投稿することについて、現時点では問題との判断は行っていない。

 だが、読み物としての体裁を保っていないと判断される作品が確認されました場合には、運営側で対応。

 小説本文を使用しての宣伝、誘導、外部サイトのURLの掲載を原則禁止。

 小説・詩・エッセイに含まれない企画に関する情報告知や自作品の宣伝を含む情報の掲載は活動報告で。

 これを確認したうえでGyoが対応の判断を行うこと」



企画の参加者


 35名が参加してくれました。


内訳

投稿:エッセイ:12+1(集計)

投稿:その他:7

活動報告:自分ので:8

活動報告:Gyoので:6


 事前に想定していた通り、エッセイとその他の日刊ランキング上位の大半を同企画の作品が4/6の昼から4/7までしめていましたが、二日間でほぼランキングから姿を消しました。




企画の反応



参加者:

 まあ、企画に参加したうえで、わざわざつまらなかったよという人は正直いないでしょうが、ポジティブな反応が返ってきています。



参加者ではない友人:

 感想欄や活動報告のコメント欄に出没して、参加作品を見ていてくれているな、企画を盛り上げてくれているなという方が何人もおりました。また『Shiba』氏は自身の活動報告でも『【ヒロインランキング】の企画を応援するのさ、ヒャッハー』(4/6)とこういったイベントを行っていると告知していただきました。



部外者:

 ここでは企画に参加しておらず、友人でない人からの寄せられた反応について記載します。イベント開催前に想定していた、直接的にネガティブな反応はありませんでした。これはちょっと想定外。


 直接的なメッセージ・否定的な感想・コメント・投稿もなし、参加者の作品の感想欄も確認していますが、ネガティブな意見は無し。


 もちろん、これは直接的な不満がぶつかって来づらいような企画運営の方法にしたというのもあります。ツイッターなどでは不満のコメントがあったとの話を聞いていますが、ぶっちゃけわからんのだ!ツイッターアカウントはあるけどつぶやかないし。


 一点、ニュートラルな立場のエッセイが1つ書かれているのを確認しています。『個人企画への不満意見からモラルについて考えていく』(4/6)『賽子ちい華』ですね。企画参加者が何名か感想欄に書いていることを確認していますし、わたしもそこに感想は書き込んでいます。


 あのエッセイは分かりづらいですが、決して今回の企画に対してネガティブな意見ではありません。


 企画参加者の誰かが噛みつきにいったら止めないととは思い、ちょこちょこ感想欄を覗いてましたが、皆さん、冷静にコメントしておりました。すばらしい。


 あれは「伝聞と推定、論旨のすり替えによって読者に不安感をあおり、考察させる」タイプのエッセイです。内容としては「なろうにおけるモラルとは」というものを広く訴えかけているものであり、書き方はともかく、論旨としてはわたしも非常に良い事であると思っています。


 そこの感想欄に『K』氏がネガティブな反応を示しておられたので、直接メッセージを送りました(ここだけは名前を伏せさせて頂きます。わたしは彼を非難する意図は全くありませんが、そう取られても困りますので)。詳細は後述。


 同じくそこの感想欄に企画についてポジティブな意見も書かれる。



ヒロインランキングという企画について



この企画におけるわたしの目的は以下のものです。


1:楽しむ

2:クラスタの活性化

3:作者ではないユーザー(以下読み専)の参加

4:今までの企画運営を踏まえ、今後の企画運営におけるサンプル作成


一石四鳥狙ってるあたりわたしも欲深い。



1:楽しむ


 これには4つの階層があります。


1-a:参加者が楽しむ

1-b:自分が楽しむ

1-c:参加者に近い非参加者が楽しむ

1-d:企画を知らない無関係な読者が楽しむ


a

 当然のことです。参加者が楽しめずに面白い企画などできませんし、次に続きません。今回の参加者からはポジティブな反応が返っているように思います。

 みなさん、楽しんでくれたのではないかな?


b

 これも大切です。例えば、ネガティブな意見が沢山送られてくるとか、想定より企画運営が大変すぎるということがあれば、それは負担が大きすぎるということでしょう。

 次回の企画運営者がやりづらい状況になるかと思います。

 幸いにもわたしは決して辛くはありませんでした、これは殴り書き書店氏の協力があったことも大きい。手間的にも精神的にも、サブの企画運営者はいたほうが良いように思います。

 この文章書いてるのは面倒くさいけど、別にこれは次回以降書く必要はないし、書くとしてもこんな長文にする必要はない。


c

 上記、「参加者ではない友人」ですね。彼らが読んで楽しんでくれればなと思いました。これもOK。

 この段階でこのイベントは運営の言う、「読み物としての体裁を保っていないと判断される作品」群ではないと胸を張って言えると思います。


d

 これは企画が単なる内輪ネタだけで盛り上がるのではなく、一般の人にも波及するものであるレベルであるかどうかというところにあるかと思います。

 理想的には企画はここまで持っていきたい。そして今回の企画はここまで達していると考えている。

 理由は2つ、

『個人企画への不満意見からモラルについて考えていく』の感想欄に、この企画を楽しかったと擁護してくれた外部の方がいたこと。

『【ヒロインランキング】企画終了!~みんなの愛するヒロインたち。』に評価点をくれている人の数が、わたしを「お気に入りユーザー」にしてくれている人がこの作品に投じたポイント数より大きい。つまり全く無関係である部外者がポイントを投じてくれたと言えること。

 というか、割とわたしの友達たちが評価点入れてくれてないわけですよ、ええ(笑)

 ここから逆説的にわたしとわたしの友達のクラスタが、相互評価クラスタでないことは明らかですね。



2:クラスタの活性化


 これも3点。


a

 わたしや殴り書き書店さんのいるクラスタの中で、あまり他の作者さんとのつながりが薄い、あるいは読者の少ない人の認知度を上げたい。


b

 わたしはどちらかというと受動的で、自分からお気に入りに登録した人は少なく、お気に入り登録してくれた人が作者だったり、割烹を書いているとこちらからもお気に入りにするというパターンが多いんですね。よって、あまりこちらの作品の感想や割烹に書き込んでくれないとどういう嗜好なのかってあまりわからない。そのあたりを知りたかった。


c

 わたしと殴り書き書店さんだとクラスタに共通している人物も多いのですが、そうでない人物も多い。互いの割烹で名前などはよく見かけるが直接絡んだことないなという人が結構いるので、そことの交流を図りたかった。


 以上3点がこれに対する目的。達成していると言って良いと思われます。



3:読み専の参加


 この企画は、作品として投稿する、割烹に書き込む、Gyoにメッセージを送るの3通りの参加方法が存在しました。それはこの意図のためです。


 基本的には作品として投稿するほうが企画運営としても読者としても楽です。企画用キーワードを設定し、それの検索ページへのリンクを貼っておけば、それだけで誘導ができるので。


 割烹へのリンクをまとめて検索する方法はないので、利便性の面で大きく劣ります。


 また、売名行為にもなりません。参加者はせっかく企画に参加してくれたのですし、作品としてアピールできる方が嬉しいと思います。


 ですが、割烹やメッセージでもOKとしたのはこれ。気軽に読み専や、文章書くほどの自信や時間はない人でも参加できること。


 なぜ読み専を参加させたいのかというと、彼らに書く楽しみを知ってほしい、昔は書いていたけど今は筆を置いている人に再び筆を執るきっかけにしてほしい、評価される喜び・感想や活動報告を書かれる喜びを知ってほしいというところでしょうか。


 今回はランキングという参加しやすいイベントだったというのも、せっかくだから読み専の人たちにも参加してほしいという意図はありましたね。


 また今後企画を行うとき、がっつりした創作の企画もやって欲しいとも思いますが、こういう軽い企画ならこの意図は踏襲できるものと考えます。



4:今までの企画運営を踏まえ、今後の企画運営におけるサンプル作成


 今書いているこれのことです。




企画への不満に対するスタンス



 結論から言えば、どんな形であれ企画という動きを行うことにより誰かに不満・不利益が発生することは当然だと考えています。

 誰からも全く不満が出ない企画というものが存在したとしたら、それは企画という体をなしていないとも思います。


 故に、わたしの考えている企画運営はこうなります。


「企画による不満は発生するが、その不満が『まあいいか』と思われる程度であり、参加者が最大限楽しめるバランス」


 ツイッター等で不満の声が上がるのは仕方ないと思っています。ですが、直接不満がぶつけられていないというのは、『まあいいか』のレベルだろうと。


 直接不満がきたら、それを持って運営さんに「こんな意見があったんですよ、改善が必要じゃないですか!」と意見を持っていこうと思っていたりもしたのだが、来なかったしね。別にいいんじゃないかな。


 もちろん、この文章に改めて批判が書かれるかもしれません。しかし企画終了してから3週間わざと待っていたのです。それで不満が来ていないということは、『まあいいか』のレベルであったとわたしは認識しています。


 唯一、批判的なものをいただけたのは先述の『個人企画への不満意見からモラルについて考えていく』への『K』氏のコメントです。これも本来わたしへの直接的なメッセージではないので気にすることもなかったのですが、せっかくなので、詳しくお話を聞きたいと思いました。「当企画に対し、ご不満やご意見はありますか」という内容のメッセージを送らせていただきました。幸い、お返事をいただけたので、内容を要約すると以下の通りになります。


「やっていることはスパムで新着やランキングを荒らしているのと変わらない。テーマと創作性があるならまだしも。あの内容なら割烹で十分だった。ポイントを反映させない、1つのエッセイと感想欄で行う方法もあった。もう好きにやればいい、学生さんには付き合いきれない。」


返信の要約は以下の通りです。


「世の中のあらゆる媒体において、ランキングという企画は存在する(例:このライトノベルはすごい!)ため、企画として成立しないという意見には反論できると考えている。

1つのエッセイと感想欄で行うという手法は感想欄の使い方の規約上無理。

割烹で行うのは検索性が悪くて企画を行うのは難しい。

ポイント反映に関しては検討すべき要素、完全に内輪ネタならそうすべきと思う。

k氏には満足いただけず遺憾だが、参加者以外の読者も楽しんでいるので無価値とは言えないだろう。

わたしの意図として、企画を一日に限定することで、当日と翌日まではランキングを占拠するが、その次の日にはほぼ無くなるやり方をした。

参加者の平均年齢は30代じゃないかな」


 上記の通り、企画の内容に関してわたしは心配していません。また、運営により削除されたエッセイもないことから、作品としての体をなしていないものはないと胸を張って言うべきでしょう。


 新着やランキングの占拠は基本的に作者に対して発生する迷惑です。わたしは日時を1日と限ることで、この迷惑を小さくしようとしました。


 今回、作者からの不満がなかったため、投稿者の人数が数十名程度であれば、問題ないと考えて良いでしょう。


 読者に関しては迷惑をかけていると考えてはいません。エッセイ・その他日刊ランキング100位までのうち、たかだが10くらいが1日~2日占拠されていて、被る不利益があるとは考えていないので。


 もちろん、より大規模なイベントを行ったり、企画の頻度が高くなりすぎても話は変わるでしょう。


 あくまでも『現状なら』このやり方で問題なかったというのがわたしの結論です。




企画内部における問題



 今までは企画と外部に関するトラブルについてに焦点をあてましたが、ここからは企画内部に関して。企画、特にランキングを今後行うなら、今回のに加えて以下のことに注意すると良いです。



1:タグについて


 【ヒロインランキング】企画なんですが、投稿時にタグに入らないんです(タグは10文字まで)。そこで【ヒロインランク】とタグに入れるようイベント説明に書いたんですが、分かりづらかったですよね。

 『稲村皮革道具店本館』氏がそのワードをタグに入れていなかったので、検索ができなかったんですね。

 本来ならメッセージを入れて修正して貰うのが筋なのですが、こちらの指示が分かりづらいこと、ワンデーイベントであることと、同氏が仕事のためメッセージを送っても見ないことが分かっていたため、タグを使わない検索に変えてしまいました(最初は【ヒロインランク】の検索だったものをヒロインランキングの検索にリンクを変えている)。本来、あまり良くない対応ではあります。


 改善すべき点:企画名とタグ名を変えるなら、もっと分かりやすくまるで違う言葉をタグに指定させるべき(例:【ぐだぐだの法則】)。それが入っていないものはメッセージと割烹で注意を呼びかけるのみにすべき。



2:便乗者がでたこと


 企画に参加していないのに、便乗して『木場兇太郎』氏が『ヒロインランキングどぅえーす!!』というヒロインランキングを書いた作品を投稿したこと。

 まず、誤解がないように言っておくと、便乗者が出たこと自体は非常に嬉しいことです。なぜなら、わたしたちが企画を行っているのをみて、これ面白い、自分もやりたいと思わなければ便乗しないからです。

 では何が問題なのかと言うと、1のタグと関係していて、リンクから検索されてしまうんですね。

 読者や参加者が彼も企画に参加者していると誤解するのが問題です。実際のところ同氏はわたしの企画のルールを書いた割烹を見ていないはずで、企画のルールを守っていない。故にわたしは全参加者に感想を書いていますが、これには感想を書いていませんし、集計にも入れておりません。


 改善すべき点:1と同じ。違う言葉のタグをしっかり考えておくべきだった。そこまでやってタグまで合わせに来たのなら、こちらのルールを説明して参加者に組み込むか、タグを外してもらうなどの対処が取れる。



3:ランキングを2種類書いた人が出たこと


 『雨音AKIRA』氏が、1~5位のランキングを2種類出したんですね。読み物としては意欲的でとても面白かったです。

 ただ、今回の集計方式には噛み合わない形なんですよね。これに関してはこちらの問題点は明らかで、事前にしっかり集計するという意図を説明すべきでした。


 改善すべき点:説明の「1~10位までの10人を順位づけて発表すること」の後に、「後日集計を行う予定なので、別の形での発表を希望する場合はメッセージを送ること。ない場合、集計には加えない」の一文を入れるべきだった。




4:集計が面倒


 『殴り書き書店』氏が集計取ってデータを送ってくれたんですが、データに間違いがあって、それを結局調べなおすという。その際に、割烹に書かれたものを探しに行くのが非常に面倒でした。


 改善すべき点:集計を行う企画なら、どのような発表形式であってもメッセージでリストのみ別途送ってもらうようにするべき。これは絶対したほうが良いです。




その他考察


【】をタイトルに入れさせるべきか


 これがタイトルに含まれていると、企画参加作品と一目で分かるというメリットと、ランキングをこれがしめていると威圧感があるというデメリットがあると考えられます。

 入れさせない方が批判はされづらいかな?

 事前に、タイトルに入れるか入れさせないか、統一させると良いでしょう。



ランキングからの除外


 まずは部外者が楽しめるかどうかが焦点と考えます。

 あまりにも内輪ネタである、元ネタありき等の要素があるならランキングから除外すべきと思います。

 一方で今回のように外部の方も楽しめる企画であれば、ランキングから除外する必要はないと考えます。筆者は常により多くの人に読んで貰いたくて書いている筈なので。

 もちろん、企画を楽しめない人もいるでしょうが、それは普通に作品を投稿しても発生することです。


 次に焦点となるのは参加人数についてです。

 参加者が100名以上の規模で投稿のみ参加、カテゴリーが1つか2つでワンデーイベントとした場合、日刊ランキングが完全に機能しなくなります。

 ここまで来ると、他作者への迷惑のみならず、読者への迷惑もかけることとなるので、ランキング除外等の施策は考えるべきです。



イベント期間


 今回は内容が割と書きやすいものであることもあり、1日のみといたしました。

 ランキングを占拠する期間を一日に絞るという意味合いもあります。

 期間を長期化するメリット、デメリットはそれぞれありますが、この手のランキング企画ならさっと1日でやってしまうのが良いと考えます。

 ただし、事前告知、準備期間はもう数日あった方が良かったとは思いました。

 小説や詩などを創作する企画ならイベント期間は長くとっても問題ないでしょう。同時期に行われていた『アヤ』氏の企画はわたしも参加しましたが、トラブル無く運営されていました。

 本来は内輪ネタの企画ではあるのですが、企画の内容が【ネコが登場する小説大会】と、部外者が楽しみやすいこと。参加者がばらばらの時期・ジャンルに投稿し、ランキングを占拠することがなかったことなどが理由として上げられます。



 以上、こんなところであろうかと。

 次に企画を行うどなたも、楽しく行えますように。


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