2019年04月30日 23:00 - 00:25

NEWS23 星浩 雨宮塔子

本日のトップニュース/どこよりも深く!詳しく!最新情報をお届け。スポーツ情報も満載!政治とカネの問題や事件のその後など、調査報道のコーナー「追跡」は不定期で。 ▽著名人らの多様な働き方を紹介するコーナー「働き方図鑑」、私たちの暮らしに起きつつある“変化"をとらえるコーナー「異変アリ」は不定期で。  ▽世界中で取材を展開する特派員が、その街の息遣いを伝えるコーナー「セカイは今」も随時放送。 星 浩 雨宮塔子  駒田健吾  宇内梨沙 ■番組HP  http://www.tbs.co.jp/news23/  ■twitterのアカウントはこちら!  @news23_tbs  https://twitter.com/news23_tbs  ■facebook  http://www.facebook.com/news23.tbstv 情報をお待ちしています。番組ホームページ または news23@best.tbs.co.jp までお願いします。 番組の内容と放送時間は変更になる場合があります。 雨宮塔子 / 駒田健吾 / 宇内梨沙

次回からはアルペンスキーとパラパワーリフティング
二刀流の飽くなき挑戦
いよいよ改元まで1時間を切りました。
歴史的瞬間が近づいている感じがしますね。
間もなく新しい時代が始まります。
平成から令和へ、今夜の「NEWS23」は
放送時間を延長します。
列島各地からの中継を交えながら、
改元の瞬間を皆さんとともに迎えたいと思います。
では早速、各地の中継の様子なんですが
まずは渋谷にいる品田さん、お願いします。
渋谷、スクランブル交差点に来ています。
日中から雨は降り続いています。
そして人の数も多いんですが、
今日、ここまでトラブルになっている様子は見受けられません。
ただ、近年、イベントの際に騒動が起きることが多かった
この渋谷の街、果たしてどのような形で
新元号、令和の時代を迎えるんでしょうか。
後ほどまた、中継でお伝えします。
こちら、大阪道頓堀です。
大勢の観光客、特に海外からの観光客が目立ちます。
シンガポールから来たという観光客は
新しい時代に立ち会えてうれしいですと、
笑顔で話してくれました。
一方で、今後の混雑に備えて
あちらのかに道楽では、
閉店時間を早めますと言っていました。
岐阜県郡上市です、こちらでは新しい時代を
踊りの輪で迎えようとしています。
お盆の時期に行われる郡上踊り、
この中には、徹夜踊りと呼ばれる
文字どおり、夜を徹して踊るものがありまして、
今日は新元号を祝おうと、午後8時から
この後、午前2時まで郡上踊りが行われます。
お囃子の響き、熱のこもった踊りがお祝いのムードを盛り上げます。
今夜は10カ所以上と中継を結んで
平成最後の日が間もなく終わり、
憲政史上初の退位とともに改元を迎えます。
天皇陛下は今日、退位の儀式をすべて終えられました。
午前0時をもって退位され、
同時に、皇太子さまが新天皇に即位されます。
平成最後の日、今朝からの動きです
平成最後の朝は雨でした。
皇太子さまを乗せた車が、半蔵門に来ました。
午前9時過ぎ、退位に向けた儀式に出席するため、
皇居に入られた皇太子さま。
秋篠宮ご夫妻や、眞子さま、佳子さまら
皇族方も続きました。
そして、午前10時過ぎ、
陛下は退位することを皇室の祖先や
神々に伝える儀式に臨まれました。
場所は一般参賀などが行われる宮殿の奥に位置する宮中三殿。
まず、天照大御神をまつる賢所を参拝されました。
陛下が身にまとわれているのは、黄櫨染御袍です。
その独特の赤みがかった茶色、
黄櫨染という特別な手法で染められた色で
光の当たり方によって、色合いが変化します。
平安時代に天皇だけが着用できる色として
定められたのが始まりとされます。
一礼し、賢所の内部に入られた陛下
日本古来の言葉で退位を報告されました。
その後、歴代の天皇や皇族をまつった皇霊殿、
国中の神々をまつる神殿にも同様に参拝されました。
平成最後の今日、この日を記念に残そうと
全国様々な場所で行列ができた。
明治神宮に、長い行列ができています。
その先には、あのように御朱印の受付があるんです。
明治神宮には、日付が書かれた参拝の証、
御朱印を求める人が多く詰めかけた。
こちらは東京中央郵便局。
お目当ては、平成31年4月30日の日付が入った消印。
こちらは熊本市のJR平成駅。
駅名が書かれた看板の前で記念撮影をする人や
平成と書かれた切符を購入する人などで混雑した。
ホームには、フォトパネルや記念のスタンプ台も。
そして、平成の次は令和。
千葉県のマザー牧場では、令和にちなんだ
ヒツジ文字の練習をしていた。
エサをまき、そこにヒツジを放すと…
千葉県のマザー牧場では、明日の本番を前に
150頭のヒツジによる練習が行われた。
出てきました、ものすごい数のヒツジが出てきました。
人文字ならぬ、ヒツジ文字で令和。
山形県では、子どもの手形や足形などの
焼き物をつくるイベントが。
平成の終わりに天皇陛下へ思いを馳せる人もいる。
東日本大震災の被災地、岩手県大船渡市では…
これだけの人々が皇居前に集まってきています。
その皇居には、午後4時頃から
続々と黒塗りの車が入っていった。
皇太子ご夫妻の姿が見えました。
笑顔で手を振ってらっしゃいます。
雅子さま、白い帽子に、白い服を着ていらっしゃいます。
笑顔でした。そして、午後5時から退位に向けた
最後の儀式、退位礼正殿の儀が始まりました。
皇居の宮殿と呼ばれる建物の中で、
最も格式が高いとされる松の間。
侍従が皇位のシンボル、三種の神器の剣やまが玉などを
台の上に置いていきます。
国会議員や都道府県知事など
およそ300人の参列者を前に
天皇陛下が国民に向け、天皇として
最後のおことばを述べられました。
国民への感謝を示された陛下。
そして、新しい時代へ向け、皇后さまとともに願うことを
こう述べられました。
壇上から降りる際には、皇后さまの手をとり
足元を気遣われた天皇陛下。
すべての公務と儀式を終え、
静かに宮殿を後にされました。
ここからは皇室制度に詳しい、
静岡福祉大学の小田部雄次名誉教授に
お話を伺います、よろしくお願いいたします。
夕方に行われた退位礼正殿の儀では、
天皇陛下が最後のおことばを述べられましたが、
小田部さんはどのような部分に注目されましたか?
私は、幸せだったという言葉が非常に心に残りまして、
象徴としての務めを果たしながら
国民と心が通い合って、国民も私を認めてくれたという思いが
非常に強く伝わりました。
もう1つ、世界という言葉を、当たり前のようなんですが、
我が国だけの幸せだけではなくて
やはり諸外国を回られた陛下らしくて、
我が国と世界の平和というような、
視野が広いことは、非常に心に残りましたね。
そして印象的なシーンが、壇上から下りられるときに、
陛下が美智子さまに手を差し伸べられたという。
非常に配慮がありましたよね。
おことばの中にも、皇后とともにとあえてひと言入っていますが、
やはりお二人は戦争中の疎開世代、
同じような世代で、しかも名代として、お若い頃から
諸外国を回られてきて、
ともに戦ってきた、ともに戦後の日本を
頑張って生きていこうという、同士のような印象を受けましたね。
星さんは今日の陛下のおことばを、どのように聞かれましたか?
象徴ということにこだわりがあったのかなという気がしますね。
戦争体験されて、新しい憲法の中で
新しい天皇像はどうあるべきかと
ずっと考えてこられて、
最後は象徴としての私を受け入れてくれたという
国民に感謝するというところに
たどりついたわけですけれども、
美智子さまと一緒に、手探りで歩んでこられた
象徴についての旅の終着点というのが
今日の退位の儀式だったかなという気がしますね。
ここで中継です。
皇居前の山内さん。
皇居の前、少し雨が強くなってきました。
そして、肌寒いです。
私の後ろに薄く白くぼんやりと見えるのが伏見櫓、
そして、あの森の中に、御所があります。
天皇皇后両陛下なんですけれども何事もなければ
夜9時、10時にはお休みになるということですので
最後の夜、ゆっくりと過ごされているのではないでしょうか。
また私がいる、ここ皇居前広場なんですけど
大変がら~んとしているの、おわかりいただけますでしょうか。
夕方6時からは立ち入りが規制されていますので
報道陣以外、誰もいない、
大変静かな夜となっています。
今日午後5時から行われた退位礼正殿の儀の後、
天皇陛下は皇太子ご夫妻を初めとした
皇族方、愛子さまや悠仁さまなど、未成年皇族の方々、
そして宮内庁の職員らに退位の挨拶をされました。
出席した宮内庁の元幹部によりますと
挨拶の場は、非常に和やかな雰囲気で
陛下はこれまで、長い間自らを支えてくれたことに対して
感謝の言葉を述べられたということです。
明日、即位される皇太子さまは、どうされているかわかりますか?
皇太子さまは儀式を終えて夕方には、
東宮御所に戻られました。
明日の朝、またこちらの皇居にいらっしゃるということです。
今日昼間、皇居前広場に行ったんですが
全然違う景色でしたね。
昼間はたくさんの方がいらっしゃったんですけれどもね。
明日新たに天皇となる皇太子さまなんですが、
即位に伴う2つの重要な儀式に臨まれます。
まず、午前10時半からはこちらです。
剣璽等承継の儀が宮殿松の間で行われます。
小田部さん、どんな儀式になりそうですか?
従来の伝統を踏襲するということで
実は、皇族女性は参加されないと。
これは男系男子が皇位を継承するということなので
これは、そういうしきたりがあったということですが、
参列する方の方は、閣僚に女性がおりまして、
戦後の、そういう意味では新しい考え方なんですが、
参列者の方に女性がいて、
実は、新しい天皇陛下の皇后さまはいらっしゃらないと、
ちょっとバランスが悪いような感じを
私は受けてますけれども。新しい皇后さまがいらっしゃらな
いというのはちょっと。
そして、その後なんですが、午前11時10分からは
新皇后となった雅子さまとともに、
即位後朝見の儀に臨まれます。
新天皇として初めてのおことばを述べられますが、
これはどのようなおことばになるでしょうか?
ことばはやはり、今の陛下と同じで
やはり日本国憲法を遵守して、
しかも、象徴天皇として、
しかも平和を守りたいというのがベースにあると思うんですね。
ただ最近の皇太子殿下の会見などを拝見していますと、
自己研鑚という言葉をよく使われまして
前向きに、これから頑張りますという意味で
非常に心強いおことばだと思いますが、
もしかしたら、そういうことばが入ってくるのかなという
気がしております。
また明日もお人柄がうかがえるようなおことばが。
秋篠宮家の長男、悠仁さまの中学校の机に
ナイフが置かれた事件で、
逮捕された56歳の男が、防犯カメラの配線を切断して
逃走したと見られることが新たにわかりました。
男が出てきました。
昨日、JNNのカメラがとらえた連行の瞬間。
悠仁さまが通われているお茶の水女子大学附属中学校に
侵入した疑いで逮捕された
自称長谷川薫容疑者。
長谷川容疑者が逮捕されたのは、
神奈川県平塚市のホテルだった。
警視庁は、長谷川容疑者が悠仁さまの机などに
果物ナイフ2本を置いたと見ていますが、
その後の捜査関係者への取材で
事件の計画性が浮かび上がってきた。
長谷川容疑者が侵入した大学の敷地内にある、
一部の防犯カメラの配線が
切断されていたことがわかりました。
防犯カメラの配線を切断した後、
ハサミを捨てて逃走したと見ている。
長谷川容疑者は、中学校に入ったのは間違いないと
建造物侵入の容疑を認めているが
動機や学校との接点についてはわかっていないとのこと。
過激派組織イスラム国の指導者、
バグダディ容疑者のものとされる映像が
新たに公開された。
本人と確認されれば、
たびたび死亡説が出ていたバグダディ容疑者の
5年ぶりの映像となる。
映像の中で、バグダディ容疑者と見られる人物は
アルジェリアの政変や
イスラエルの総選挙などに触れていて、動画は比較的最近に
録画されたものと見られる。
平成最後の今日は全国的に
すっきりしない天気となりました。
明日、令和初日の天気ですが、
気温は高いながらも全国的に雲が多く、
北海道や近畿から関東では、引き続き雨の予想です。
そのため、令和の初日の出は
見られる場所が限られそうです。
北陸や山陰地方など、日本海側で
雲のすき間からの初日の出が期待できそうです。
平成も残り33分となりました。
平成最後のスポーツは、プロ野球からまいりましょう。
テーマはGWにふさわしく、こちら金。
平成の野球史に輝く歴史的一戦。
中日×巨人、10.8決戦。
1994年、史上初めて
リーグ最終戦で同率首位同士の優勝決定戦となり
巨人が先発三本柱の豪華継投で勝利。
そして平成の大エース、斎藤雅樹。
最後は栄光の18番、桑田真澄。
レジェンド3人が、東京ドームを沸かせた。
最高の雰囲気でスタートした巨人は1回、岡本。
平成最後の4番が先制タイムリー。
投げるは平成最後のドライチ、高橋優貴。
しかし中日福田にスリーランを浴び、プロ初黒星。
巨人、平成ラストゲームは逆転負け
ハマスタは、平成最後の延長戦に。
10回、試合を決めたのはヤクルトの代打、荒木。
値千金の3試合連続決勝打。
ヤクルト、平成を3連勝で締めくくった。
甲子園は今日唯一のナイター。
これが正真正銘、平成ラストゲーム
阪神のゴールデンルーキー、近本。
開幕からチームを牽引するスピードスターが
タイムリースリーベース。
3-0とリードを広げる。
そして、そのまま逃げ切った阪神。
平成最後の夜空に勝利のジェット風船が舞った。
平成最初のホームランは、この人だった。
巨人の原辰徳監督。
若大将が東京ドームで打った。
そして今日、平成最後のホームランは、甲子園。
広島のバティスタ。
ちなみに平成に飛び出したホームランは
合計4万5238本。
明日、令和初のホームランを打つのはどの選手でしょうか。
93回のフルマラソンを走ってきた川内優輝は
平成最後の日も激走。
福島の川内村で行われた、川内の郷かえるマラソン。
大会名のかえるにちなんで
カエルのかぶり物をしているランナーが大勢いる。
今月からプロランナーになった川内。
ハーフマラソンの部に出場し、
平成最後はトップでゴールした。
卓球世界選手権、女子ダブルスで
48年ぶりの銀メダルに輝いた
伊藤美誠が今日、帰国した。
みまひなペアのポイントが取り消しに。
勝負を分けた疑惑の判定について、伊藤は…
改元まで30分を切りました。
東京都内の2つの場所から中継です。
まずは、スカイツリーの小林さん。
今日は平成から令和にかけてのカウントダウンイベントということ
営業時間を延長しています。
今後ろでは、令和の特別ビールが
無料で50本配布されている状況です。
その限定ビールというのが、こちらです。
キンキンに冷えた缶ビール、
こちらに祝令和と書かれていますよね。
皆さん、このビールを片手に
特別な瞬間を迎えることとなりそうです。
白い紙がセットされているこちらの大きな機械、
新聞を印刷する輪転機の一部となっていまして
長さおよそ18m、大型バス1.5台分もあるんです。
この後、令和最初の新聞、令和元年と書かれた
新聞の印刷が始まります。
つい先ほど毎日新聞の方から、データが送られてきまして
準備も整いました。
この後、印刷される大迫力の様子をお届けしていきます。
こちらは現在の渋谷の様子ですね。
平成も残すところ20分を切りました。
平成から令和へ、ここからは改めて
盛り上がりを見せる日本各地の様子を交えながら
令和がどんな時代になるのか考えていきたいと思います。
そんな令和の時代を支えていく
若い方々をゲストにお迎えしました。
まずはすべて平成生まれの方なんですが、
平成12年生まれ、卓球の伊藤美誠選手です。
美誠さんは世界卓球が行われたハンガリーから
自宅に戻らずにすぐに駆けつけてくださったという、
ありがとうございます。
今日、夕方ですもんね、着いたのが。
そして首もとにはこちら、卓球ダブルス、
銀メダル、おめでとうございます。
改めて今大会で一番、伊藤選手が学んだこと、何でしょうか?
3種目とも実力を出せた大会だったので
それでメダルは1つだったんですけれども、
実力を出し切った大会だったので、
これからまだまだ実力を上げれるなと思えた大会でした。
今日は伊藤選手とともに、このスタジオ全体で
令和をともに迎えますので、どうぞよろしくお願いします。
そして、お隣は平成元年生まれになるんですね、
ケイン樹里安さんです。
文化社会学などを研究されていますが、
ケインさんは、この令和を前にして
人々が盛り上がりを見せているのをどうお感じになっていますか?
まず思ったのは、年末の感じに似てるなと。
多分、盛り上がりながら、みんなどう過ごしていいのか
お互いにうかがいながら、
とりあえず盛り上がっておくみたいな感じで、
でもいつもと変わらないので、
おいしそうなご飯とったりとか、
何か口実に誰かと会いに行くとかやってて、
思い思いに、戸惑いながら、
でもちょっと盛り上がりに参加しようかなと、
とまどってるのかなという気もしたりします。
今も渋谷が映っていますけれども、
今後どう盛り上がっていくのか。
お隣は平成11年生まれの
トラウデン直美さんです、よろしくお願いいたします。
トラウデンさんはモデルとして活躍する一方で、
慶応大学で政治を学んでいらっしゃるということなんですが、
つい最近、20歳の誕生日を迎えられて
そして、ほぼ同時に令和に突入するということなんですよね。
先週、ちょうど成人になりまして、
改元のタイミングで20歳になれたというのは
すごく縁を感じるといいますか、
気を引き締めてしっかり大人として歩んでいかないと
いけないなと思いました。
いずれもこのような若いゲストばかりなんですけど、星さん。
若い人にいろいろ学びたいと思います。
さらにお若い方をお迎えするんですよね。
実は歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさんが
後ほど、このスタジオに駆けつけてくださいます。
それでは、令和直前、列島各地の様子を見ていきたいと思います。
まずは既に多くの人で盛り上がっているようです、
渋谷にいる品田アナウンサー、お願いします。
ここ30分ほどの間に、
多くの人がスクランブル交差点のところに集まり始めました。
というのも、駅の構内を見てみますと、
カウントダウンをしたいということで、
渋谷、雨が降っていますから、その雨宿りをしている方が
少しずつ出てきているようなんですね。
さらにカウントダウンに向けて、交差点で
立ち止まる人たち、そして家路につきたいんだけれども
駅の構内に入ることができないでいる人たち、
そういった人たちでスクランブル交差点のところが
かなりの人の多さになっています。
そして、警察官が時折、立ち止まらないでくださいと
アナウンスするんですけれども、
それもなかなか、どこから声を出しているのか、わからない状況です。
続いて東京スカイツリーです。
こちらは、350mの天望デッキからお伝えしていますが、
窓の外、見てみてください、
グレーのカーテンがかかっているように見えているんですが、今日は
あいにくの天気で
雲の影響で、外の景色、見ることができないんです。
ただ、スカイツリー内は皆さんの熱気で包まれています。
こちら、特別仕様の入場券なんですけれども、
ありがとう平成、おめでとう令和と書かれています。
こういった入場券も思い出の品となりそうですよね。
平成最後の夜に浮かぶ提灯の明かり、
おはやしが響きわたる岐阜県郡上市です。
毎年お盆の時期に徹夜で行われる
郡上踊りというものが有名でして、
今宵は平成を躍りで送って、
令和を踊りで迎えよう、
そのように特別に行われております。
午後8時から行われているのですが、心配されていた雨も
午後3時過ぎにはやみました。
現在、多少肌寒く感じるんですが、
踊っている皆さんにとっては、正直ちょうどいいのかなという感じで
す。
運営側によりますと、全国から
1万5000人の方が参加しています。
この時間になっても皆さんから疲れの表情は見えませんね。
何なら日付が変わるのを前に一体感が増すのと同時に、
どんどんボルテージが上がっていまして
私、基本的にこちらに立っているだけなんですが、
何やらこちらまで気分が高揚してきます。
この後、カウントダウンイベントが行われるため、
いったん、踊りは休憩となりますが
その後、再び午前2時頃まで行われる予定となっております。
迎える令和はどういった時代になるんでしょうか。
番組では、様々なデータなどに基づいて
令和はこうなるという未来年表をつくりました。
題して、令和年表です。
東京オリンピックパラリンピックは、伊藤選手は
一番気になるんじゃないですか?
東京オリンピックで優勝したいという思いを
ずっと小さい頃から立てていたので、
そろそろなんだなって思いますね。
令和2年、来年ですよ。
あっという間ですね、本当に。
美誠さん、今18歳でいらっしゃいますよね。
お隣を見ますと、令和4年、成人年齢が18歳に
引き下げられるんですね。
これも美誠さん、今の年齢ですもんね。
移動手段も、ついにここまで来たという、
何々が販売スタートするんですが
一体、何が販売されるのか、VTRをご覧ください。
これは5年前に始まった大きな夢。
小さな車が空を飛んだ。
そして去年、人が乗れる大きさになって、
空を飛べるようになった。
来年の東京オリンピック。
国立競技場に現れるのは、人が乗った空飛ぶ車。
世界が注目する開会式、
大役が待っている。
空飛ぶ車が聖火台に火をともす。
そんな目標を掲げて、現在、開発が急ピッチで進んでいる。
プロジェクトの若きリーダーの夢は…
販売目標は5年後の令和5年。
さらに、令和15年にはこんな未来が。
誰もが使える簡単操作で、自動運転も可能。
値段は2000万円台が目標。
答えは、空飛ぶ車だったわけですね
昭和生まれの雨宮さんや私にとっては
まさか自分が生きてる間にこんなものがつくれるかと
思ったんですが
平成生まれのトラウデンさん、いかがですか、いよいよ…?
これは私、ビックリしますね、
映画の世界が本当になってしまうんだなと
ワクワクする反面、エネルギー源って
どうなっているんだろうと疑問はありますね。
公共交通の手段だとエネルギーが
みんなで分散されますけど、
これ1人用なんで、1人乗りなんで
どうなってるんだろうなって思います。
ここでお一方、ゲストが到着されました。
きゃりーぱみゅぱみゅさんです、どうぞ。
よろしくお願いします。
きゃりーさんは平成5年生まれ、
現在26歳ということで、
今日は真っピンクの。
これはテーマは今日、何かあるんですか?
令和に向けて、ショッキングピンクで決めました。
いつもこだわりがおありになるんですよね?
お洋服、すごい好きですね。
平成生まれということで、きゃりーさんも
元号が変わる瞬間に立ち会われるのは初めてですよね、
どんなお気持ちですか?
平成が終わるときはちょっと寂しいなと思ったんですけど、今日とか
でも、やっぱり令和に向けて、すごくワクワクしますね。
今日は一緒に令和を迎えましょう、よろしくお願いします。
さて、ここで中継でお伝えしましょう。
こちら軽井沢のホテルでは、
改元の瞬間をまたいで結婚式を挙げようとしている
カップルがいるんですね。
現場の長谷川さん、お願いします。
平成最後の夜、霧雨が降る中ではあるんですが、
暖かな光に包まれています。
長野県軽井沢町の軽井沢プリンスホテル、
フォレスターナ軽井沢です。
先ほど手元の温度計を見たところ、9度ということで
今の時期では、軽井沢では一般的な気温ではあるんですが
かなり濃い霧も出ていまして、
非常に寒さを感じます。
そんな中、改元婚がもう間もなく始まろうとしています。
式はお二人の希望で、お二人のみで行われます。
間もなく新郎新婦が
こちらの会場に入場し、式が始まります。
改元婚を挙げるのは、新潟県三条市の
守屋翼さん、小林美香さんです。
式の前に2人は、平成と令和の
自作の額を手に記念撮影に臨みました。
チャペルの中は準備がすべて整いまして
新郎新婦を迎えるその時を待つばかりといった様子です。
この後、午前0時に誓いのキスを交わしまして、
令和とともに新たな人生をお二人はスタートさせます。
日付を忘れやすいということで、
私もそうなんですが、きっともっとロマンチックの思いが
あるんでしょうね。
最高のクライマックスがこの後に待っていますからね、
楽しみに待ちましょう。
ところが、結婚に関する気になる予測があるんです。
先ほどの令和年表を見ていきましょうか。
今急激に増えている、
50歳までで一度も結婚していない人、
いわゆる生涯未婚の方ですが、
令和の17年、男性の3人に1人、
女性でも5人に1人が
生涯未婚になると予測されているんですよね、星さん。
よく税金の話なんかのときに
夫婦、子ども2人の標準家庭というような話が出ますが
そういう話は通じなくなって、
家族のあり方も非常に多様になってくるということだと思います。
文化社会学を研究されているケインさんはどうでしょうか?
1つ思うのは、1960年代の前半まで
お見合い結婚が普通で、
つまり恋愛して結婚するんだ、
結婚ありきで恋愛していたというのが、
それから逆転していくんですよね。
つまり幸せの形みたいなものが、
必ずしも結婚に束縛されなくなっていくと。
でも同時に、結婚したくてもできない人も
多分いてはって、
先行くものが要るじゃないですか、
賃金が上がらへんとか、保育園が近くにないとか。
あと結婚したくても、
今、同性婚で訴訟されている方もいるし、
結婚のあり方、家族のあり方、
幸せって何やろなみたいなところを
多分、僕たちは考えないといけないのかなと。
令和でまた価値観が変わっていくんでしょうね、新しい時代で。
こちらの年表に戻りますと、
気になることがあるんですね。
30年以内には70~80%の確率で
南海トラフ地震が発生する予測があるんです。
つまりこの間、令和元年から
この30年以内に、いつこの地震が
起きてもおかしくないということで、
平成では東日本大震災を初め、
たくさんの災害がありましたよね。
その経験を次の時代にどう引き継いでいくかが重要な課題です。
続いては被災地、宮城県気仙沼から中継です。
宮城県気仙沼市にある東日本大震災遺構、伝承館です。
こちらは、津波の記憶と教訓を後世に語り継いでいこうと、
東日本大震災の被害を受けた
気仙沼の高校を
市が整備したもので、先月オープンしました。
海から500m離れた、この校舎には、
あの日、12mの津波が押し寄せました。
校舎の4階にまで津波は達し
その傷跡が今もそのまま残っています。
そして、私が今いるこちら校舎の3階なんですが、
津波で流されてきた軽乗用車などが
そのままの状態で残されており、
あのときの脅威を今も伝えています。
今日はこちらで、来場者を案内する
語り部として活動する近藤公人さんにお越しいただきました。
語り部をされる中でどういう思いがありますか?
あれから8年、復興が大分進んでおります。
それで津波のつめ跡というものがどんどん見えなくなっている。
それとともに風化が進んでおります。
風化を止めたいなという思いで
語り部をやっております。
近藤さんが語り部をする中で、
一番伝えたいことは何でしょうか?
せっかくこのように、そのままの状態で残っておりますので
これを活用して、大自然の恐ろしさ
津波の恐ろしさ、脅威というものと
命の大切さ、命を守るためのすべというものを
伝えていきたい、
そして、そのためにはどうすればいいか、
それはやはり、普段の訓練であり、
備えである、そういうふうなことが必要であるということを
伝えていきたいと思います。
町の暮らしを一変させた震災ですが
近藤さんにとって平成とは、どういう時代でしたか?
その後は若干異なりまして、
阪神大震災を初め東日本大震災、
多くの災害に見舞われた時代であったなと思います。
海とともに生きてこられた皆さんですので、
次の世代、令和の世代に
どんな思いを引き継ぎたいですか?
その名のとおり、麗しく平和な時代であってほしいなという
思いでいます。
これまでの経験を生かしまして、
自然と共生をする時代であってほしいなと思います。
特に気仙沼は、海との関わりが深いところでございまして
海の恵み、それによって生きている
そして大自然の脅威にも見舞われるということでありますので、
その辺を踏まえてこれから語り継いでいきたいと思っております。
平成の時代で得た経験、
そしてその思いを新しい令和の時代に
つないでいくということですね。
きゃりーさんはこれまで見てきたVTRで
年表でどこが気になりますか?
やっぱり空飛ぶ車、相当気になりますね。
何だろうって思いました。
しかも令和5年って、
そんなにすごい先じゃないので、気になりました。
ぜひライブに使ってください。
やりたいですね。
令和元年まで、間もなく3分です。
平成から令和という新時代へ、いよいよです。
令和まで2分あまりとなりました、皇居前広場です。
こちら、立ち入りが禁止されているので、
がらんとしているように見えるんですが、
実はその境目、多くの人々が集まってきているんです。
恐らく100人以上は来ているでしょうか。
ちょうど警備の方と相対する形になって、
新しい時代の到来を待っています。
日の丸を持っている方、20代くらいの若い方、
親子連れもいました。
皇居前は静かな興奮に包まれています。
こちら、東京スカイツリーです。
こちらの天望デッキには20人近い方が集まりました。
報道陣も20台以上のカメラが集まりまして、
本当に多くの方で賑わっています。
センターにはステージも設置されまして、
カウントダウンの瞬間には、
周りの窓ガラスに映像も投影されるということなんです。
大勢の皆さんが、この令和の幕開け
今か今かと心待ちにしています。
こちら大阪道頓堀です。
1時間ほど小雨が続いていますが
それでも大勢の人だかりです。
今日は大阪府警が150人態勢で
警戒に当たっていて、今のところ、
目立ったトラブルはありません。
阪神タイガース優勝などの際に、
若者が飛び込むことで知られる戎橋ですが、
若者をあおらないように、
グリコの看板のライトが30分前に消されました。
スクランブル交差点です。
先ほどから警察官が今日はカウントダウンイベントはありませんと
繰り返しアナウンスをしています。
ですが、このスクランブル交差点、依然として
多くの人が集まっています。
そして、大きな歓声が上がるようになってきました。
こちらはどんどん人々が前に前にと進もうとしているんですね。
警察官が止めているような姿も見受けられました。
平成から令和へ、
渋谷の街が熱気を帯びてきています。
それでは平成から令和へ、カウントダウンです。
元号が令和に改まり、
令和元年が始まりました。
午前0時をもって、天皇陛下が憲政史上初めて退位され
皇太子さまが新天皇に即位されました。
星さん、平成から令和にかわりました。
どんなお気持ちですか?
昭和から平成にかわったときは、昭和天皇が亡くなられた
直後でしたので
沈痛な気持ちで新しい元号を迎えるということでしたけれども
今回は、こんなに賑やかで、
明るく新しい元号を迎える、
そういう意味では様変わりという感じですね。
後ほど各地の様子をお伝えしますが
空からの映像、
これは渋谷、ビルの上の情報カメラの映像ですが、
スクランブル交差点、きゃりーさん今のところ
混乱はなさそうですよね?
本当にみんな、ちゃんとしてほしい…。
いいことですよね。いいことです、とっても。
皆さん、心の中では落ち着いて迎えたということなんでしょうか。
ケインさん、大阪の道頓堀映った瞬間に、大笑いされてましたが。
まだ飛び込んではらへん、
でも、そういう役割期待みたいなこともあるんで。
若い人の気持ちって、騒ぎたい気持ちがあるんですか?
でも、やっぱり日常がしんどいからこそ、
あえて、ここでいった、みたいな気もしますね。
伊藤さんは、ちょっと疲れた表情をされていて、
令和に変わった瞬間、何か切り替わるものはありました?
あんまり実感沸かないんですけれど、
ただやっぱり令和元年ということで、
今日からスタートしたんだ、頑張っていかないとって
新たな気持ちになりました。
エネルギー沸きましたか、よかったです。
トラウデンさん、いかがですか?
私もまだ実感はないんですけれども、
新しい時代に入ったんだなということで
少し厳かな気持ちで新しい時代を迎えたいなと思います。
こちらの書は、先日、
書家の金澤祥子さんに書いていただいた
令和の書をスタジオに飾らせていただきました。
改めて令和を迎えた各地の様子をお伝えします。
まずは皇居前にいる山内さん、お願いします。
令和を迎えた5秒前辺りから
それまでずっと静かにされていた皇居前広場の
向こうの通りに集まった皆さん、
5秒前から大きな声でカウントダウンをしました。
その後、令和バンザーイという声が
この近くの私のところまで、大きく聞こえてきました。
天皇皇后両陛下は、この令和が来たことによって
上皇、上皇后さまとなりました。新しい時代、雨の中ですが
多くの方が集まってきております。
こちら東京スカイツリーの天望デッキからお伝えしています。
先ほどカウントダウンのイベントが終わりまして、
今皆さん、一斉に思い思いの写真を撮ったり、
一緒に来た方と思い思いの話をされているんでしょうか、
平成と書かれたTシャツを着て
この会場にいらっしゃった人もいらっしゃいました。
このように、映像が流されまして、
カウントダウンが行われました。
カウントダウンした瞬間は大きな拍手に
会場が包まれまして、歓声も大きかったんですよ。
瞬間を迎えた方に話を聞きますと、
この瞬間に立ち会えて本当にうれしかったとお話しされていた方や
ほとんどの方が携帯電話で
動画を撮影していました。
それをSNSに上げたりですとか、
友達に送ると言っていた方もいらっしゃったんです。
この東京スカイツリーは、営業時間を延長して
0時30分まで営業をしています。
今イベントが終わったばかりということで、
この天望デッキ、かなり多くの人で
混雑しているんですけれども、
この熱気、まだまだ続きそうです。
スクランブル交差点です。
先ほどカウントダウンが行われまして、
令和を迎えた瞬間、ワーッと
大きな歓声が上がりました。
そしてそれまで止まっていた人の列が、
嘘のように動き始めまして、
現在、スクランブル交差点では、
人と人とが押し合って、それぞれ
ぶつかり合っている状況が続いています。
依然として渋谷の駅前、人があふれています。
空から見てもわかりますように、
多くの人であふれています。
こちら、大阪道頓堀です。
改元の瞬間、皆さん、カウントダウンを始め、
その瞬間、大きな歓声が上がりました。
皆さん、スマートフォンを片手に
それを録画モードにして、
まさに改元の瞬間を思い出に残していました。
近くのスターバックスでは通行客が
多くなり過ぎたため、大通り沿いのシャッターを閉めて
客の安全確保をしているということです。
現在、チャペルではお二人、笑顔になっていますね。
もう間もなくこちらの式場を後にすると思われます。
改元婚を挙げたのは、新潟県三条市の守屋翼さんと、
小林美香さんです。
忘れられない結婚記念日にしようと申し込んだということで
新郎新婦の希望で、2人だけで
式に臨みました。
式は昨夜11時50分に始まり、
先ほど午前0時、結婚指輪を交換し
誓いのキスを交わして令和を迎えました。
本当に幸せいっぱいのお二人ということです。
この後2人は、こちらのロビーで
スタッフの皆さんにフラワーシャワーで
お祝いを受けるということなんです。
そして日が昇りまして、もう今日の日中ですね、
お二人の趣味であります自転車に乗って
軽井沢町役場に行って、婚姻届を提出する予定になっています。
毎日新聞を印刷している工場に来ています。
ご覧ください、後ろの機械で
令和最初の新聞の印刷が始まったところです。
このように長くつながった紙を一枚一枚高速でカットして
折り畳んで、1部ずつの新聞にしていくんです。
物すごい速さで動いていますが、
時速50km、1時間で18万部の新聞が印刷されるんです。
特別にできたばっかりの新聞を持ってきていただきました。
日付を見てみますと、令和元年と書かれていて
見出しも、新天皇陛下即位、
令和時代の幕開け、このような1面になっています。
そして、先ほど毎日新聞の方から
レイアウトの元データが
工場に送られてきて、このように印刷が始まっているということです。
そして、輪転機の操作をしている近藤さんに伺います。
令和、いよいよ始まりますね。
節目の日に当たることができて、大変光栄に思います。
元号が変わる瞬間でなかったら
ただの真夜中のキスだったり、輪転機だったりするわけですが
元号がかわる瞬間だから、すごいですよね。
それでは、改めていろんな発表や予測データなどに基づいてつくった
令和年表を見ていきたいと思います。
令和17年、何が半減するんでしょうか。
農家だと見られているんです。
そんな農家にとって、今後大きな援軍になりそうなのが
次の中継です、北海道からです。
私は夜の北海道大学の農場に来ています。
ご覧いただけますでしょうか、
大迫力のトラクターなんですが、
よーく見てみますと、運転席に誰も乗っていないんです。
この無人トラクターに代表される
情報通信技術を使いました
ロボット農業が令和の時代の農業を支えます。
今日はこのロボット農業、無人トラクターの
第一人者で、ドラマ「下町ロケット」に登場した教授の
モデルともなりました、北海道大学農学研究所の、
野口教授に来ていただきました。
このロボット農業で、農業はどんなふうに変わるんでしょうか?
日本の農業、労働者不足が深刻なんですね。
そういうときに、こういうロボット農業を使うことによって、
少ない人で大きな面積を管理できるようになるということです。
無人トラクターなんですが、
実はこんなこともできるんです。
先日の北海道岩見沢市の畑です。
無人トラクターが機械を上げ下げし、畑を耕していきます。
プリンターのように畑を行ったり来たり。
これを空から見てみると、何やら文字が見えてきます。
作業開始から2時間後、
先ほど迎えたばかりの令和の文字が畑に現れました。
さて、トラクターがUターンして戻ってきました。
先生、少し歩いてみましょう。
音が鳴りました、
鳴りましたので、少し離れました。
これ、今、止まりましたけど、どういうことなんでしょうか?
ロボットトラクターが我々を認識して、
危険だと察知して、止まって、
アラームを鳴らして警告したわけですね。
安全面にもきちんと配慮されているということなんですね。
重要ですね、これは。
野口先生、農家の方の手応えはどうでしょうか、
やっぱり待ち望んでいたという感じなんでしょうか?
この無人トラクターを開発したきっかけは、
どういった経緯なんでしょうか?
北海道に私いますけれども、北海道も農業の規模が拡大する中で、
人手不足が深刻なんですね。
ですから、こういった技術を使うことによって
農業の省力化が進むということです。
これからの時代は、こういった無人トラクター、
ロボット農業というのが活躍していきそうですね。
そうですね、多くの農家の方に使ってもらいたいと思います。
星さんにお話を伺う前に、伊藤さん
無人のトラクター、迫力のある映像でしたね。
誰も乗っていないんですよ。
はい、すごいですね、私も乗らなくても大丈夫ということですよね。
乗らなくても農業ができるかもしれない。
GPSで宇宙からコントロールできる。
しかも安全面もすごいあって、
人がいても大丈夫だし、
それはすごい、私たちにとって、人間にとって
助かるなって思います。
この衰退していくという農業の手助けになる…?
新しい技術とAIの活用で
こういう形で収益が上がってくるでしょう。
そうするとやりがいが出てくる、
そうすると農業やってもいいかなっていうことで、
また人が集まってくる、そういう循環が
逆に回ってくる可能性があるんですよね。
そういう意味では、新しい時代は新しい循環ということも
あり得るということだと思いますね。
ここで令和が引用された万葉集、
その一節となった、舞台となった
福岡県太宰府市から中継です。
元号発表以降、たくさんの方が詰めかけています
太宰府展示館にお邪魔しています。
こちらには来場者がどちらから来たのか、
シールが貼られています。
昨日、平成最後の日、4月30日は
41都道府県からおよそ3400人が詰めかけました。
元号発表前は一日平均50人ほどだったということで、
70倍近くにまで膨れ上がっているんですよね。
そして、皆さんの目的はというと
こちら、令和という文字が含まれる歌が詠まれた、
梅花の宴を表現した
博多人形、これを写真に撮って帰られるとうことです。
そして、こちらの製作に尽力された
森さんに話を伺います。
太宰府の梅花の宴、意味はどういうものでしょうか?
このように何かをテーマに詩を読むという宴は
中国で行われていた形式なんですね。
それを太宰府の長官である
大伴旅人がこの地で開催します、
しかも、漢詩ではなくて
和歌で開催したということ、
これがとても意義のあることだと思うんですね。
しかも、そのテーマは梅なんです。
梅は当時、中国から伝わってきたばかりの
珍しくも高貴な花で
このように日中の文化を融合したもの、
日本独自のものをつくり上げていった、
そういったようなことにこの宴の意味があると思いますね。
まさに太宰府から発信されていった、
そして令和もここからスタートということになると、
また多くの人が集まりそうな太宰府ですよね。
ここでまたゲストの皆さんに、
年表の中で気になったことを聞いていきたいんですが、
ケインさん、どうでしょう?
僕、さっきのトラクターがめっちゃ気になっていて、
人工知能みたいなものが出てきたときに、
今って割と仕事がなくなっちゃうんじゃないかとか、
過剰に怖がっちゃったりとか、
あと逆に過剰に期待しちゃっているところもあったりして、
人の手を介さないものが増えれば増えるほど、
逆に手づくりとかの価値が出てきたりするわけで。
だからテクノロジーみたいなものが
どういうふうに社会に埋め込まれていくのかを
落ち着きながら見ていた方が、
おもろいんちゃうかなという気しますね。
テクノロジーがどんどん発達すると、
格差が余計広がるみたいな社会学の研究もありますよね、
その辺はどうですか?
今、すごく思っているのは、例えば僕たちの信用っていうものが
データ化されてしまって、
あの人はこのデータ上は信用がないから年金を
減らしてしまえとか、
そのプログラミングを誰が何の目的でしてるのかを
ちゃんとつっこめる自分たちに、
どうなれるかみたいなところが問われてくるのかなという気がしま
す。
きゃりーさんは、例えば令和27年では
AIが人類の知能を上回ると言われていて、
もう皆さんは生まれてからすぐスマホがあったり、
SNSに慣れていたりということなんですが、
こういうところの期待はどうでしょうか?
いろんなことができると思いますし、
でも、確かにスマホとか使ってても
スマホの方が自分より頭がいい感じがしたりするので
既に知能を上回っている気がしてますけどね。
そのAIとどう相対していくことが
令和は必要なんでしょうね?
でも、例えばライブとかでも、AIを投入したライブとか
新しいこと、すごいできそうなので
令和はいろんなことできそうだなと思います。
ずっとコンサート、凝ってらっしゃいますもんね。
伊藤さんはいかがですか、何か気になる点はありましたか?
今まで平成を振り返ることは多かったと思うんですが、
今日からは令和を見ていくということで。
本当に32年の宇宙エレベーターがすごく気になります。
宇宙にエレベーターで行けちゃうんだって。
これ、地球から宇宙までエレベーターが
伸びていくという。
もうあと32年後とか、それぐらいなんですけどね。
誰もが宇宙に行けるってことですよね。
すご過ぎる。
どれぐらい時間かかるんでしょうね。
ちょっとまだわからないんですけれども、
トラウデンさんはいかがですか?
今の話の流れで、宇宙エレベーター
私もすごく宇宙に対する憧れは強いので
宇宙、行ってみたいなという気持ちはあるんですけど
宇宙にしても、平均寿命がどんどん延びていく話にしても、
人間がどこまで踏み込んでいい領域なのかを考えることは
すごくありますし、AIも、もしかしたら
機械に既に人間はコントロールされているんじゃないかと、
ちょっとそういうSFチックなことも
考えてしまいますけれども、
人としてのあり方、人間として
豊かに生きていくためにっていうのを
1人1人それぞれで無思考にならないように
していきたいなと思いますね。
新しい時代を踊りでつなぎました
岐阜県郡上市、現在は早速、
令和最初の踊りが行われています。
皆さん、本当に元気なんですよね。
つい先ほどカウントダウンが行われまして
その時は大きな盛り上がりを見せました。
集まった1万5000人からは
大きな歓声が上がり、
近くの郡上八幡城からは花火も上がったんです。
その際には、令和~!と叫ぶ人もいました。
その後、万歳三唱に続き、
鏡開きも行われ、現在、踊りが行われております。
この後、こちらの踊り、午前2時まで行われる予定です。
令和を迎えて、こんな映像も入ってきました。
こちらは東京練馬区役所です。
改元に合わせて婚姻届を出したいというカップルのため、
深夜にもかかわらず、区役所が特別に
職員を配置して書類を受理しています。
ゲストの皆さんに令和はこうしたい、
こうなってほしいという希望を伺いたいと思います。
きゃりーさん。
私は自分のことになってしまうんですけど、
平成以上にもっと攻めたことをやっていきたいなと思います。
きゃりーぱみゅぱみゅとしても、プライベートもそうですけれども、
ちょっと挑戦していきたいと思っています。
美誠さん。
新しい年がスタートしたので、
1年目っていうのがものすごく大事になってくると思いますし
スポーツ選手としても、私生活としても、
一日一日を大事にしていきたいと思います。
ケインさんの私生活ももちろん伺います。
私生活、自分はいわゆるハーフなので
訪日外国人の話もそうですが、
平成と昭和に置いてきたものがいろいろあると思うんです。
賃金もそうですし、技能実習生の話もそうですし、
そういうところにちゃんと向き合えるようになりたいなと思います。
トラウデンさんは?
今のお話にもありましたように、協力が必要になってくると思うので
私自身も、社会全体でも、
全員で協力して一致団結していける時代になればと思います。
星さん、すばらしい若者が今日は来てくださいましたよ。
私は皆さんがいろんなところにジャンプできるように
土台をつくるのが我々昭和の世代の仕事かなと思います。
最後の力を我々、振り絞りましょう
ゲストの皆さん、本当にありがとうございました。
日本は令和という新しい時代を迎えました。

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