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稚アユ大きくなれ 園児が浅野川放流

稚アユを放流する子どもたち=金沢市袋板屋町で

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 金沢市袋板屋町のひがしあさかわこども園の園児三十人が、園近くの浅野川で稚アユを放流した。バケツから川に放し、「大きくなあれ」と願った。

 金沢漁業協同組合が一九五一(昭和二十六)年から毎年この時期に実施している。市内河川の環境づくりの一環で、八田伸一組合長(73)らが講師を務めた。

 稚アユは一五センチほどと例年の倍近い大きさ。志賀町の養殖場で昨秋、いつもの年より二カ月ほど早くふ化したという。放流した佐藤寿哉(かずや)ちゃん(5つ)は「楽しかった。もうちょっと大きくなってほしい」と話した。

 放流は五月末までに犀川、森下川も含めて計約二千三百九十キロを予定している。稚魚は、アユ釣りが解禁される六月十六日までに二〇センチ以上の大きさになる見込み。 (村松秀規)

 

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