挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼メニューバー
×閉じる
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
ブックマークする場合はログインしてください。
<R15> 15歳未満の方は移動してください。

義妹、脱毛する。そして兄に恋をする

「お風呂に入ります。半径五メートル以内に近寄らないでください」
「わかってる」
 義妹は防御力が最大であった。
 マスク、分厚い黒タイツ、セーターをいかなるときも装備し、学校でも男子を近づかせない徹底ぶり。ミステリアスビューティーと学校内で呼ばれ、マスクの下を見たいと熱望する男たちは後を絶たない。義妹はなぜそんなにも防御力が高いのか。
 ひょんなことから秘密を知ってしまった義兄――白石篤は心血を注いできたソシャゲのグッズとアカウントを売り払い、脱毛資金を義妹に提供する。篤は見返りなど求めず、ただ家族だからという理由だけで義妹を助けたが・・・どうやら義妹は軽く受け取っていなかったらしい。
 風呂>>続きを読む
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。