大相撲の春巡業が27日、横浜アリーナ(横浜市)で2001年以来、18年ぶりに開催され、8000人が来場した。土俵上部には4つの大型スクリーン。今回は同アリーナの開業30周年記念事業の一環で、世界的なアーティストもライブ会場などで使用するとあって、横綱・白鵬(宮城野)は「海外巡業のようだった。お客さんが多く入ってくれてありがたい」と大相撲人気に感謝していた。
この日の朝稽古で、幕内・正代、朝乃山、逸ノ城と13番相撲を取って全勝だった横綱・鶴竜(井筒)も「いい雰囲気の中でできた」と満足げ。自身がファンと公言するサザンオールスターズも同アリーナで何度も公演しているだけに、「これからも、こういう所でやりたい」と継続開催を熱望していた。