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2019年4月29日 紙面から
名古屋-広島 前半、決勝ゴールを決め喜ぶ名古屋・前田(中央)=豊田スタジアムで(榎戸直紀撮影)
平成最後の開催。名古屋グランパスはFW前田直輝(24)のゴールで広島に1-0で勝ち2位に浮上した。首位のFC東京は松本に2-0で快勝した。浦和は清水に2-0で勝利し、2点目を決めた興梠が平成最後のゴールを記録した。
平成5(1993)年に産声をあげた、Jリーグの歴史が凝縮された一発だった。前半37分、FWジョーの右クロスにつめたのは前田だった。
「仲間がうまくゴール前まで持っていってくれた。自分はつめるだけ。ラッキーでした」
草創期をリードした東京ヴェルディ育ちのアタッカーが今季初ゴール。負傷欠場のFWシャビエルに代わり、開幕戦以来の先発起用に応えた。
昨季途中に当時J2の松本から加入し、チーム2位の7得点をマーク。今季は戦術を意識しすぎて、どつぼにはまった。リーグ戦から遠ざかり、自問自答の日々。悩みを消すきっかけは、小学4年から所属した名門ヴェルディの教えだった。
誰にも負けない-。J2に低迷する今も、育成の名門だ。グランパスにも門下生のMF小林、青木がいる。前田は10年以上にわたって、一流アスリートの精神をたたき込まれた。原点こそ「誰にも負けない」だった。
厳しい生存競争にも身を置いてきた。「3年に一度『いる』、『いらない』と言われる面談があった」。少年時代から、相手はもちろん、チームメートにも負けない「ナンバーワン」を目指した。目を覚ましたヴェルディ魂は、マッチアップした日本代表のDF佐々木にも物おじしない。
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