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今夜の『関ジャム』はアーティストの熱すぎる持ち込み企画!
アーティストが持ち込み『関ジャム』でこれやってみたい!
今夜はこちらの豪華3名が「番組でこれやってみたい」というプロ目線の企画を用意。
まずはピアニスト清塚信也がどうしてもやりたい事とは…。
ファミコンです。ファミコン…。(村上)関ジャニメンバー…。
古田さんあんまりゲームやってらっしゃらないでしょ?
そうね。ファミコンが出たのが大学ぐらいの時だから。
世界的なピアニストがなぜ畑違いのゲーム音楽を扱うのか?
私は結構厳しいピアノの英才教育を受けていましたので…。
そうですよね。1日練習は6時間とかねもう朝から晩まで。そうなんですよ。
だけどどうしてもやりたいので母親の目を盗んでコソコソやっていたんですけど…。
クラシックやってきてらっしゃる先生から見てもこの出来というのがすごいという事ですか?
清塚まずはねこちら私が唸ったゲーム音楽こちらでございます。
プロの技がつまった『スーパーマリオブラザーズ』の音楽を続けてお聴きください。
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丸山これベースでやったな。大倉あれベースでやるよな。
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まあ印象的ですよね我々もね。(山崎)全部覚えてるもん。
そやろ?にこるんも大丈夫や。(大倉)知ってんねやじゃあ。
これ言ったら今スマホで例えば写真1枚が2000~3000キロバイトいくんですよ。
なのでもうこのゲームを50個ぐらい積み重ねて今1枚の写真ができる。
もうアクション画音楽全部含めて40キロバイトしかなかったんですよ。
それに雑音まがいなリズムがズシッズシッみたいのが4つ目でできるぐらいで…。
この4つ…メロディー3つプラス雑音1で音楽を作んなきゃいけないのに…。
では『スーパーマリオ』の音楽を清塚が細かく分析。まずは…。
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ホントに簡単に言うと全終止というのは例えば合唱でお辞儀をする時の…。
♪~(ピアノ)
♪~(ピアノ)
まさにこの半終止っていうのが今最後にやったやつでまだ続きがありそうな感じ…これが半終止。
だから半分しか終わってないよっていう意味なんですよ。
♪~(ピアノ)
♪~(ピアノ)
続かないんですよ。だからもしこれ全終止で始まってたら最初なのにもう冒険終わっちゃったみたいな…。
♪~(ピアノ)
どんな冒険が待ってるのかな?っていう疑問形から始まってるんですよ。
♪~(ピアノ)
♪~(ピアノ)
1と2と3と…で12…で数字に来る所の間の♪~(ピアノ)(清塚)1と2と3と…って裏のリズムが多い…。
♪~(ピアノ)
この裏のリズムを取り入れた曲というのはやっぱり代表はラテンのリズムなんです。
スーパーマリオはラテンなんですか。ラテンまでいくんだやっぱ…。
♪~(ピアノ)
なので裏にリズムを入れてくる事で冒険に対する楽しさワクワク感っていうのをラテンのリズムっていうのは出せるんですよ。
おなじみのゲーム開始の音楽にも半終止そしてラテンのリズムとワクワクさせる数々のテクニックが。
実はここの音楽は「半音」がポイントらしいのだが…。
この半音というね音程を使ってこれの連続で不安と緊張を演出しているという事なんですね。
これ半音っていうのを皆さんねあまり知らないかと思うんですけど簡単に言えばこの鍵盤の隣同士の音です。
♪~(ピアノ)
♪~(ピアノ)(清塚)隣同士だと思うでしょ?
♪~(ピアノ)(丸山)怖い。
♪~(ピアノ)
♪~(ピアノ)
♪~(ピアノ)
横山不安をあおってんねや。清塚そして半音の代表曲…。
♪~『ジョーズのテーマ』
♪~(ピアノ)
これはもう半音だけで曲を作ってこのテーマを作った…。
半音の連続による緊張感や不安感でクライマックスシーンを盛り上げていたのだ。
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清塚そして水中ステージ。これ実はワルツの三拍子でできてるんです。
♪~「ウンチャッチャウンチャッチャ…」確かに。
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♪~(村上)「テーテーテーツテーテーテテーテー」でしょ?
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でラテンっていうのはさっきも申しましたけど楽しくてそれを高速にする事でワクワクが止まらない感じ。
大倉ラテンばっかりや。さらにですね清塚さんには別のゲーム音楽の名曲をまとめて頂きましたのでご覧ください。
他にもまだ名曲がたくさんあるというファミコン音楽。
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清塚そうなんですよ。やっぱりね植松さんの曲はベースがすごい光る。
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藤田すごっ…。山崎なんかこの時なんて曲をあんまり意識してないもんな絶対。
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村上これはまあ皆さん懐かしいのもねいっぱいあるでしょうけども。
この音を…まあ8ビットとかこうやってピコピコッとした音しか僕ら聴けてないので。
やっぱりこのゲームの音楽ってこんなに素晴らしかったっていうのをもうバカみたいにプロのミュージシャンでかっこよく弾けたらなと…。
最後に弾いてもよろしいですか?(村上)ああもちろんもちろん。
どこに置くんだ?どこに…。(NAOTO)譜面台は?
そのとおりで大丈夫です。はい。(山崎)よかった偶然いて。
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この『ロックマン』のテーマが清塚NAOTOのセッションでどう生まれ変わるのか?
さあではいつでも。(清塚)よろしいですかいきます。
♪~(演奏)
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言葉がないですよね。表す事がないくらいすごかったです。
山崎越えてるんだね。村上2人がセッションするとな。
これでゲームメドレーあったらめちゃくちゃ面白そうだなって思いました。
これなんだ?これ。(山崎)2人でね…なんかやってもらいたい。(古田)先輩に手回しとるわ。
清塚結構すごいんですよ。先輩ありがとうございます。
そんな先輩NAOTOがどうしてもやってみたい企画が…。
私がプレゼンさせて頂くのはですね古田さんの主戦場でございます舞台…舞台音楽についてやらさせて頂きたいと思いますけれども。
私実はTEAMNACSさんの…大泉洋さんがいらっしゃる安田顕さんもいらっしゃるあのTEAMNACSさんの音楽をですね長年やっておりまして。手がけてらっしゃるんですか?
一番わかりやすいですよね。(横山)伝えやすいですよね。
古田そうそうそうそう。弘中こういう感じでっていう…。
今回はですねTEAMNACSと舞台音楽のVTRがあるという事なんですがなんとNAOTOさん自ら映像使用許可を取って頂いたという事で…。
およそ8万枚のツアーチケットは常に発売すると即日完売。
そんなTEAMNACSの舞台で欠かせないのがおよそ2時間の舞台に花を添える舞台音楽。
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様々なジャンルの楽曲が使われていて演技により感情移入する事ができる。
そんなTEAMNACSの舞台音楽制作がそれはもう大変らしく…。
NAOTOはいそうです。そしてそれだけでつらいのにもっとつらいのがこっち。
なんと台本作りから最終リハまでに40もの曲を作るというNAOTOだがなぜ使い回しできないのか?
その場の感情に合わせて作曲してセリフの長さを計算して作曲していると。
専門でやっているから当然使えないですよね他では。そうなんですね。
なのでこの秒からは次のシーンに行くのでここからドーン!と。展開してくれと。
しかもドラマとの最大の違いはドラマは画としてここのシーンに行きましたっていったら場面が変わったのが一瞬で目で見てわかりますよね。
村上視覚的にね。NAOTO舞台の場合は1つのそのセットの中でなんとかそれを表現したいと思っているのでそれのよりもうちょっとそのあと押し感がですね音楽にかかっている部分が多いんですよね。
村上比重がね。NAOTOそうなんです。なので他の舞台には…他の演目には使えないっていう事が出てきちゃうんですよね。
戦国武将たちの熱いドラマを描いた舞台『WARRIOR』。
セリフの長さに合わせて曲が変化しさらにその変化で風景が大きく変わるところに注目!
さらに楽器を使い分けて男女の愛情を表現したこんな曲も。
NAOTOは女性をバイオリン男性をチェロに分けそれぞれの愛情を表現。
セリフの切り替わりと共に楽器が変わるところに注目。
♪~(バイオリン)
もはやお会いできなくなるのではと思い居ても立ってもいられず…。
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国のためとはいえ信長に妻を連れていかれるのを止められなかった!
これやっぱ流れてしまったらねこのセリフ言う側もそこに合わせなアカンとかっていうマッチングも大変ですよね。
と芝居や演出に合わせ細かく曲を作るNAOTOだが…。
古田いわく演出サイドと音楽監督がぶつかる場合もあるという。
逆にこっちは発注する側からすると音楽監督さん…まあNAOTOさんはこうやってちゃんとやってくれるけど…。
我々にとってはもう言語みたいなものだよね音楽ってね。
なのでもうこれをここにまた持ってきたらこれで時間合うじゃんみたいに言われるともう意味が全然わかんないじゃんこの部分みたいな感じで…。
次に行くためには半終止で次に行きたいからそのコードを使ってるのに「ツッ…終わってください。終わるんかい!」みたいな。
さらに舞台における男性と女性の声についてこんな苦労が…。
今の最後の愛のシーンだと女性の方がまず語っていかなきゃいけないので間も必要ってなるとそのメロディーが…。
♪~(バイオリン)
メロディー的に…。でもその空いているところにセリフを入れてくれてるんですよね。
本当だったら同じ帯域なので女性と…本当はやりたくないんですよねバイオリンと女性の声…。
かぶるのは一番嫌なので本当は使いたくないんですけどでもその感情のシーンとしては完全にその方がわかりやすかったのであえてそれをやる事によって…だから大泉さんもチェロが流れて空いてるところにセリフを入れてくれて…。(山崎)そうなんだ!
チェロの方が弾いてるところでこの手を回すっていうこの動きのところに間はやってくださってるんですよね。
そう実は作曲の際役者の声と楽器の音域がかぶらないように気をつけるそうで例えばこんなシーン。
ねえ状況シチュエーションでちょっとお願いって言われたら…。
結婚式中に電話がかかってきて「もう辞めてくれ」みたいなね。
結婚式中に飲んで盛り上がってたら電話がきてなんかこうちょっと…「実はもうリストラなんだ」みたいなのを聞いてその2次会…3次会行かずに公園に来たサラリーマン。
という事で急に決めたシチュエーションの芝居に合わせNAOTOが即興でBGM演奏。
♪~(演奏)
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さらに舞台音楽についてNAOTOのプランではこのような企画も。
ああなるほど。(NAOTO)これ今…ちょっとまた一つ何が違うかと言いますとミュージカルですから…ってなると音楽演技ダンスこの3つからきますのでお芝居が普通に横に動くだけではなくて途中でお歌を聴かせるシーンダンスを見せるシーンっていうのが必要になってきますよね。
だからこれはまたこれで楽しみ方が…またちょっと一つ違って面白いという…。
なるほど。でも気になるね。(NAOTO)そしてもう一つ「舞台音楽どこまで表現できるか選手権!!」という事でね。これはもう今清塚くんと2人でやったみたいな事を…。
村上色んなシチュエーション…?そう色んなミュージシャン呼んで作ってる人を呼んで…。山崎ああ楽しそう。
NAOTOそう。このシーンにこの人ならこんな音楽つける。
川谷といえばゲスの極み乙女。の他数多くのバンドを掛け持ち。
なんとなく1個のジャンルにできる方程式を川谷が持ってるんですよ。
とスガシカオが理解不能と言うほどの音楽頭脳だが果たして
もうお二方とも今弾いてましたけど歌がない…インストっていうものが世界ではめちゃくちゃ評価されてるんですけど日本だといまいち…やっぱりオリコンチャートも全部歌…。っていうので僕が今回持ってきたのは…。
インストバンドこそが最強だっていう事をちょっと今日は言っていきたいなっていう。
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T-SQUAREなども歌のないインストバンドだが…。
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楽器に特化しているからテクニックがやっぱりすごいです。
川谷あとボーカルがないのでメロディーがすごく広い音域だっていう事とボーカルがないのでバンドの音量がすごくでかいっていうかライブ映えするというか…。
気にしなくていいから。(川谷)先ほどもあったんですけど言葉の壁がないから世界中でウケるっていう。
海外が強いと思われがちなんですけど日本にも…。(村上)いますか?
ギターの山嵜さんは内装デザイナーとしてもすごい…。
ギターの美濃隆章さんは僕らゲスの極み乙女。もデビュー時からずっとエンジニアとしてレコーディングをやってくれてる…。
色んなバンドのレコーディングエンジニアを…活動して。
あと柏倉隆史さんは木村カエラさんとか今はtheHIATUSってバンドのメンバーでもあったり…ELLEGARDENの細美さんと一緒にバンドをやってたり色んな人のサポートドラムを…。
サンダルですよね?(山崎)クロックスって…靴ですよね?
だからもうみんなバンド以外でも完全にプロ中のプロというか活躍されている方…。
そんな仕事をこなしつつ世界中でツアーを行う超多忙なtoeのメンバーだが…。
村上どうするんですか?海外16公演ツアー前1回入れれば…。村上もうラッキー?
でもそれでもその日に曲決めたりしてもみんなバチッと合わせられる。
皆さんtoeを知らない方もいると思うんですけど多分…。
2010年にポカリスエットのCMに起用されたtoeの楽曲がこちら。
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ビートたけし〈ガラス窓にハーッてやると曇るだろ?〉
みんなの聞きなじみはすごくあるバンドではあるんですよ。
で特にその…まあ全員すごいんですけど僕が一番注目してるのはドラマーの柏倉隆史さん。
音楽で言うと聞こえるか聞こえないくらいかの小さな音で叩く音がゴースト…。
それはホントに柏倉さんにしかもう出せない音になってる?
まあちょっとゴーストの部分わかるかわかんないですけど。
『関ジャム』の中でもかなりハイレベルな話だが川谷の熱意に押されこちらを用意!
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今…今めっちゃありました。(村上)めっちゃあった?
スネア叩くとコンッて…コンッていうじゃないですか。それは実音なんですけど。
ハットの音もあるんですけどその間の「サッ」っていう…。
♪~(バイオリン)
これが…こっちがスネアだったとしたらこれゴーストが入ってくると…。
♪~(バイオリン)
スネアのロール。あれが「トゥルルルル」っていうのをタイミング良く1発大きいの打ってるんだけど次にちっちゃいのが「トントゥルルル」っていうのが次のスネアまでにいるっていう。
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古田やっぱりボーカル立たせなくていいっていうのは…。
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村上さあインストバンド紹介して頂きましたけれどもヤスくんはどうでした?かっこいいっすね。
もっと日本にこういうふうなねインストゥーメンタルが入ってきたらいいのになと思います。
インストゥーメンタル?(古田)インストゥルメンタル。
さらになんと川谷自身もインストバンドichikoroを結成したそうでそこにメンバーとして迎えたのが…。
これから大注目になるであろうichikaくんっていう…。
彼を今回ichikoroっていうバンドに入れまして。
ichikaくんの「ichika」からichikoroっていうバンドにしたんですよ。
めちゃめちゃichikaさんの要素入ってるじゃないですかこれ。
川谷そうなんですよ。このまあichikaくんまあちょっと説明しますと。
見たらわかるんですけど彼はちょっともう異次元というかもう全く別の次元に達しちゃっていて見た事なかったんです今までそういう人を。
僕はたまたまインスタグラムで彼がギターの動画を上げているのを結構前に見つけてでダイレクトメールを送って「すごいですね」みたいな送ったら彼もその…。
「あそこのギター好きです」みたいな話から寿司食べに行こうってなってお寿司食べに行ってそのあとギターセッションみたいなのをやって。
♪~(ギター)
川谷絵音が驚いたichikaのギターテクニックがこちら!
♪~(ギター)
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ホントにグラミーとか多分来年とか獲るんじゃないかなっていうぐらいの。
多分これから外国の有名なもう誰でも知ってるような人のトラックとかも作るんじゃないかなっていう。
村上オファー来るだろうと…。川谷間違いなく来ると思います。
ちょっと今のを聴いたらねセッションしたくなるでしょう。
僕も聞こえるか聞こえないかぐらいの…ちょっといつか言おうと思って。(村上)ツッコミ大変やから…。
僕も聞こえるか聞こえないかぐらいのボケをねちょっといつか言おうと思って。(村上)ゴーストボケ。
ゴーストボケのねやっぱ腕をちょっと磨いてきますんで。
IMAGICAで笑えるみたいなね。(横山)編集所。