ル・コルビュジエ 絵画から建築へ
世界遺産でコルビュジエの原点を観る。2月19日から国立西洋美術館にて
トップ > イベント情報 > スポーツ一覧 > 味の素スタジアム6時間耐久リレーマラソン > 記事一覧 > 記事
「2018味スタ6耐」のスターターを務めた佐々木彩夏=東京・味の素スタジアムで(松崎浩一撮影) |
東京都調布市の味の素スタジアムで27日、リレーマラソン大会「2018味スタ6耐」(東京中日スポーツなど主催)が開かれた。スターターを務めたのは、アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の佐々木彩夏(22)。昨年の夏に野外ライブを開催した思い入れ深い場所で号砲を鳴らしたところ、42.195キロリレー、6時間リレーの両部門でモノノフ(ももクロファン)チーム「ももクロ夏バカ同窓会Z」が1位に。完全優勝で大会をジャックした。
昨年8月5、6日に味の素スタジアムで開催されたコンサート「ももクロ夏のバカ騒ぎ2017」は「ももクロとスポーツの融合」をテーマに、さまざまなジャンルのアスリートたちをゲストに呼び、公演中に競技を行った。
ハーフマラソンには、ももクロ側からオファーを受けた全国の精鋭たちが集結。健脚を競い合ったライバルたちは、それを機にこぞってモノノフと化し、今年3月にチームを結成。その名も「ももクロ夏バカ同窓会Z」だ。
北沢豪(左)とトークショーも |
メンバーは1500メートルと3000メートルの鳥取県記録を保持するキャプテンの田子康宏さんや、元実業団選手で05年の日本選手権5000メートルで優勝した瀬戸智弘さんら約20人。3月の大阪城リレーマラソンと、6月に京都で森脇健児が主催した「ファンダフルリレーマラソン」に出場して優勝。今回は2チームに分かれて両部門にエントリーし、見事に完全優勝を成し遂げた。
優勝すれば、あーりん(佐々木)に直接会える。しかも、チーム結成の契機となった味スタが舞台。メンバーたちは目の色が違った。瀬戸さんは「僕なんて『夏バカ』まではももクロの曲を数曲しか知らない程度だったのに、今年は何回ライブに行ったことか。めっちゃハマってしまいました!」と熱く語った。
チーム“ももクロ”。2部門を制したメンバーと笑顔(河口貞史撮影) |
タイムを競う42.195キロ部門は2時間12分52秒で700チームの頂点に。周回数を競う6時間リレーは53周で648チームのトップに輝いた。佐々木との記念撮影に加え、直筆サイン入りTシャツをご褒美にゲットし、田子キャプテンは「感無量です」と感慨にふけった。
一方の佐々木は「私が監督になります!」と喜びを表現しながら「モノノフさんたちが活躍してくれてめちゃめちゃうれしい。私たちの大会でライバルだった皆さんが仲良くなって、ももクロのことも好きになってくれて違う大会にも出場している。私たちは五輪やスポーツ大会を盛り上げていけたらいいなと思って夏のライブをやっていますが、そこから全部がつながっているんだなって」としみじみと語った。
スタジアムを沸かせたMR.MR |
韓国の5人組ダンス&ボーカルグループ「MR.MR」(ミスターミスター)がライブのゲストとして登場した。2016年2月にシングル「Just 1 Light」で日本メジャーデビュー。全員が身長180センチ以上のイケメングループだ。
この日は、兵役中のサンヒョン(23)を除く4人でステージに。最新曲「KIZUNA」など5曲を披露。リーダーのチャンジェ(26)は「今回はゲストでしたが、次は僕らがメインのステージをやりたい」と飛躍を誓った。東京で定期ライブ開催中は週3回ペースで日本橋から東京スカイツリー付近までの約6キロを走っているというジェミン(22)は「走ることは好きです」と次回はランナーとしての参加に意欲を示した。
ほかに、新人の女性シンガー・ソングライター式紗彩(25)、フォークデュオ「さくらしめじ」もそれぞれミニライブを開催。「銀シャリ」やR藤本(37)、若井おさむ(45)ら3組はお笑いライブで盛り上げた。
(東京中日スポーツ)