尾崎豊 「十七歳の地図」誕生秘話 「彼の熱い歌で“ケミストリー”が起きた」 (2/2ページ)

2015.04.20


「十七歳の地図」がつくられたスタジオで対談する尾崎裕哉(左)とプロデューサーの須藤晃氏【拡大】

 レコーディングでは、尾崎の歌声がスタジオミュージシャンを巻き込んだ。「最初の歌入れから100%で歌っていた」「彼の熱い歌で“ケミストリー”(化学変化)が起きた」。ミュージシャンも言葉をそろえる。

 尾崎の思いが、多くの人を巻き込み、形となったのがアルバム「十七歳の地図」だった。

 そしてもう一人、登場するのが尾崎の息子、尾崎裕哉(25)だ。現在はFM局のディスクジョッキーを務める。2歳のとき、父を亡くした裕哉は今年、父の享年でもある26歳を迎える。

 裕哉は語る。「尾崎豊はテレビやCDのイメージしかなかった。何を超えればいいのか分からない時期が一番つらかった。しかし、父のやろうとしていたことがふと分かったときがあって、恐怖感が消えた」と。

 インタビューを受けた誰もが、尾崎豊で印象に残っていることに挙げたのは「笑っている顔」だった。

 等身大の尾崎豊が見えてくる番組だ。

 

芸能注目ニュース

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。