数学の解法をインプットするための教材はたくさんある。今のレベルや残された時間によって使用する参考書を選ぶ必要があるわけだが、僕は青チャートを使って解法をインプットしていく。

青チャートは、受験まで残り10ヵ月という段階で使用する受験生は少ない。問題数が多過ぎて挫折する可能性が高いと考えられているからだ。しかし青チャートといえど例題だけなら全範囲で961題。単純に週45題ペースで進めればだいたい5ヵ月で終了できる。4月から始めて8月に終わる計算だ。8月までに青チャートをクリアできれば、残り半年で東大理Ⅲ突破のための力をつける目算は立つ。そのくらい青チャートの例題は重要なのだ。

また、大抵の受験生は青チャートを使うにしても数Bからとか数Ⅲから使用するかもしれないが僕は敢えて数Iからやり直す。数Iからやり直して間に合うのか?と思う人もいるかもしれないが上記の通り5ヵ月で青チャート全範囲を終了できる。高校範囲の数学なんて、その気になれば5ヵ月でクリアできるのだ。いかに学校のペースが遅いかがわかる。

青チャートで解法をインプットしたら、東大の過去問をバリバリこなしていく。青チャートで身につけた知識と計算力があれば、東大の過去問にも対応できる力がつく。重要問題集などの入試問題集は、必要に応じて使用する。