魂はどこに向かっているのか『それ行け!地球人』〜宇宙人が教えてくれる、地球で快適に生きていくためのヒント〜
「死んだつもりでやってみろ!」などと皆さん軽く言いますが、実際に死ぬのはそう簡単なことではありません。
このコラムは「臨死体験によって宇宙人であることに目覚めた人間(服部)」と「地球人として日々苦悩し続ける人間(安田)」による、不思議な不思議な人生対談です。
第1回『服部さん、これ本気ですか?(前編)』
第2回『服部さん、これ本気ですか?(後編)』
第3回『魂が抜けた?』(前編)
第4回『魂が抜けた?』(後編)
第5回『ベガ星人の目覚め』
第6回 怪しいメンターとの出会い
第7回『怪しいメンターとフリーエネルギー』
第8回『お金の洗脳が解ける時』
第9回『営業のアポに行ってる場合ですか?』
第10回『『死ぬことと、消えること』
第11回『魂はどこに向かっているのか』
第12回『赤ちゃんは全部お見通し』
第13回『本当の自分はどれなのか』
第14回『大人の境目、大人の正体』
第11回『魂はどこに向かっているのか』
人間と人間以外の動物っていうのは、魂レベルで見ると同じなんですか?
ちょっと違いますね。まず魂の持ち方が違っていて、種としての集合意識で魂を持っている生物と、個体意識で持っている生物に大きく分かれます。
はい。人間は個体意識で魂を持っています。四つ足系の動物は比較的個体意識が強く、二つ足、例えば鳥とかの領域に入ってくると集合意識の要素が強くなります。
実は僕、数年前にお肉が食べれなくなった事がありまして。
焼肉屋で牛肉食べていたら、突然涙が止まらなくなったんです。
いや、そうじゃないんです。めっちゃ美味しいのに、食べると条件反射みたいに涙が出てくるんです。
はい。自分でも訳がわからなくて。で、霊感が強い人たちに聞いたんです。
牛とか豚とかが屠殺される時の悲しみが、お肉に宿っているらしいんです。細胞記憶というものがあって、そこに残っているらしいんです。
はい。普通の人は、その残留想念に対する感受性がないから、「美味しいね」ってパクパク食べられるんだそうです。
服部さんはそれを感じられるようになってしまったと。
感じられるようになると、とんでもないんですよ。その生き物が死ぬ瞬間の苦しみとか、悲しみとかがやってくるわけですからね。
とても切なくて、やるせなくっていうか、何ていうかうまく言葉にできない感じです。でも最後は彼らも覚悟を決めて肉になっていくんですけども。
でも、肉が食べれなくなった時でも、唯一鶏肉は「グっとは来るんですけども」食べられていたんです。
いや食べたいですよ、そりゃあ。だって美味しいですから。
今は牛も豚も食べれます。3年かけて完全克服しました。
牛とか豚とかに比べたら、鶏は全然受ける感じが違う。この時に魂の種類の違いというのを実感しました。
はい。個体意識が薄くなっていく感じ。例えば、植物って完全に種としての魂しかないので、1つ2つ食べられようとも種が絶滅しない限りは、悲しみみたいなのは感じないんですよ。
なるほど。確かにホウレン草食べても罪悪感は湧きませんもんね。
はい。目玉がついているやつ食べるときは、ちょっと罪悪感ありますね。
そうです。伊勢海老の踊り食いとか。でも刺身とか切り身になってると感じません。
あれは目玉が小さいから平気。だから感受性というよりは、想像力なのかもしれません。
ほとんどが想像力の方だと思いますよ。植物にも集合意識としての魂はありますから。
集合意識としての魂って、ちょっと想像つかないんですが。
僕ランニングが趣味なんですが、夏場に川べり走ってる時に草刈りしてたんですよ。
はい。草をがあーって刈ってる横を通った時、ぐわんって来ました。ウワバミみたいに。
(注)うわばみとは大きな蛇・おろちのこと
何か大きなものが覆いかぶさってくる感じ。「本当はもっと伸びたいのに!」という全体としての思いみたいなものかもしれません。さらに言えば食べられるのと、ただ刈られるのとでも違いがあるように思います。
じゃあ、小麦とかは人間に感謝しているかもしれませんね。
サピエンス全史の一節にもあった内容ですね。人間が小麦を利用したのではなく、小麦が自ら繁栄するために人間を奴隷化して利用したのだという。
人間が小麦を栽培して食べるおかげで、小麦が世界中で繁殖した。ということは小麦の集合意識からすると人間は恨みの対象ではなくありがたい存在。
牛とか豚も人間に食われることによって、地球上の個体数はめちゃくちゃ増えてると思うんですけど。あまり感謝はしてないと?
はい。個体1つ1つの意識が強いので。その個体から見た時には「殺される」って感覚しか基本的にはないので。悲しみの方が大きく残ってる。
種を越えて転生するってこともあるんですか?豚が牛になったり。
可能性が0とは言わないんですけれども、基本的に人間の個体波動意識の方が圧倒的に高いので、戻るということはよっぽどのことがないと無いですね。
人間としての経験値をよっぽど繰り下げてしまうか、もしくは動物に生まれ変わりたいという強い意志が働かない限り、基本的に戻る転生っていうのはあんまりないと思います。あと良いとか悪いとかいう意識も個々の意識ですので、自意識がその転生に作用することはありますが、法律に照らし合わせたように、何か悪いことをしたらあなたは動物になるとかそんなルールはありません。
あります。魂の進化の系譜みたいなものがあって、自分が今までにしたことのないような経験とか体験とかに向かっていく。
愛をつながりとか関係性という観点で見れば、同じことになります。私の中では愛というよりも多様性という表現が近いかもしれません。まだ世の中に生まれたことのないものが、どんどん生まれて枝分かれしていく感じ。
集合意識が個体意識に変わっていくのも多様化の流れですか?
個体意識が強いっていうことは、それだけ多様性を広げる力が強いっていうこと。その多様化した最先端に僕たちの魂はいるわけです。
次回、第12回『赤ちゃんは全部お見通し』に続く!~毎週水曜日更新中