手をつないだまま彼女の家までドライブ。
日付が変わった夜の国道は車も少なく、景色を流線型にして運んでいきます。
信号待ち。
車を停めて少し強引にキス。
ビクッと驚いた彼女だけど、すぐに顔を上げて受け入れてくれました。
夜の澄んだ空気に弾んだ鼓動が溶けていきます。
信号が無言で色を変えました。
ほんの一瞬、唇を重ねただけ。
何事もなかったかのように再び車を走らせます。
2人の間の口数は減ったけど、つないだ手はなんだかあったかい(*´д`*)
キスの後はほとんど何もしゃべらず、ただ、家へのルートを彼女が言葉にするだけ。
でもね、手はしっかりとつないだまま彼女が離してくれませんでした(* ̄∇ ̄*)ゞ
彼女の家の近く。
会社の事務所のような建物の駐車場に車を停めました。
人のいないコンクリートの塊はただ冷たく重くそこに佇んでいます。
もう一度唇を重ねてみます。
今度は彼女も驚くことなくそれに応えます。
あいかわらず熱を帯びる間もないくらいの短いキス。
そっと唇を離すと彼女が言いました。
「ねぇカズくん。
カズくんて経験豊富そうだよね。」
そこはノーコメントで(;・∀・)
「カズくんには不思議となんでも言えてしまう。
悩みを持った素の自分を知ってもらえたことなんて初めて。
だから・・・
私を良い女にして・・・
いろいろ教えてほしいです。」
半バージンとは思えないほどドキッとするセリフ。
そして同時にこのセリフを口にするのにどれほどの勇気が要ったのだろうと気が付きます。
念のため言っておきますが、彼女はカズが「イタミクのカズ」であることを知りません。
だからこそ、並大抵の覚悟じゃなきゃ言えないセリフ。
彼女の悩みは処女であること。
そして男を悦ばせる術を知らないこと。
「経験」がほしいこと。
カズの過去とリンクする彼女の望み。
閉まっておいた記憶が彼女にダブります。
-わかった。俺が責任もってMを良い女にするよ。
でもね、1つ知っておいてほしいのはMはもう十分魅力的だってこと。
そんなに自分を悪く思わずに自信もって良いよ。
「私はそうは思えないんだよ。
確信が持てるよう自信がつくまで教えてください。」
羞恥を帯びた目。
だけど言葉尻はハッキリとしていて、彼女の悩みの深さと、覚悟の強さを伺わせました。
カズの言うことを信じて実践すること。
できないことはハッキリ言うこと。
関係を止めたくなったらスグに言うこと。
お互いに恋愛感情は抱かないこと。
こんなことを約束して、カズと彼女の奇妙な契約は結ばれたのです。
*
応援ポチッとなー( *´Д`)σ→続きが気になるボタン
イタミクで出会った女性たちのエロ写メ(撮影&公開許可済)
http://shamecolle.blog135.fc2.com/
パスワードはコチラ(匿名アンケート)