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連休は尾鷲市立天文科学館へ プラネタリウム制作体験など

プラネタリウムや化石磨きの体験をPRする市職員=尾鷲市立中央公民館で

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 尾鷲市立天文科学館は大型連休に家族で楽しんでもらおうと、五月三~五日に、プラネタリウムや化石磨きなどの体験イベントを企画している。

 三日はプラネタリウム体験。厚さ〇・五ミリのA3判のボール紙に描かれた星に画びょうで穴を開け、折って五角形のドームを制作。それを持って、大人四人ほどが入れるプラスチック製ドームの中に入り、下からライトを当てると、即席のプラネタリウムを楽しめる。夏の大三角や北斗七星なども学べる。

 四日は樹液の化石「コーパル」を磨く体験。琥珀(こはく)に似たコーパルは、百万年前のマダガスカル産を用意。好みのコーパルを選び、五種類の紙やすりを使って約三十分間磨き、表面につやを出す。比較的軟らかいコーパルは星や滴など好みの形にも成形できる。

 最終日の五日は化石発掘体験。館内で、砂の中に埋まったアンモナイトやサメの歯、水晶、アメシストなどを竹串で探す。

 いずれも午前九時半~午後四時。参加費はプラネタリウム体験が五十円で、そのほかは三百円。別途、入館料が必要。定員はコーパル磨きのみ四十人、それ以外は五十人。いずれも申し込み不要で先着順。

 三、四の両日の午後七~九時半には、超巨大ブラックホールの輪郭の撮影成功を記念した夜間観望も企画。レンズ口径が八十一センチある天体望遠鏡を使い、ブラックホールがある「おとめ座」のM87銀河を観察する。入館は午後九時まで。入館料は大人二百円、中高生百円、小学生以下五十円。

 (木村汐里)

 

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