プログラム・イベント

石ふしぎ大発見展・ミネラルショーのプログラム、イベントスケジュールをご紹介します。

2019年4月27日(土)・28日(日)・29日(月・祝)

 
特別展示: 日本の“国石”を決める!  ― バラエティーに富んだ石たち ―
 日本は狭い国土にも関わらず様々な種類の石を産します。それらの中で日本を代表する石、すなわち『国石』の選定を2016 年に日本鉱物科学会が実施しました。国石として認定される条件として、広く知られている国産の美しい石であること、鉱物学や地球科学的な価値はもちろん他の分野でも世界的な重要性を持つことなどが考慮されました。広く一般の方からも意見を集めて5つの候補が選ばれ、学会での投票によって国石には『ひすい』が選ばれました。

 ひすいは縄文時代以来、古代の日本で装飾具にされ、現在でも我国を代表する宝石といえます。今回は国石『ひすい』の美麗な原石を展示して、科学的、歴史的視点から解説します。また、国石選定の最終候補に挙がった水晶、自然金、輝安鉱なども一堂に集めてご覧いただきます。
 
特別展示共催 : 一般社団法人 日本鉱物科学会
展示協力 : フォッサマグナミュージアム / 京都大学理学部地質学鉱物学教室 / 京都大学総合博物館
 
 ※特別展示は、18時まで(最終日は10時~16時)
講演会
4月27日(土)  14:30~
『 地球の営みを「露頭」から読み解く -各地の奇岩・絶景露頭を巡る- 』
    : 石橋 隆 (益富地学会館研究員)

4月27日(土) 15:30~
『 いろ色な糸魚川ヒスイの色 ~白・灰・緑・紫・青・黒~ 』
    : 小河原孝彦 (フォッサマグナミュージアム学芸員)

4月28日(日)
『 国石「ひすい」~バラエティーに富んだ鉱物の国~
                       国石の模擬投票をしよう! 』
    : 土`山 明 (立命館大学客員教授・日本鉱物科学会前会長)
     ※講演会中に『国石』の模擬投票を実施します! ぜひご参加ください。
イベント: 時をかける きらら  
10:30~17:00 受付は終了30分前まで(最終日は16時まで)
参加費 : 800円

 黒雲母をメインに使った体験型イベント。
輝くという意味のラテン語(micare)を由来とするマイカ(mica)に、古の人々は、雲を生む源を連想する「雲母」という漢字を付し、「きらら、きら」という聞いただけでその姿を思い浮かべる可憐な読みを与えました。京都市左京区の古道「きらら坂」の名もまた、黒雲母がキラキラ光る様から名づけられたともいわれています。その薄くはがれる特徴を生かして、黒雲母を基盤に、周囲に水晶のさざれ石を配した時計を作ります。

☆イベントは、期間中毎日10時半から30分ごとに開催します。
☆所要時間20分程度  ☆完全入替制(定員は毎回15名~20名)
☆チケットは、イベント受付で販売
 (ご希望の時間の参加チケットを先にお求め下さい。)
※イベント申込は、16時半まで(最終日は15時半まで)

準備した材料が無くなり次第、終了させていただきます。製作ご希望の方はお早めに!

  
鉱物・岩石 無料鑑定会
4月29日(月・祝) 10:30~11:30
● 「この石、何だろう?」そんな疑問が解決するかも!
● 公益 財団法人益富地学会館認定の鉱物鑑定士が、お手持ちの鉱物を肉眼鑑定します。
● なるべく、多くの方の疑問にお答えしたいので、お1人様、2点までとさせていただきます。
● カットした宝石類や化石は、鑑定いたしません。

スケジュール
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