日本ハムの栗山英樹監督が26日、58歳の誕生日を迎えた。来るべき新時代を前に「このチームからダルビッシュや(大谷)翔平が巣立っていったけど、新たにという思いがある。令和のスーパースターをつくれたらうれしい」と野望を語った。
チームには清宮や吉田輝ら、プロ野球ファンが熱視線を送る若手選手が多い。彼らを正しく将来へ導くことが使命だと考えている同監督は「令和には品があって凜(りん)としているイメージがある。時代にふさわしく、人としてもちゃんとしていて、子どもたちがあこがれる選手になってほしい。そういう選手を育てて日本一になります」と熱っぽく語った。
報道陣からはケーキが贈られた。おいしそうにほおばりながら、「この前、監督就任会見のときの写真を見た(杉谷)拳士に『年取りましたね』とツッコまれた。良い年の取り方をしたいですね」と笑顔。今後も、野球に全ての情熱を注ぎ込むつもりだ。 (土屋善文)