弁護士ドットコムに川上量生さんとカドカワ株式会社との訴訟が記事になる(訂正あり)
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弁護士ドットコムに川上量生さんとカドカワ株式会社との訴訟が記事になる(訂正あり)

2019-04-26 15:37
    紛争の経緯が書かれている記事が、弁護士ドットコムに掲載されました。
     現在3つの訴訟が並行して起きていることは事実ですので、改めて訴訟の概要を説明申し上げます。
     本件内容は、一連の当裁判・事件をご支援くださっている、『川上量生さんとの裁判を生暖かく見守る会』の賛助会員の皆さま向けに、先日の期日後に東京地方裁判所にて実施された裁判経緯説明会の内容(ご担当:壇俊光弁護士、神田知宏弁護士)に準ずるものです。

    川上量生VS山本一郎「法廷バトル」激化、とうとう「第3弾訴訟」がスタート!|弁護士ドットコムニュース https://www.bengo4.com/c_23/n_9569/

     もともとは、ブロッキング関連の事案で、コンテンツ事業大手のカドカワ株式会社の代表取締役(当時)であった川上量生さんが政府委員として変わったことを言っていて、また、クラウドフレア社やNTTグループの対応の件など事実関係と異なる発言を繰り返していたように見えたためにネット記事やTwitterなどで川上さんの発言内容を批評したところ、「カドカワ株式会社代表取締役川上量生」を名乗る抗議文が私の所属先である情報法制研究所に届いたことが発端であります(第一事件)。この被告は川上量生さんとカドカワ株式会社になります。

     その後、私・山本一郎が川上量生さんを揶揄する書き込みをしたかどでどういう理由か「賠償請求額1円」の名誉棄損訴訟が川上さんから私に提起されました。なぜ1円なのかはよく理解できませんが、とにかく訴えられました(第二事件)。「ぐるぐるロボコンパンチ」による名誉感情の毀損が争われることになってしまうのでしょうか。

     それに対して、私から川上量生さんに対し「木曽崇と山本一郎はネットの害悪」などとした過剰な批評を頂戴していた件について、名誉棄損訴訟を起こしました(第三事件)。また、川上量生さんは責任ある政府委員であるにもかかわらず、事実に基づかない妄想とも思える空虚な論旨で政策議論を混乱させ、存在するはずもない海賊版被害額の算定を過大に行い、結果として自社カドカワ株式会社や関係先であるクールジャパン機構への利益誘導を行ったと指摘されてもおかしくない事案についても、追加で事件とするかどうかを検討しようと思っています。

     なお、私および私の関係先で行っておりますカドカワグループとの取引については、担当レベルも含めて川上量生さんとの裁判とは無関係に継続しており、影響を受けておりません。

     事件が進展している過程で、本件訴訟だけでなく川上量生さんが経営してこられたドワンゴ社の経営不振を理由とされるカドカワ社代表取締役の退任が発表され、また、Facebookで私が川上量生さんにお送りしたフレンド申請は川上さんにより拒否されるという事案がありました。法廷だけでなくFacebookでも川上量生さんと愛情のこもった言葉を交わし合いたいという私の真意は踏みにじられ、非常に残念な結果となっております。

     結果として、川上量生さんがいつの間にか失脚して、ネットでも川上量生さんが自らの言葉で何かを書いて考えを伝えてくる機会も無くなってしまいました。政府委員においても、たいした発言をすることも無くなり、冷温停止状態になっているのかもしれません。

     いずれにせよ、一連の事件については粛々と事件対応を進めてまいりますので、引き続きご支援、ご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。

    (訂正 17:05)

     文中、人物名の記述を間違えていました。正しくは「壇俊光弁護士」です。お詫びして修正いたします。




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