「教授への仕返し」九大研究室のパソコン“塩水”で壊した疑い フランス人研究員を逮捕 福岡市
九州大学の研究室のパソコンなどに塩水をかけて壊した疑いで、フランス籍の男(33)が逮捕されました。
逮捕されたのは、理化学研究所の職員で九州大学に派遣されていたフランス人のイスマイル・アニッセ容疑者(33)です。
警察によりますと、イスマイル容疑者は3月31日、九州大学伊都キャンパスの研究室でパソコン7台などに塩水をかけて壊したほか、テーブルの引き出しなどに腐った食べ物を詰めた疑いが持たれています。
防犯カメラの映像やIDカードの入室記録などから、イスマイル容疑者が浮上しました。
警察の調べに対し「塩水をかけたのは間違いない。セクハラ行為で疑われた時、教授が守ってくれなかった事への仕返し」と容疑を認めているということです。
壊されたパソコンでは人工知能の開発が行われていましたが、復旧のめどは立っていないということです。