九州大学の研究室のパソコンなどに塩水をかけて壊したなどとして、福岡県警西署は26日までに、研究室に派遣されていた理化学研究所のフランス人研究員、イスマイル・アニッセ容疑者(33)=福岡市西区富士見2=を電子計算機損壊等業務妨害などの疑いで逮捕した。同署によると「間違いありません」と容疑を認めている。
逮捕容疑は3月31日午前9時ごろから午前11時ごろまでの間、西区の九大伊都キャンパスの研究室で、7台のパソコンなどに塩水をかけデータを壊し、研究室の業務を妨害するなどした疑い。
同署によると、アニッセ容疑者は「昨年秋に他の研究員とトラブルがあった際に先生が守ってくれなかった。その仕返しでやった」と話している。大学から被害届があり、防犯カメラや入室記録の解析を進めていた。
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