マクロビカウンセラー柚っ子です
ネットによくマクロビ批判が載ってます。皆さん理解不足からマクロビを批判するみたいなのですが、どんなところを誤解しているかがわかってありがたいです
今日はマクロビにかなり精通している私が(自分で言うか!)真実にだいぶ近いことを書きます。でも、私の判断力のフィルターがかかっているので、ご自分で誰の言ってることが真実に近いか、感じてください
①マクロビ指導者で癌ガンになっている人がいるから、マクロビは信用できない疑惑・・・これについては、私が知っている男性マクロビ指導者(お医者さん)にも、ガンで亡くなった人がいます。その方は、魚はOKのマクロビアンです。私が知る限り、魚も食べないマクロビ男性指導者は少数です。残念ながら手のひらからははみ出る大きさの魚を常食している人に、絶対ガンになりませんよとは言うことはできません。魚とて動物性に違いありませんから、ガンになる要素はあります。小魚、牡蠣、貝ぐらいの小魚介類なら、ガンになる可能性は非常に小さいと思いますが。何にせよ動物性の大食はいけませんけどね。魚を食べるマクロビ指導者がガンになるということは、魚と言えども大きい動物の常食は癌になり得るということを身をもって教えてくれています。
②完全菜食でもガンになってる方がいる疑惑・・・正食医学によると、ガンは動物性食品と、白砂糖、農薬漬けの果物、添加物などの発がん物質・化学物質のミックスで起こるので、完全菜食の人はたとえ農薬の野菜ばかり食べていたり、白砂糖をたくさん摂ったりしていても、、ほかの病気にはなっても、ガンにはかかりにくいはずなのですが、、、?ほんとのとこはわかりません、、、一人の人が生涯、本当のところ、どんなものを食べていたか、検証するのも難しいですし。
癌でなくて結核とかライ病(インド、アフリカ)とかなら、完全菜食でも悪質な内容の菜食の人はなる危険はあります。白砂糖、白パン、白米など、栄養価のないジャンクビーガンと呼ばれる栄養失調のひと、アルコール、フルーツなど体を冷やすものに極端に偏った完全菜食の人は、ガン以外のほかの病気になると思います。
完全菜食なのに癌になっているとしたら、チャイルド(トラウマ)を癒していなくてストレスを抱えていたとしか考えられません。感情をためていることと、ガンの因果関係は大ですから。最近、完全菜食なのにアルコール依存症ぐらい大酒飲みで、階段から落ちて骨折したという、元マクロビの会社幹部の話を聞きました。心を穏やかにするマクロビですが、もともと抱えているトラウマを無視し続ければ、人間関係で繰り返し同じ嫌な目に合いますから、食事はオールマイティとはいきません。それに、トラウマを抱えていると、食事は自然と乱れていきます。
お魚食べるマクロビ男子はたいていお酒も好きです、アルコールは動物性蛋白質を分解しますから、それはある意味理にかなっていますが、動物性を摂らない完全菜食なのにお酒におぼれるということは、心因性、つまり癒されないチャイルドを抱えていたとしか、私には考えられません。幼少期のトラウマを抱えたまま生きていると、人間関係でストレスフルですから。完全菜食で酒量が多いと、陰性に偏るので、魚つまみながら飲む方よりかえって厄介です。桜沢さんは、陰性に偏ると人生の敗北者になると、著書(永遠の少年)の中で、陰性に偏る危険性を説いています
最近、完全菜食だろうと思われる男性マクロビアンが、晩年に骨折したという話をたまたま2件、耳にしました。一人はアルコール過多、もう一人は果物過多と推測されます。本当のところはわかりませんけれど。
アルコールもフルーツも蛋白質を分解するものなので、肉食の人が摂るにはバランスとれます。完全菜食のひとは過剰蛋白にならないので、ふつうは酒や果物はあまり欲さないはずです。
自分の経験から言っても、完全菜食の時は、お酒や果物は欲しくないのですが、去年あたりから、若い時のように粗食ではいけないかなと思い直し、少ししらすなどの小魚を意識的に実験的に摂りだしたら、みかんやワインがやたら美味しく感じられてきました。(今年の正月はワインよく飲んだな~)しらすといえど、動物性ですから、摂りすぎれば【動物性蛋白】消そうとしてアルコールやフルーツ系を欲するのです
このように、体が機能していれば、質はともかく、ちゃんとバランスとろうとして自然と体の欲する食物を選べるのですが、、、
完全菜食者の、不自然な陰性過多は一番危険です。生食主義とか、果食主義とか、お酒飲みすぎる人とか。
体に聞いて臨機応変に塩気を上手に摂ってバランスとれる人は大丈夫ですが、主義を通して、頭で食べ物を選ぶ人はバランス崩す危険があります。例えばストレスから、どうしてもお酒をたくさん飲んでしまうという人が、絶対に動物性はしらす一匹摂らない主義のビーガンベジタリアンだったら、どんどん陰性に偏ってしまいます。
極陰になれば、癌にはならなくても、肝臓の病気になったり、殺されたり、事故にあったりする可能性があります。お酒をほどほどにできないなら、かえって、魚介類をつまみに摂ったほうがバランスとれて無難であるともいえます。質はともあれバランスがとれます。酒のつまみにチーズさえ摂りたくないという方は、ゴマ味噌、ナッツ味噌、豆腐の味噌漬けに亜麻仁油をかけるなど、【蛋白質+油気+塩気】を意識して摂ってください。チーズっぽい味を植物性で再現したようなものです。
先程の骨折した人の一人というのは実は、私が慕ってやまない故大森先生です。彼は完全菜食主義のマクロビ指導者です。。これを聞いた時はショックでした。でも私の推測ですが、彼の場合は、頭で考え、自分の体で実験していたようなところがあると思いますから、塩気を摂りすぎて、反動で冷凍ミカンしか受け付けなくなった時期がある、、、などというのを聞いたことがあり、完全菜食でも、彼の場合、かなり偏ったことをやっていたのかもしれません。
ごく普通の穀物菜食をしていたなら、「冷凍ミカンしか受け付けなくなった」なんてことはありえません。実験でご自分の体で極端なことをやったとしか考えられません。勿論、自由と健康を目指すためのマクロビですから、晩年に骨折するなんてことはあってはいけません。事故で骨折したということは、自ら、完全菜食と言えど、偏りは危ないということを身をもって示す反面教師となってくれたのでしょう。大森先生は立派な学者さんだから、私がこのような不遜な検証まがいを書いても許してくれるんじゃないかと思いますので、というか事実を伝えることが受け継ぐ者の義務とさえ思うので、あえて書かせてもらっています。失敗は学者につきものですから、骨折したときはさぞかし無念だったと思いますが、彼の功労を否定することにはなりません。
その点、マクロビ指導者の奥さんたちは、お元気で長生きです。高齢でも料理教室とかされて現役です。変に頭で考えすぎず、玄米を中心にしてほどほどに動物性は食べても控えめにして、まじめに本線の戻って、やってきたからでしょうね。
理論や理屈を勉強しながらも、「べき」を捨て、食べたいと思うものをおいしく食べるのが大事です。ここでもやはりアダルトとチャイルドのバランスですね。例えばお酒(陰性)の席では、陽の気を取り入れたくなって、肉やお魚を欲します。その時は体に従って食べてしまうけど、また次の日から基本食に戻る。このように臨機応変に対応する。これは、現代人が毎日、義務のように肉やお魚を食べる事とは違い、薬として動物性の力をたまに借りる程度であって、常食しているわけではありません。
カウンセリングに来る方は、アダルトが強い方が多いので、ついつい完ぺき主義に陥り、体にいいもの(頭)と食べたいもの(体)(舌)の、ちょうどいい加減のブレンドが難しく、「昔、マクロビやってたんですけど挫折しました、、、」という方が少なくありません。でも、頭で縛るからいやになるんです。頭と体、対話させて、両方尊重してあげて、感性を磨いていってください。かくいう私も若いころ、ケンタッキーが大好きで、でも、肉はいかんから、と思って、食べてしまった翌日は落ち込んだものでした。でも今では、はみ出しても、悪いもの食べたいチャイルドの言うこと聞いてあげたんだから。。。と、自分を許せます。
体に病気のない方、つまり哲学から入って、一生マクロビやっていこうという心構えの方は、はみ出しながら、それでも本線を守り、やっていってください。それが一番。はみ出したときは、チャイルドのわがまま聞いてあげたんだからOK、失敗は成功のもと、と思ってください。良くないとされるもの食べて、やっぱり体にいいことないな、と感じれば、自然とだんだんに摂らなくなるし、体が喜ぶなと感じれば、摂り続けるのがいいし、それはきっと、今は何らかの理由で、必要としているのだと思います。
③完全菜食したらお肌ボロボロ無気力に・・・・という文をネットで見かけたことがあります。その方の今の体には完全菜食はあっていないのです。そういう時はマクロビを否定するのではなく、無難な好きな動物性ありの、ゆるマクロビをするといいです。マクロビ=完全菜食という思い込みを捨ててください。食べててハッピーでないのは本末転倒ですから動物性の助けを借りてください。【心と体がなんか調子いい地点】を見つけてください。そして自分にあった食物というのは時とともに変化していきます。菜食でも大丈夫な体に、だんだんなっていくはずです。森下先生も、育ち盛りの子供には、たまに地鶏のような自然な肉もOKと言っていますし、マクロビは本来、人によって内容が変わる柔軟なものです。
皆さん誤解がある点は、マクロビは完全菜食の小食が一番いいと思っている方がたまにいます。でも、これは病気、例えばガンを消したいとか痛みを消したいとか、そういう方用の食事法です。完全菜食の小食にしたほうが、急速に細胞が入れ替わるからです。これをしないと、なかなか症状は取れません。それに対し、生き方としてマクロビを選んでいる方は、はみ出しながら、戻りながら、ゆるくやったほうがバランスとりやすいです。病気治し用の厳しい完全菜食の小食では続きません。マクロビすること自体より、マクロビで体を健康にして、自分のコアを知り夢をかなえたり、幸せに生きることが大事です。
癒しの道とは自分を許して許して、許し尽くす道です。自分を許している方は健康です。自分を責めることほど血液濁すことないかもしれません。弱い自分にOK出してあげるといいです。ガンは食べ物と同じくらい感情の問題が大きいですから、マクロビの食事と、ネガティブ統合すること、ひいては自分のコアを生きる事、この3つはとても大切です。癌にはなりたくないという方、本物の健康を手に入れたい方は、ネガティブ統合が必須です。うちに来て学んでください。マクロビもネガティブ統合も自分で意志をもって続ける道です。自分を癒せるのは自分だけです。
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