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1.ロゴマークにおける失敗とは
「これぞ、望んでいたロゴマーク」。そんなロゴマークが完成したらうれしいですね。しかし、やはり他の製作物と同様、上手くいかないこともあります。ここでは、ロゴマークにおける失敗とはどいうことかをあらかじめ把握し、その失敗をしないように何に注意すれば良いかを検討します。
そもそもロゴマークにおける失敗とは何でしょうか。失敗しないためにも事前に確認しておきましょう。
- 納得がいかない
せっかくロゴマークを作ったのに、どうも違和感がある。しっくりこない。まだ迷いがある。しかし、修正回数が決まっているし、しょうがない。そんな状態では、なかなか自信を持ってロゴマークを活用できないでしょう。 - 完成しない
これもよく聞く話です。せっかくロゴマークをつくろうとデザイナーさんと話を進めていても、もっと良いものがあるのでは無いかと気になり決めきれない。どんどん案が増えて行き、絞り込めなくなってしまう。挙句の果てに打ち合わせの間隔が延びて、いつまで経っても完成しない。 - 活用できない
ロゴマークが納品されても、どう使ってよいか分からない。ファイル形式の意味も分からないし、納品してもらったデータをどうやってホームページに載せたらいいかも分からない。 - 想定以上に費用がかかる
最初に依頼した時に比べて、何かとオプション費用がかかり、結局想定以上の費用になってしまうケース。
以上がロゴマーク作成における代表的な失敗パターンでしょう。せっかくお金と時間をかけて大事なロゴマークを作成したのに、残念な結果にならないように気をつけましょう。
Point:納得いかない、完成しない、活用できないという3大失敗。
2.失敗する主な原因と対策
それでは、ロゴマーク作成で失敗する主な原因は何でしょうか。
A_デザイナーさんとのコミュニケーションがうまく取れない
これが失敗する理由ナンバー1ではないでしょうか。要望がしっかり伝わらないから希望のロゴマークに仕上がらない、分からないことを質問しても、答えが専門用語ばかりで理解できない…などなど。
やはりロゴマークは依頼主さんとデザイナーさんの息があってこそ、最高のものが出来上がると思います。
依頼主は遠慮せずに、しっかりと要望を伝えるだけでなく、伝わっているかを確認し、専門用語や分からない言葉があれば、その都度確認しましょう。
優秀なデザイナーさんであれば、依頼主の要望を適切に理解し、依頼主が万が一迷っても、しっかりとリードしてくれるはずです。
出来上がってからも使い方がわからなかったり、納品されたファイルが良く分からないものだったりしたら、自ら積極的にデザイナーさんに確認しましょう。
そして最悪のケースですが、もし、コミュニケーションが苦手なデザイナーさんに不運にもあたってしまった場合、”チェンジ”することを考えても良いかもしれません。末永くお付き合いすることになることが多いので。
B_サービス内容と価格をしっかり理解できていなかった
もう修正してくれないの?納品のファイルはこれだけ?など、依頼してから不満があり、サービス内容をホームページで改めて確認すると、そうした点について記載してあったというパターン。専門用語で書かれていたり、説明がの無いケースもあるかもしれません。特に、追加費用など想定外の費用が発生する場合には注意が必要です。
製作会社やデザイナーさんによって、ロゴマーク作成の価格とサービスの設定はさまざまです。最低限、「納品物」「価格」「修正回数」「提案数」「その他オプション」は確認しましょう。細かいことが苦手な方は、実績が多い制作会社・デザイナーさんを選ぶのがやはり良いでしょう。最近はホームページにレビューや評価なども書いてあることも多いので、少し調べてみるのも良いと思います。
C_完成納期の設定
これは、制作会社にとってありがたいというよりも、依頼主にとっても大事だと思います。完成納期が設定されていないと、特に多忙な依頼主の方は、打ち合わせやメールのやり取りが後ろ送りになったります。デザイナーさんとのやりとりの間が空くと、デザイナーさん自身の優先順位も下がってしまうことがありますし、何より依頼主自身のモチベーションも少しづつ下がってしまうことがあります。結果、理想的なロゴマークを生み出すところまで辿り着かないことも。
目標完成納期を設定して、デザイナーさんと共にテンポ良くやりとりを進めることが大事でしょう。
上記にあるように、ロゴマーク作成で失敗する原因と対策をおさえることで、最初に書いた、①納得できない、②完成しない、③活用できない、④想定以上の費用という失敗を予防することができるでしょう。
依頼主にとって唯一の大切なロゴマーク。成功するといいですね。
Point:大切なロゴマーク。失敗パターンを知って未然に防ごう。
3.まとめ
■ロゴマーク作成によくある失敗パターンは①納得できない、②完成しない、③活用できない、④想定以上の費用の4つ
■デザイナーさんとしっかりコミュニケーションをとり、専門用語や分からない言葉があれば、その都度確認する。
■サービス内容と価格をしっかり理解する。最低でも「納品物」「価格」「修正回数」「提案数」「その他オプション」は確認しておくこと
■完成納期は、より完成度の高いロゴマークを作成するために、必ず設定しよう