(プリキュア以前はこちらから)
プリキュアと同時期に放送されていた女児向けアニメの一覧です。
(スペースの関係上、記載していないアニメもございます)
上記の表が全てなので、これを見てニヤニヤしていただければそれだけで良いのですが、一応簡単な解説をつけます。
(下記記事中の画像はアマゾンリンクですが、画像使いたかっただけでアフィリエイトイリンクじゃないので安心して踏んでください)
※厳密には「ライバルアニメ」ではないものも含まれています。
2004年~2006年
2004年2月に「ふたりはプリキュア」スタート。
同時期に放送されていた女児向けアニメは「ミルモでポン!」「マシュマロ通信」「マーメイドメロディぴちぴちピッチピュア」など。
「ミルモでポン!」は2004年当時で3年目ですがまだまだ当時女児に大人気でした。
「ぴちぴちピッチピュア」は「ぴちぴちピッチ」の2期。「セーラームーン」「ウェディングピーチ」などの流れを汲む変身ヒロインもので一部の大きなお友達にもカルト的な人気がありました。
2005年「ふたりはプリキュア MaxHeart」の時期は、サンリオ枠の「おねがいマイメロディ」がスタート。また佐藤順一氏が手掛ける「ふしぎ星のふたご姫」も始まり、女児向けアニメの動きが活発になります。
佐藤順一氏は「プリンセスチュチュ(2002)」「カレイドスター(2003)」を経てこの「ふたご姫」、同時期に「ケロロ軍曹(2004)」「ARIA(2005)」シリーズを手掛けていますね。神様って本当にいるんだ、って当時思っていました。
2006年プリキュアは「ふたりはプリキュア スプラッシュ☆スター」。
この時に「ミルモでポン」が終了しますが、同じ「ちゃお」から「きらりん☆レボリューション」が開始します。当時モーニング娘。に所属していた久住小春とタイアップしたCDが大ヒットしました。「出ました!パワーパフガールズZ」もこの時期ですね。
また、記載していませんがこの2004年~2006年は、女児向けカードゲーム「オシャレ魔女ラブandベリー」が空前のヒットで大ブームの時です。
文献などによると当時のプリキュア「スプラッシュスター」はこれにかなり苦戦を強いられていた様です。
(この「ラブandベリー」「きらりんレボリューション」のカードゲーム市場での成功を黙ってみている訳もないバンダイが翌年、プリキュアで女児向けアーケードカードゲームへ参入します。)
個人的には2006年に放送された「おねがいマイメロディ くるくるシャッフル」が人生の中でもベスト3に入るアニメです。
2007年~2010年
2007年から2010年はプリキュアが強かった時代ですね。
2007年「プリキュア5」。
きらりんレボリューションがまだまだ絶好調でしたが、プリキュアもかなりの盛り返しをみせました。この時に女児向けアーケードカードゲーム市場にプリキュアが参入し、こちらも大人気になりました。
「しゅごキャラ」シリーズが始まったのもこの年です。
2008年「プリキュア5GoGo」の年もプリキュアが強かったですね。
マイメロディは4作目「おねがいマイメロディ きららっ」。「きらりん☆レボシューション」はキャラクターデザインが大きく変更した「STAGE3」へと移行しました。
2009年「フレッシュプリキュア」。
「おねがいマイメロディ」シリーズが終了し、同じサンリオとセガトイズの「ジュエルペット」シリーズが始まります。
また、この年、かつて隆盛を誇った「きらりんレボリューション」も終了しますが後継として「極上!!めちゃモテ委員長」が始まり、りぼんから「夢色パティシエール」も始まるなど女児向けアニメが大きく一新した年でもありました。
同2009年は「味楽るミミカ」の後番組として「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」も始まりました。「アイ!マイ!まいん!」はアニメもありましたが、どちらかというと大きなおともだちに3次の方が人気でした。平日夕方にも関わらず、2ch実況スレが10分で1スレッド消費する勢いでした。この後、「アイ!マイ!まいん!」は2013年まで4年間続きました。
2010年「ハートキャッチプリキュア」。
この時期はセガと小学館が「リルぷりっ」をカードゲームとアニメで展開。「ラブandベリー」の後継として開発された「リルぷりっ」でしたが、アニメもカードゲームも当時のプリキュアになかなか勝てなかったようです。
ジュエルペットは2期の「ジュエルペットてぃんくる」。大きなお友達に大人気アニメとなりました。
2011年~2013年
2011年「スイートプリキュア」。
2011年3月に大きな災害が起きて国中が静まり返っていた時期にも、女児向けアニメは小さな女の子を元気づけていました。
ジュエルペットは「シュエルペット サンシャイン」。前回からギャグ寄りになり個人的には最も好きなシリーズです。
そして2011年4月、アニメ「プリティーリズム オーロラドリーム」が始まります。プリティーリズムは2010年からアーケードゲーム筐体は稼働していたもののあまりパっとしていなかったのですが、このアニメ放送を期に一気に盛り上がりを見せました。ファッションブランド「プリズムストーン」でのアパレル展開の成功など、ゲーム筐体と共に、女の子に大きな人気を博しました。
当然、タカラトミーの成功をバンダイが黙ってみてるわけもなく、このプリティーリズムの成功が、後の「アイカツ!」を生み出すことになります。
2012年「スマイルプリキュア」。
この年のジュエルペットは「ジュエルペット きら☆デコッ」。プリティーリズムは2期「ディアマイフューチャー」になりました。ディアマイフューチャーは前作のキャラを出しつつ、新キャラで展開し、韓国のアイドルとの共演も(一部で)話題になりました。
そして2012年10月「アイカツ!」が始まります。
2013年「ドキドキプリキュア」。
「アイカツ」は引き続き絶好調。
ジュエルペットは「ジュエルペットハッピネス」。
「プリティーリズム」は「プリティーリズム レインボーライブ」が放送されています。
2013年は「アイカツ」の躍進がすさまじく、2013年3Q(10~12月)のバンダイトイホビー売り上げは51億(同時期プリキュアは16億)と、大躍進でした。この年のおもちゃ売り上げランキングでも、女の子向けトップ10でそれまで1位を取ってきたプリキュア玩具を押しのけ「アイカツフォンスマート」が1位を取っています。
この時期の女の子向けアニメは「プリキュア」「アイカツ」「ジュエルペット」「プリティーリズム」の4強でした。
2014年~2016年
2014年「ハピネスチャージプリキュア」
この年のジュエルペットは「レディ ジュエルペット」。前作までのハイテンションなギャグを押さえて恋愛よりのちょっとシリアスなストーリーが展開されました。
そして2014年7月より「プリティーリズム」の後継番組「プリパラ」がスタートします。
10月より「アイカツ!」も「アイカツ! あかりGeneration」として世界観は同じで主人公を変更させたシリーズが始まっています。
2015年「Go!プリンセスプリキュア」。
ジュエルペットは7年続いてきたシリーズが今シリーズ「ジュエルペット マジカルチェンジ」で終了しました。
アイカツはスマホゲーム「アイカツ!フォトonステージ」を展開し、ちょっと上の層も狙いにきているようです。
10月にはプリキュアと同じバンダイより「ヒミツのここたま」がスタート。
フラグシップ玩具「おおきなここたまハウス」は10月販売開始にも関わらず、2015年の女の子向け玩具トップ10で、見事1位を取る躍進を見せています。
2016年「魔法つかいプリキュア」
「アイカツ!」は大きくリニューアル。4月より「アイカツスターズ!」として主人公、世界観一新したシリーズが始まります。
「プリパラ」も新シリーズが展開。子育ての要素があるようです。
ジュエルペットシリーズの後継番組としてサンリオとセガトイズの「リルリルフェアリル」もスタート。
「ひみつのここたま」も好調なようです。
2016年のプリキュアとライバルアニメ。
女児向けアニメ、群雄割拠時代。
ここには書いてませんがディズニー関連も強いです。
「魔法つかいプリキュア」女児向けNo1を維持してほしいですね。
(おわり)
2016.2.26追記
↓たまごっち、ハム太郎、キルミンずうなど
上記で記載されていないアニメ含め、一覧表です。
(プリキュア以前はこちらから)
(関連記事)