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顕微鏡道楽

顕微鏡で遊ぶ
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EOS(APS-C)センサーの掃除 New!!

数日前に、Amazonに注文していた、クリーニングスワブ(10本980円)が到着していた。
センサーを傷つけないか心配で、なかなか始める気にならなかったが、とうとう重い腰を上げた。

最初に、ブロアブラシで、傷つける恐れのある砂粒など硬いゴミをふきとばした。
クリーニングスワブに、一度目は無水アルコールを着けて拭い、二度目は乾拭きにした。
拭えているかは、実体顕微鏡で確認することにした。
実体顕微鏡で確認した後に、顕微鏡に取り付けて写真を撮って確認した。
自分としては、写真を見る限り、綺麗に拭えていたと思う。

最初にEOSMのセンサーを拭ったが、思いの外うまく行った。
実体顕微鏡で、クリーニング前には無数の小さなゴミが見えたが、クリーニングした後はほとんど確認できないほどになっている。
これは、ビギナーズラックだろう。
次は、EOSKissX50を拭ったが、実体顕微鏡で確認したら、周辺の上側に一箇所取れていない大きめのゴミが残っていた。
もう一度、新しいクリーニングスワブを使って、上側を重点的に拭ってみた。
実体顕微鏡の確認では、ゴミは取れていた。
顕微鏡写真にも、ゴミは写っていなかった。

今回、クリーニングスワブは、二台の清掃に合計6本(98円×6)使ったことになる。
メーカーに清掃を頼めば、一台3,000円らしいので、かなり安く済んだことになる。

案ずるより産むが易し。
今回は、薪ストーブ煙突掃除のために購入していた、防護服が有ったので、それを着て掃除した。
もちろん、防護服は新品。
センサーの表面はガラスのような感じなので、拭うだけなら傷も着かないだろう。
それでも、絶対に力は入れないで、やさしく拭わなくてはならないと思う。


↓清掃済のセンサー。
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↓清掃後に実体顕微鏡でチェック。
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↓「センサークリーニング スワブ 【10本入り】 APS-Cセンサー用 980円」。
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↓クリーニング スワブの両面に、各1~2滴の無水エタノールを滴下。
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↓無水エタノールを、今回購入したスポイド瓶に入れてある。
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↓薪ストーブ煙突掃除のために購入していた、防護服を着て掃除した。
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↓使用後には、シリカゲルを置いてから、DIYした防塵ケースを被せている。
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カメラ | Comments(0) | Trackbacks(-)

本「たくさんのふしぎ 珪藻美術館」 New!!

MWSさんが、珪藻の本を出されたようです。
「たくさんのふしぎ 珪藻美術館」です。
顕微鏡に興味をもたれている方は、買うしかありません。
Amazonでは在庫切れだったので、楽天ブックスに注文しました。

↓本「たくさんのふしぎ 珪藻美術館」。
表紙だけでも、その素晴らしさが分かるようです。
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「プランクトン培養箱」二号機の完成

サーモスタットなどの不足部品が到着したので、「プランクトン培養箱」二号機が完成した。
(一号機は昨年10月からボルボックスに占有されていて、培養条件(照明16時間)を変更できない。)

7月~9月は高温になるので、「冷温庫」を使用する必要がある。
一号機は、昨年一年間テストしながら改良したので、二号機も問題無いと思う。

↓右が、今回完成した、「プランクトン培養箱」二号機。
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Nikonシルボン紙

実体顕微鏡で、EOSセンサーの汚れ具合を確認したついでに、顕微鏡の対物レンズなどの汚れも見てみた。
どれも、かなり汚れている。
これは、掃除しなければならない。
ネット情報によると、レンズを拭くには「Nikonシルボン紙」が良いようだ。
これを、対象物に合わせて、ピンセットや特殊形状の棒に巻き付けて、無水アルコールで拭くのが常道らしい。
MWSさんの「本日の画像」には、油浸以外の対物レンズは「蒸留水を含ませたキムワイプなどで気長に溶かしながら拭う」とある。
ネットには、清掃に関する多くの情報や動画があるので、これから研究する必要がある。

Nikonシルボン紙は思いの外安いので、利用しやすいと思う。

↓Nikonシルボン紙
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原生生物の同定

原生生物の「稲株からの採集」をして、自作プランクトン培養箱に入れている。
いろいろな生物(主に繊毛虫)が発生するので、一滴採って顕微鏡で覘いてみている。
動画を撮ってみて、それぞれの同定を試みているが、ほとんど判別できない。

「日本淡水産検索図説」は、ページ数も多いので、期待して探してみるがほとんど同定できない。
「淡水微生物図鑑」は、写真が主なので、解説が少なすぎる。
「プランクトン ハンドブック」は、論外。
「やさしい日本の淡水プランクトン」は、意外に役立つ。

特に、繊毛虫は難しく、ゾウリムシでさえ同定できない。
「日本産ミジンコ図鑑」のような、詳しい原生生物図鑑はあるのだろうか。

繊毛虫は、難し過ぎる。
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