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石川トキ羽ばたく里山を 七尾の市民団体が事業計画
かつてのようにトキが羽ばたく里山復活を目指す市民団体「朱鷺棲(す)む里山釶打クラブ」の本年度総会が、七尾市中島町西谷内の天龍山覚永寺であり、地元を流れる熊木川源流の須久保の水田で今年も五月から稲作を行い、トキが戻れる自然環境づくりにつなげる事業計画などを決めた。 約二十人が出席。代表委員の唐川明史さんによると、稲作は今年四年目。昨年は一・五キロで四十袋近く収穫でき、無農薬のため、自然に優しいおいしい米を求める人から問い合わせもあった。今年も同程度の収穫を目指す。 他に、九月に日本鳥類保護連盟石川支部と共催で西谷内地内で野鳥観察会を開くほか、来秋に設立十周年を迎える機運を高めるため十月ごろに記念事業を行う方針を決めた。内容は今後検討する。 総会に先立ち七尾市地域おこし協力隊の本谷智子さんが取り組みを、日本中国朱鷺保護協会名誉会長の村本義雄さんが最近のトキの情報を伝えた。 (室木泰彦) 今、あなたにオススメ Recommended by PR情報
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