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2019年4月25日 紙面から
広島-中日 7回裏、ジェット風船の舞う中、渋い表情の与田監督(中)ら(伊藤遼撮影)=マツダスタジアムで
息を吹き返した真っ赤な鯉に飲み込まれた。中日は24日、広島戦(マツダ)で開幕から好調だった打線が沈黙。0-5で今季初の零封負けを喫した。中日・与田剛監督(53)は試合後、25日に先発予定のエンニー・ロメロ投手(28)の出場選手登録により、外国人枠の関係でソイロ・アルモンテ外野手(29)の抹消を決断したもよう。同一カード3連敗阻止へ、必死のタクトをふるう。
小雨の舞う広島の夜空で、フラストレーションのたまる敗戦だ。安打こそ7本放ったものの、ここぞの1本が出ない。今季初となる零封負けで、6日のヤクルト戦(神宮)以来となる今季2度目の連敗。野村には3日の前回対戦(ナゴヤドーム)に続き、2戦連続で辛酸をなめた。
「野村は両サイド、高低を非常にうまく投げてきたし、なかなか連打というものが厳しかった。素晴らしいピッチングをされたが、それでも攻略をしないといけない」。与田監督は、こう声を絞り出した。先発の山井が序盤に4失点して追いかける展開。投打ともに精彩を欠いたが、指揮官は気持ちを切り替えて前を向いた。
「シーズンの中で、こんなことはよくあること。ここをどうやって乗り切っていくかということで、明日がすごく大事になる」。勢いに乗る真っ赤な鯉に飲み込まれたが、順位は3位で貯金も1。あたふたと、慌てる必要はないだろう。ただ同一カード3連敗だけは何とか避けたい。
その一戦に満を持して送り出すのが、新外国人左腕のロメロだ。デビューから2戦2勝しながら、R・マルティネスを1軍昇格させ、救援陣を厚くするという戦略的な理由から11日に抹消。2軍でその時を待っていた助っ人左腕が、いよいよ戦列に戻ってくる。
ただ、ロメロの復帰で余儀なくされるのが、外国人枠の問題。試合後、与田監督は「今ここでそういうことは伝えられないので、発表(公示)を待ってください」と明言をさけたが、1軍登録からアルモンテが外れることが濃厚だ。
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