新生児“置き去り” 被告の女 「反省してもしきれない」 福岡県北九州市
2018年9月、福岡県北九州市内の商業施設に生まれたばかりの赤ちゃんを置き去りにしたとされる女の初公判が行われ、女は「反省してもしきれない」などと起訴内容を認めました。
保護責任者遺棄の罪に問われているのは、北九州市八幡西区のパチンコ店従業員・栗山紋季沙被告(28)です。
起訴状などによりますと、栗山被告は2018年9月、北九州市小倉北区の商業施設に生まれたばかりの女の子を置き去りにしたとされています。
女の子はその後、無事保護されました。
福岡地裁小倉支部で開かれた初公判で、栗山被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた上で「反省してもしきれない、今後は交際相手と共に愛情をもって育てていく」と述べました。
裁判は即日結審し、検察側は懲役1年6ヵ月を求刑しています。
判決は5月9日に言い渡されます。