NMR 片側開放型 NMR の適用事例 Top | はじめに | 研究の背景(1、2) | 装置の概要(1、2) | 適用事例(1、2、3) | おわりに | 参考情報 | ||||
磁石は、磁力の強いNdFeB系の永久磁石を採用した円筒型であり(直径10cm、高さ9cm)、磁極は円筒の端面にある。 コイルは、アルファベットの「D」2つを背中合わせに置いた平面型で、導体である磁石との電磁気的なカップリングを避けるために厚さ数mmのスペーサーを磁石とコイルの間に置いてある。感度領域の共鳴周波数は、約4.5MHzである。感度領域の位置と寸法は、コイルの導線配置、磁石磁場強度の空間分布、そして高周波パルス幅に依存するが、今回のセッティングではコイル表面から約2~9mmまでの空間、水平方向には約14mmの広がりを感度領域となしている(図4)。 |