専門外来のご紹介
日本人の3人に1人が痔を患っているといわれています。悩みの割には、充分な治療を受けていない人が多いのが現状です。
当院では、手術治療が必要な肛門疾患に対して、
1) できるだけ痛くない方法で、
2) できるだけ入院期間を短くして、
治療するために、従来の切除による内痔核治療に加え、注射による痔核根治治療(ALTA療法)や、機械吻合器を使ったPPH法を、組み合わせた手術を行っています。
内痔核や脱肛に対しては、肛門の内側、歯状線より内側の、痛くないところに注射(ALTA療法)したり、環状に粘膜を切り取る(PPH法)ことで、痛くない時の手術治療が可能です。
そのほか、裂肛(切れ痔)や痔瘻(あな痔)に対する手術治療についても、病状に応じて適切な治療を受けていただけるようにしています。