追記 有効長(針先からアーム支点までの距離)=223mm固定 したがって、 オーバーハング-13mmとは、 センタースピンドルからアーム支点までの距離=236mm オーバーハング-17mmとは、 センタースピンドルからアーム支点までの距離=240mm 皆さん、誤解無してませんよね。 昨日のオーバーハング 13mm VS 17mm (官能編)は、どのように違って聴こえるかをチェックした。 結果、13mmでは、しっかりした感じだ。 一方、17mmは、なんか浮ついた感じだ。 今日は、科学的に(笑)、どのように違うかを解析してみた。 まずは、幾何学上で、計算してみた。 針先の位置は、ほぼ73mmだ。 オーバーハング -13mm -17mm トラッキング・エラー -1.1度 -4.5度 位相差 -2.0us -8.1us 波形解析 1KHz, 正弦波、サンプリング周波数44.1KHz=8.2us/ポイント オーバーハング-13mm 位相差:検知できず。 位相差:わずかにずれているのが観測できる。 計算上は1ポイントずれるはずだが、実際はそこまではずれていないようだ。 位相差の計算は、いくつかの仮定を基に計算しているので、仮定がまずいのだろう。 考察 科学的には、-13mmの方が優位だ。 しかし、オーディオの世界では、科学よりも官能が優先されるので、どちらが優位かは、個々人の判断に委ねられる。 終わり。 |
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> 那須山さん
これだけの情報では何がほとんど一緒だったのかよく解りませんが、この発言がなされた脈絡からしますと、テスト・レコードの外周部においてトラッキング・エラー角の大小がトレーシング歪に及ぼす影響が極小だったということじゃないでしょうか。ですから、この面に関しては… つまり、ピュアストレート・アームが不利であるとされる条件下においても、音質の劣化は実質的に無視できる、ということでしょう。
この事実だけでは、おっしゃるようにピュアストレート・アームの優位性はどこにも無いわけですが、これ以外の面で色々とあるからして、全体としてはオフセット・アームよりもこちらの方が優れてるんだ、と言いたかったんでしょうね、ヤマハは…。
[ gio**nni_xx*v ]
2019/4/23(火) 午前 0:17
返信する> gio**nni_xx*vさん
> これ以外の面で色々とあるからして
その色々を是非とも知りたいですよね。
私だったら次のようにアピールします(笑)。
・曲げる必要がないので、シンプルだ。
・曲がって無いので、ラテラル・バランサーが不要で、シンプルだ。
・サイドフォースがキャンセルされるので、IFCが不要で、シンプルだ。
・サイドフォースがキャンセルされるので、針が曲がらない。
・したがって、シンプル・イズ・ベストだ(内心では、安く作れるので、粗利が大きい(笑))。
その他、milonさんとnightさんが、両者を録音した音源をアップしてくれて、もし、時間軸の揺れが無いことが確認できたら、それもアピールする(笑)。
[ 那須山 ]
2019/4/23(火) 午前 7:21
返信する> gio**nni_xx*vさん
> それぞれに合わせて一々オーバーハングを調節する
夕べは、名前が思い出せなかったので、リニアトラッキングアームで誤魔化した(笑)。
が、そのようなアームが現存します。
以下です。
http://eilex.jp/high-end-audio/reed/reed-5t/
以下は、オフセットを随時変えて行くので、回転シェルと同じかな。
http://www.yukimu.com/product/thales_tonarm/tonearm/simplicity2/simplicity2.html
[ 那須山 ]
2019/4/23(火) 午前 7:34
返信する> gio**nni_xx*vさん
何が「ほとんど一緒」なのか?
トラッキングエラーによる歪みの主成分は2次高調波歪み。その2次高調波歪みがほとんど一緒です。
↓こちらの日記。6月25日~26日を参照下さい。
http://kuzutetu.cside3.jp/diary0906.htm
[ nightwish_daisuki ]
2019/4/23(火) 午前 8:07
返信する> 那須山さん
情報有り難うございます。なるほどねェ…、世の中、色んなものがあるんですね。
どちらのモデルもピュアストレート・アームのオーバーハングを変化させていくのとは異なる原理ですが、確かにトラッキング・エラー角はゼロにできますね。だけど、メカニズム的にはピュアストレートとは正反対の複雑化指向で、動力源が必要だったり、ジョイントが多数になったりで、何って言うか、スマートとは言いかねますね… 〔笑〕。仮におカネがあっても欲しいっていう気にはなりそうもないなぁ~。
[ gio**nni_xx*v ]
2019/4/23(火) 午前 8:17
返信する> gio**nni_xx*vさん
> 仮におカネがあっても欲しいっていう気にはなりそうもないなぁ~。
同感です。
お金が有ったら、欲しいのは、こちらです(笑)。
https://www.csport.audio/ja/products/products-afu1-2.html
[ 那須山 ]
2019/4/23(火) 午前 8:34
返信する> nightwish_daisukiさん
> トラッキングエラーによる歪みの主成分は2次高調波歪み。
どうも、見慣れない、変なスペクトルだと思ったら、偶数次歪みだったのか。
> その2次高調波歪みがほとんど一緒です。
ウソです。
トラッキングエラーが小さい方が歪も小さいです。
こんなことは、ど素人でも解ることでしょう。
[ 那須山 ]
2019/4/23(火) 午前 8:38
返信する> nightwish_daisukiさん
ご案内いただいたブログ、拝見しました。この歪特性データは、トラッキング・エラー角 10°の時、外周部において採られたものなんですね。で、それは誰が採って発表してるんでしょうか? もしご存知でしたら教えていただけると助かります。
[ gio**nni_xx*v ]
2019/4/23(火) 午前 8:57
返信する> gio**nni_xx*vさん
Yamahaです。ネットで公表している訳ではありませんが。
[ nightwish_daisuki ]
2019/4/23(火) 午前 9:15
返信する> nightwish_daisukiさん
早速のご返事、どうも有り難うございます。
ネットで公表していないというのは YSA-2 が現役だった頃にはネットがまだ無かったからということであって、当時は紙媒体か何かでとにかく 「公表」 していたという風に理解してよろしいんでしょうか?
[ gio**nni_xx*v ]
2019/4/23(火) 午前 9:55
返信する> gio**nni_xx*vさん
YSA-2に同梱です。中古で購入できれば今でも手に取る事は可能です。
↓これですね
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/s647804596
.
[ nightwish_daisuki ]
2019/4/23(火) 午前 10:25
返信する> nightwish_daisukiさん
そうだったのですか…。
う~む、まさかとは思いつつ念のためお尋ねした次第でしたが、こういうデータをヤマハ自身が公表していたというのは大きな問題を孕んでいますので、どういうことかご説明させていただきたいと思います。
問題は二点ありますが両者は密接に絡まり合っています。一点はデータがなぜレコードの外周部を使って採られているのか、そして、もう一点はトラッキング・エラー角がなぜわずか 10°に設定されていたのか、という点です。外周で 10° というエラー角はあまりに小さ過ぎて非現実的な値であり、こうした条件の下でのデータを採って提示すること自体、その目的に関して疑念を抱かせずにはおきません。
なぜならば、有効長が 228mm のピュアストレート・アームで外周におけるトラッキング・エラー角を 10° に抑えようとすれば、オーバーハングはマイナス 20mm を超える設定にしなければなりません。そうなると内周部でのエラー角は外周部のそれを大きく上回って 14° 程度にも達します。(つづく)
[ gio**nni_xx*v ]
2019/4/23(火) 午前 10:34
返信する> nightwish_daisukiさん
〔続〕
night 様もよくご存知のことと思いますが、アナログ・レコードでは内周部での音溝の物理的な波長が、音波の同一周波数でも外周部よりずっと小さくなりますから、たとえトラッキング・エラー角が同等であっても、外周部に比べてトレーシング歪をはじめとする諸条件は著しく不利になります。ですので、ヤマハのやっていたこのような設定が完全に非現実的なものであることは明らかでしょう。仮にこの状態のまま内周部でもデータを採ったとして、果たして歪が無視できるという結果が出るのでしょうか?
いや、結果など出るか出ないかやってみるまでもありません。上に述べたとおり、外周で 10° というのは、そもそも内周部のエラー角が外周部のそれよりも大きくなるような値であるという時点で、それが現実にはあり得ない設定だということを意味しています。ですからそんな条件の下でのデータはハナから採る必要がないのです。
そのような無意味なデータをヤマハ自身がわざわざ採って公表していたのだとしますと、その目的は何処にあったと考えればよいのでしょうか?(つづく)
[ gio**nni_xx*v ]
2019/4/23(火) 午前 10:40
返信する> nightwish_daisukiさん
〔続々〕
また、これと密接に結びつくもうひとつの疑問として、一体なぜ、条件のよりシビアになる内周部ではなく外周部でのデータが採られているのかという問題があります。
何らかの事情があって飽くまでも外周部でのデータを見せたいというのならば、まずもってその理由を明らかにするべきだと思いますが、いずれにせよ、やるとすれば内周部でのエラー角を極小にする設定で行なう必要があります。この場合、例えばレコードの中心から 61mm の地点でのエラーをゼロにする設定ですと、最外周でのエラー角は 15° 以上になります。
あるいは、外周部であればこの程度のエラー角があってもさほど歪は増えないのかもしれません。しかし、問題はそういうことではなく、ヤマハ広報部の誠実さに対する信頼が揺らいでいる点なのだということがご理解いただけるでしょうか。
ですので、そういう意味では、やはり 15° となると無視し得ない歪が生じていたのではないかという疑いが持たれます。少なくとも、当時のヤマハ広報部はそれを隠そうとしたのだと考えざるを得ない。(もうチョイ
[ gio**nni_xx*v ]
2019/4/23(火) 午前 10:57
返信する> nightwish_daisukiさん
〔続々々〕
YSA-2 はずいぶん昔の製品ですから、現代のヤマハ広報部がユーザーに対してこのような不誠実な態度を採ることはよもやなかろうと思います。
ですが、那須山様が案内して下さったサイトを見る限りでは、私個人はそのような疑いを完全に払拭するには至っておりません。ピュアストレート・アームのデメリットが無視できることを強調する一方、メリットに関する情報は明確に述べられておらず、しかも、私にとりましては、読む者を故意に混乱させようとしているかのように感じられる叙述がなされていたからです。
ですが、この最後に申しました部分は飽くまでも私の個人的な印象であって、そのような印象を抱いたのは私の理解力が不足していたからである可能性を排除するものではありません。ヤマハさんのお仕事の邪魔をしたいという気は微塵もありませんので、この点は強調させていただきます。(フーッ、おわり)
[ gio**nni_xx*v ]
2019/4/23(火) 午前 11:05
返信する> gio**nni_xx*vさん
ナイス!、ナイス!、ナイス!、3連発です(笑)。
私が言いたいことをすべて代弁していただきまして、ありがとうございます。
私が、外周部でなく、内周部でのデータを発表しているかも理解していただいたものと思います。
YAMAHAが、オーバーハングをなぜ13mmでなく、17mmに設定したかもおぼろげながら見えてきました。
要するに、外周部でのデータをよく見せたかったからです。
エンジニアがよくやるど素人を騙すテクニックです。
nightさんともあろうお方が、このような騙しの情報を紹介するのも問題です。
[ 那須山 ]
2019/4/23(火) 午前 11:46
返信する> gio**nni_xx*vさん
なんだか頭かっちんこっちんですね。
柔らかく考えれば何の疑問もないお話です。
『想像』されました事を前提に話されましても何とも申し上げられません。;^_^)
[ nightwish_daisuki ]
2019/4/23(火) 午前 11:56
返信する> nightwish_daisukiさん
> 柔らかく考えれば何の疑問もないお話です。
その柔らかいあんたの脳みそで、自分の記事で解説してよ。
それをしてくれなければ、あんたがどのように理解したのかを知る術が無い。
[ 那須山 ]
2019/4/23(火) 午後 0:03
返信する> 那須山さん
Yamahaは「ご自身でその結論を発見して」と言っています。各人好きなようにするばいいですo(^-^)o
Yamahaは最初から反発があることはお見通しです。
[ nightwish_daisuki ]
2019/4/23(火) 午後 0:21
返信する> nightwish_daisukiさん
> Yamahaは最初から反発があることはお見通しです。
あんたは、YAMAHAの回し者だったのか。
道理でYAMAHAの肩を持つ訳だ。
FIDELIX信者と言い、YAMAHA信者と言い、どうしてこうも私の読者には信者が多いんだ。
最初から反発があることはお見通しだなんて、YAMAHAは、嫌なら買うなと消費者に向かって喧嘩売ってるとしか思えん。
GT-5000の不買キャンペーンでも始めるか。
[ 那須山 ]
2019/4/23(火) 午後 3:11
返信する