東京・池袋で乗用車が歩行者などをはね、親子2人が死亡した事故で、通行人を避けるようなハンドル操作がされていなかったことが分かった。
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東京・池袋で乗用車が歩行者などをはね、親子2人が死亡した事故で、通行人を避けるようなハンドル操作がされていなかったことが分かった。
この事故は先週、豊島区東池袋で、旧通産省工業技術院の飯塚幸三・元院長(87)が運転する乗用車が歩行者などをはね、松永真菜さん(31)と娘の莉子ちゃん(3)が死亡し、8人がケガをしたもの。
現場では22日、事故当時の乗用車の速度を判定するため、特殊な車両で実況見分が行われた。
その後の警視庁への取材で、飯塚元院長は、最初にガードパイプに接触した後、通行人を避けるようなハンドル操作をしていなかったことが分かった。
ブレーキをかけた形跡もなく、警視庁は接触事故で気が動転して事故を回避する操作ができなかったとみている。
また、松永真菜さんの夫が弁護士を通じて「当たり前のように一緒に生きていけると思っていた大切な2人を失い、失意の底に居ます」などとコメントを寄せた。
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