【ロンドン原田公樹】サッカーのフランス(仏)1部リーグで2季連続8度目の優勝を飾ったパリ・サンジェルマン(PSG)は21日、ホームでのモナコ戦で胸に通常のスポンサー(航空会社)名ではなく、火災で損傷を受けたノートルダム大聖堂のイメージ画像が描かれたユニホームでプレーした。本来ならば個々の選手名が入る背中にも「ノートルダム」と書かれていた。
この特別ユニホームは限定販売され、売り上げは同寺院の消火活動で活躍した消防関連の基金に寄付される。
試合開始4時間前に2位リールが敵地でトゥールーズと0-0で引き分け、試合前の段階でPSGの優勝が決定。お祝いムードあふれる中、仏代表FWエムバペがハットトリックと大活躍し、今季リーグ通算30得点に到達。同リーグのフランス人選手では1989~90年シーズンにFWパパンがマルセイユで記録して以来の大台に乗せた。
エムバペはレアル・マドリード(スペイン)への今夏移籍がうわさされているが、試合後「あと1年はPSGに残る」と残留宣言をした。