巨人の菅野智之投手(29)が今季初の中5日で25日のヤクルト戦(神宮)に先発することが濃厚になった。翌週も中5日を続ければ、記念すべき「令和元日」となる5月1日の中日戦(東京ドーム)に先発することも可能になる。
リーグトップに並ぶ3勝目を挙げた19日の阪神戦(甲子園)では118球で6イニング2/3を投げ、2年ぶりにイニング途中で降板していた。開幕から19日まで4度、金曜日に先発してきたが、26日は空き日。27日からの10連戦を前に間隔を詰めることになりそうだ。
22日は川崎市のジャイアンツ球場で2軍も含めた他の先発陣と一緒に調整した。キャッチボールやランニングで軽快な動きを見せ、室内で行ったマシン打撃では快音を連発。「体調は万全です。頑張ります」と言葉少なだったが、状態の良さをうかがわせた。
5月1日には外国人登録枠の関係で抹消されている今季2勝のヤングマンの再登録が可能となるが、本拠地での「令和初戦」とあって注目度は格段に高まる。2年連続沢村賞の右腕に記念の先発マウンドを託す可能性は十分にありそうだ。