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『修正エンゲル係数(前半)』三橋貴明 AJER2019.4.23
https://youtu.be/RPV2H_AOStY

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 平成政治からの決別を! 反・緊縮財政、反・グローバリズム、反・構造改革を基本方針とし、政策の「ピボット(転換)」を目指す国民プロジェクト「令和の政策ピボット」が始動致しました。

 取り急ぎ、呼び掛け人一覧に目次をつけ、ツイッターやフェイスブックでシェアするためのボタンを付けました。

 また、呼びかけ人として松原隆一郎先生に加わって頂きました。

 

三橋TV第81回【MMTへの藁人形プロパガンダを打破せよ!】

https://youtu.be/rAPl-gF6ZyY

 

 「月刊日本2019年5月号」に、「ライドシェア解禁へ 自分で提案して自分で儲ける」が掲載されました。
 
 本日から5月1日まで、「令和ピボットへの道」特集。前半が「経済」、後半が「歴史」の構成でお送りいたします。
 
 チャンネル桜「Front Japan 桜」に出演しました。
 
 まずは、本日のMMT。
 
財務省がMMTに異例の反論 財政拡大論の広がり警戒
 米国で注目されるMMT(現代金融理論)など財政規律の軽視につながる議論をめぐり、財務省が反対するデータを集めた資料を財政制度等審議会の分科会に出した。資料は反論データに異例の分量を割いている。来年度予算へ向けた議論をスタートするにあたって、国の借金が膨らむことへの楽観論に反論し、財政健全化への理解を広げたい考えだ。
 17日に提出された資料には、国の歳出や歳入、債務残高といった基礎データのほか、財政再建を不要と見なす議論を牽制(けんせい)するデータを載せた。2年前の年度初めの資料の5倍近い62ページを費やした。
 MMTは一定の条件下で財政赤字を問題視しない考え方だ。提唱する米経済学者は「日本の債務は全く過大ではない」と主張する。日本の国会でもMMTを引いて財政支出の拡大を求める声が出ている。財政審の場で話し合うのは初めての新理論に、資料では4ページを割いて、MMTに批判的な世界の著名な経済学者ら17人の意見などを列挙し反対する考えを示した。(後略)』
 
 なぜか、朝日新聞が連日、MMTについて報道しています。

 62ページの資料を作成しながら、MMTに関する言及はわずか半ページ。しかも、MMTについて表層的な説明に加え、
『基本的な考え方というのは、自国通貨建て政府債務はデフォルトしないため、財政政策は、財政赤字 や債務残高などを考慮せずに、景気安定化に専念すべきだ、ということのようです』
 と、黒田総裁の発言を載せるのみ。

 注目点は、「自国通貨建て政府債務はデフォルトしない」との黒田総裁の発言を、財務省は「否定しない」という点です。理由は簡単で、否定できないためです。
 
 何しろ、財務省は2002年に「外国格付け会社宛意見書」を送付し、
【外国格付け会社宛意見書要旨】
日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない。デフォルトとして如何なる事態を想定しているのか。』
 と、啖呵を切ってしまっているのです。ちなみに、上記の意見書を送付したのは、財務官時代の黒田総裁です。

 財務省は、本気で反論するならば、黒田総裁の発言にしてMMTの肝でもある、
「自国通貨建て政府債務はデフォルトしない」
 に正面切って反論しなければならないのですが、それはできない。というわけで、「自国通貨建て政府債務はデフォルトしない」とは無関係の膨大な資料を並べ立て、誤魔化すというせこい手を使っているのです。

 挙句の果てに、反・緊縮財政派について、
「内国債は、国民が貸し手であるため、将来世代への負担の転嫁は生じないとの指摘があるが」
 などと、藁人形を作り、釘を打ち込むストローマン・プロパガンダ。
 
 恥を知れ! 堂々と「自国通貨建て政府債務はデフォルトしない」に反論してみろ。

 もちろん、できないからこそ、この手の薄汚いプロパガンダで逃げを打つしかないわけです。

 桜の番組でも語りましたが、皆様、是非ともMMTや財政、国債発行、おカネの正体について正しい知識を地元の国会議員にインプットして下さい(野党でもOK)。そして、国会の場で追及させるのです。

 そうすることで、安倍政権のグローバリズムの否定の第一歩を踏み出すことになり、政権奪取への早道かも知れませんよ、野党の皆さん。

 

 
 さて、我が国は経済(特に「財政破綻論」)関連の歪みも凄まじいですが、歴史分野も同じようなものです。

 何しろ、世界最長の皇統を受け継ぐ「世界最古の国の国民」」でありながら、自国の建国の歴史をみな忘れてしまっているのです。御代替わりを機に、「皇統」「建国神話」について、日本国民は正しい知識を身につけなければなりません。

 特に、最近は科学の(考古学や歴史学、言語学や遺伝工学など)の発展により、「日本人の始まり」が解明されていっています

 アルタイ語系のツングース語と日本語は、語順、助詞、助動詞など文法面での共通点が非常に多いです。とはいえ、日本語に語彙や接辞法が豊富にあるところは異なります。

 日本語の接頭語は、ツングース語には全く見られません。接頭語とは、「超」音速、「全」否定、「お」母さん、「お」話しなどになります。
 
 さて、オーストロネシア語は語彙や接頭語などにおいて、日本語との共通点が異様に多い。太平洋中を船で旅した海洋民族オーストロネシア人の歴史を考えると、日本語の成立は紀元前3000年ほど(約5千年前)のことと考えられます。

 つまりは、樺太方面から南下したツングース人と、台湾方面から北上してきたオーストロネシア人の混在により、日本人の祖先である「縄文人」が成立したのです。 (言語学のみならず、ミトコンドリアDNA研究でも証明されています)

 ちなみに、日本語と朝鮮語は完全に別系統(朝鮮語は孤立語)です。また、いわゆる「渡来人」の影響も、日本語には全く見られません。
 
 渡来人といえば、成人T細胞白血病ウイルス(ATウイルス)は幼少時に母乳を介して母親から感染します。日本列島の沖縄県から鹿児島県、宮崎、長崎各県のキャリア率は約5%で、世界的に見ても高いです。

 成人T細胞白血病ウイルスのキャリアは南日本だけではなく、北海道までの日本全国に存在しています。 ところが、どれだけ調べても大陸や朝鮮半島の人からは、ATウイルスが発見されないのです。文字通り、ゼロです。

 逆に、ATウイルスのキャリアは、ツングース系、及びオーストロネシア語族には多い

 日本人の先祖「縄文人」は、北方から南下したツングース人と、南方から北上したオーストロネシア人との混血で成立し、大陸とは「無関係」に弥生時代、古墳時代と、文明を発展させたことになります。「なります」というか、単に科学により証明された事実です。

 それにも関わらず、未だに「戦後の歴史観」を引きずり、縄文人と「大陸から大挙して訪れた渡来人」の混血で弥生人が誕生したなどと、多くの日本人が出鱈目な歴史を信じています

 かの司馬遼太郎に至っては、日本人の先祖が韓国人、朝鮮人であると信じ込んでおり(恐ろしいことに、何の根拠もなく)、訪韓について「日本人の先祖の国へ行く」と表現していました。

 この司馬史観が日本人に、
「日本人の先祖は大陸から朝鮮半島経由でやってきた」
「日本の稲作文明は渡来人がもたらした」
 といった出鱈目な歴史観を刷り込んでしまいました。司馬遼太郎の罪は重いです。
 
 さらに問題なのは、戦後の歴史学者たちです。彼ら自虐史観に染まった歴史学者は、怠慢というか欺瞞、あるいは認知的不協和により、科学が証明した事実を「歴史学」に反映しようとしないのです。結果、今でも「弥生時代に何百万人もの渡来人が日本列島を訪れた」といった根拠皆無な情報というか「嘘」を信じ込んでいる日本人は少なくありません。

 何かに似てません?

 そう。間違っていることが科学的に証明されたにも関わらず、それまでの「嘘」を改めようとしない日本の歴史学者たちは、財政破綻論の御用学者そっくりなのです。経済のみならず、歴史分野においても「嘘つき」たちを駆逐しなければなりません。

 というわけで、御代替わりを迎えるにあたり、正しい「歴史」を日本人が知らなければならないという確信の下、歴史音声コンテンツ「経世史論」を、満を持してリリース致しました。
 
 正しい歴史を子供たちや、その先の世代に語り継ぐために、まずは我々自身が歴史を学ばなければならないのです。

 経世史論は、日本の皇統について神話の時代から解きほぐす「皇統論」と、日本を含めた世界の注目すべき歴史トピックを語る「歴史時事」の二つに分かれています。
 
 毎月、皇統論と歴史時事が一本ずつ音声コンテンツとしてリリースされます。

 皇統論や歴史時事を繰り返し聞くことで、皆様の耳に「歴史」が馴染んでいき、我々現代の日本国民がなすべきことが明確に見えてくるはずです。
 経世論研究所では、経世史論を継続課金でご提供します。
 
【経世史論~「正しい祖国の歴史」を学び、「現代」を読み解く~】

※5月15日(水)までに新規お申込み頂いたお客様に、三橋貴明:著「99%の日本人が知らない明治維新の大嘘」のサイン本をプレゼント致します。(送料も不要です。また、サイン本にはお名前が入ります)
 
 明日も、前半は経済、後半は歴史。
 
 経済は現在の国民同士の助け合いである「横軸のナショナリズム」歴史は世代を受け継ぐ助け合い「縦軸のナショナリズム」の基盤です。日本国民は、令和の時代を迎えるにあたり、早急に「両軸のナショナリズム」を取り戻さなければならないのです。 
 
「両軸のナショナリズムを取り戻す!」に、ご賛同下さる方は↓このリンクをクリックを!
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