301松濤本部前行動4.14/み言を適当に作り替えるな!!
■345万円の損害賠償裁判の弁論文書で、私達が抗議活動をしているのは、家庭連合が教理を変更してしまい、韓氏オモニが無原罪の生まれであると主張しているからであると説明し、その証拠を示すために、お父様の以下のみ言を引用しました。□お父様:そういうふうにして真の母の腹を通過して再び生まれてくるのです。これに、入ってくる時は左のほうから入ってくるのです。分かりましたか?なぜ左のほうから入るのかというと、お母様が左のほうだからです。
入ってきてお母様の腹の中に入ったとしても、その入った子供とお母様の根っこは何かというと、渋柿の根っこから切って取り返してきたものです。分かりますか?それが天の家庭に入るには、手続きをしないといけないのです。何の手続きかというと、愛の手続きです。
だから、真のお母様の腹の中に入っていても、それは真のお父様の真の愛と真の血統にはまだつながっていないのです。お母様は真の愛と真の血統を持っていません。向こうのほうなのです。それは、新婦の立場で、新郎を迎えて一つになるということです。分かりましたか?分かりましたか?(「訪韓修練会御言集」P.185〜)
■そして、私は以下のように述べました。
□澤田:ここに「お母様の根っこは何かというと、渋柿の根っこから切って取り返してきたものです」及び「お母様は真の愛と真の血統を持っていません。向こうのほうなのです」とあり、文鮮明師は韓鶴子氏が神の血統に属する無限罪の娘として生まれたとは考えていないことが分かります。
■この私達の主張については、No.205で報告しました。すると、太田朝久元講師は見過ごしに出来ないと考えたのでしょう、早速、真の父母宣布分サイトに以下のタイトルの反論をしてきました。
「お母様は真の愛と真の血統を持っていません」に対する澤田地平氏の解釈の誤り― お父様のみ言:お母様は独生女「神様を根として現れた主人公」である
https://trueparents.jp/?page_id=4046
■この反論で太田元講師は「左」及び「右」の意味を、以下のように述べています。
□太田:それゆえ、お父様が、「母の腹の中」に入るときに「左のほうから入ってくる」と語っておられるのは、「母の腹の中」を意味する小さな円よりも、「図-1」のⒶの地点が左側にあり、その左のほうから円の部分である「真の母の腹」の中に入ってくることを、具体的に説明しておられるのです。
そして、澤田氏が引用していない次のページで、お父様は「母の腹の中を通して、先生の体を通して、再びお母様の腹を通していくのです。右のほうを通してです」(『訪韓修練会御言集』186ページ)と語っておられますが、その意味は、右の「拡大・補足した図」を見れば分かるように、左のほうから入った子女(人類)が、まず「母の腹の中」の太くした線の部分を通過して、それから二つの線が交差する点(注、ここが父の体、「父の種(骨髄)」を意味する)を通過した後、「再び、母の腹の中」を通過して、右のほうのⒻの地点へと抜けていくことを説明しておられるのです。
それゆえ、お父様が黒板に書かれた「図-1」の図には、Ⓕの下向きの矢印線のところに「再び生む」という言葉が記してあるのです。このような過程を通過して、子供(人類)は重生されていくのだと言われるのです。すなわち、「母の腹の中」に入るときには、左のほうから入ってきて、父の体(骨髄=二本線が交差する点)を通過した後、再び同じく「お母様の腹(の中)を通して」生まれ変わり、今度は、母の腹の「右のほうを通して」(同)出てくると語っておられるのです。
■お父様は「これに、入ってくる時は左のほうから入ってくるのです。分かりましたか?なぜ左のほうから入るのかというと、お母様が左のほうだからです」と語っておられますが、お父様が語られる「左」とはサタン世界側の意味であることは明らかです。
しかし、そうなると「お母様が左のほうだからです」の意味は「お母様がサタン世界側だからです」という意味になり、韓氏オモニを無原罪の生まれであると教えている家庭連合にとってマズイことになってしまいます。ですから、太田元講師は「左」の意味をサタン世界側の「左」ではなく、図における「左」、すなわち単なる「左」の意味にしているのです。これはまことに滑稽な説明です。
■そして、お父様のこのみ言には「お母様が左のほうだからです」だけではなく「子供とお母様の根っこは何かというと、渋柿の根っこから切って取り返してきたものです」や「お母様は真の愛と真の血統を持っていません。向こうのほうなのです」という箇所もあり、これはお母様が無原罪の生まれではなく、堕落世界において原罪をもって生まれたという意味以外の何者でもありません。
ですから、太田元講師はこのみ言を、韓氏オモニは堕落世界において原罪をもって生まれたという意味にならないように、お父様のみ言の間に、以下のように好き勝手に自分の文章を差し込み、全力で解釈の変更を試みています。
□太田:そういうふうにして、真の母の腹〈小さな円の中〉を通過して再び生まれてくるのです。これに、入ってくる時は〈図-1のⒶの地点の〉左のほうから入ってくるのです。分かりましたか? なぜ左のほうから入るかというと、お母様〈の腹の中に入る部分〉が左のほうだからです。
入ってきてお母様の腹の中に入ったとしても、その入った子供とお母様の根っこ〈の状態〉は何かというと、〈まだ「父の体」を通過していない時点であるため、その子供は〉渋柿の根っこから切って取り返してきた〈状態の〉ものです。分かりますか? それが天の家庭に入るには、手続きをしないといけないのです。何の手続きかというと、〈真の父と真の母による〉愛の手続きです。
だから、真のお母様の腹の中に入っていても、それは〈二つの線が交差する点を通過する前であって〉真のお父様の真の愛と真の血統にはまだつながっていないのです。お母様〈お一人で〉は真の愛と真の血統を持っていません。〈その母の腹の左側は、Ⓐの地点の側にある〉向こうのほうなのです。〈重生する〉それは、新婦の立場で、新郎を迎えて一つとなるということです。分かりましたか? 分かりましたか?(はい)。
■分かり易くしてみると、太田元講師はお父様のみ言の意味を以下のように、好き勝手に作り替えています。こんなことが許されるでしょうか。
①これに、入ってくる時は左のほうから入ってくるのです。
↓↓
①これに、入ってくる時は図-1のⒶの地点の左のほうから入ってくるのです。
②なぜ左のほうから入るかというと、お母様が左のほうだからです。
↓↓
②なぜ左のほうから入るかというと、お母様の腹の中に入る部分が左のほうだからです。
③その入った子供とお母様の根っこは何かというと、渋柿の根っこから切って取り返してきたものです。
↓↓
③その入った子供とお母様の根っこの状態は何かというと、まだ「父の体」を通過していない時点であるため、その子供は渋柿の根っこから切って取り返してきた状態のものです。
④お母様は真の愛と真の血統を持っていません。向こうのほうなのです。
↓↓
④お母様お一人では真の愛と真の血統を持っていません。その母の腹の左側は、Ⓐの地点の側にある向こうのほうなのです。
■私も太田元講師のまねをして作り替えをしてみれば、以下のようになります。
⑤私はこの太田元講師のやり方を見て非常に憤った。
↓↓
⑤私はこの太田元講師のやり方を見てそのことをブログに書いたところ、ブログの読者は非常に憤った。
■このように、いくらでも元の文章の意味を変えることが出来るのです。私は裁判における弁論文書において、以上のような太田元講師の小細工を指摘し、無理矢理に韓氏オモニが無原罪の生まれであると強弁している具体例を示すことで、家庭連合が教理上の根本問題で嘘をついていることを明らかにしました。
■そこで、「U-ONE NEWS」2019年3月29日号のお知らせで、太田元講師が周藤健著「天一国時代を迎えるための成約摂理解説」という本の宣伝をしています。私は早速この本を買い求めましたが、アラ探しするまでもなく、予感したものはすぐに見つかりました。第四章の第二節がそれです。タイトルは「独り娘の誕生ー独り娘は、神の血統をもって『無原罪』で誕生」です。そして以下の項目が続いています。
一、キリスト教の歴史は〝独り娘〟を迎えるための歴史
二、真のお母様は〝神様を根として現れた主人公〟
三、非原理集団の悪意あるみ言の〝誤訳〟と〝隠蔽〟
四、真のお母様が公式の場で語られたみ言「原罪なく生まれた独り子、独り娘」
五、「真の母の無原罪誕生」の否定こそ〝非原理的〟
■これは真の宣布分サイトで太田、阿部、赤石のゾンビ3元講師が語り、書いていた内容です。このような本になったことで、その後ろ盾に周藤健がいたことが明らかになりました。周藤健の後ろには小山田ゾンビがいるはずです。
■この本で、上に述べたお父様のみ言を引用(P.249及びP.333)し、それの解説を行っているのですが「分かりましたか?なぜ左のほうから入るのかというと、お母様が左のほうだからです」の部分を削除しています。なぜ削除したのでしょうか。それは「お母様が左のほうだからです」を「お母様の腹の中に入る部分が左のほうだからです」と作り替え、強弁してごまかそうとしても無理があると判断したからだと思います。そして、P.332には以下の記述があります。
□周藤:このようにして、復帰の道を左からとし、新しい出発の道を右からとすれば、まず左のほうから真の母の胎に入り、さらにアダムの骨髄に入って罪なき生命の種を受け、そして母の胎の右のほうに宿り…
■ここで、指摘したいのは「復帰の道を左からとし、新しい出発の道を右からとすれば」と記述している箇所です。上に述べたように、太田元講師は「左」の意味をサタン世界側の「左」ではなく、図における「左」、すなわち単なる「左」の意味にしたのではなかったですか。
それにもかかわらず、この本では「左」と「右」が単なる位置関係を示す言葉ではなく、そこに「復帰の道」「新しい出発の道」という抽象的概念を付与しているのではないですか。何というダブルスタンダードでしょうか。そして「お母様が左のほうだからです」をごまかせないと見るや、その部分を削除しているのです。
□お父様:文総裁はこの原理を探すために、満身瘡痍になって、一日に十二時間も十四時間も祈祷したことが何年も続きました。その悲惨な姿を、皆さんは知っていますか。原理の本には血と汗と涙が絡み合っています。一ページごとににじんだ先生の血と涙が、皆さんのような若者たちに訴えているということを知らなければなりません。先生が、青春を犠牲にして投入したのです。血と涙が皆さんに訴えているというのです。(「真の御父母様の生涯路程①」P.199)
■お父様が骨を削られて世に顕された尊いみ言を、無知なる人間の都合で適当にあれこれ作り替えるな!!!
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