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2019年4月23日 紙面から
打撃練習をする大野雄=ナゴヤ球場で(小沢徹撮影)
23日の広島戦(マツダ)で先発する中日の大野雄大投手(30)が22日、マツダアレルギーの払拭(ふっしょく)を誓った。巨人の原辰徳監督(60)が先入観を排して開幕カードで勝ち越した前例を踏襲し、意識せずに臨む構え。24日の先発が予想される山井大介投手(40)はブルペンで調整した。
リーグ3連覇中の王者は4連勝と本来の力を発揮しつつある。いつものように敵地は真っ赤に染まるだろう。それでもコイの季節にはさせないための方策が大野雄にはある。ナゴヤ球場での前日練習を終えると、こう口を開いた。
「マツダのカープは絶対に強いけど、今年はそう思うのをやめようと決めた。これもポジティブ思考の一つ。2019年最初のマツダだし、先入観は取っ払って普通にプレーしたい」
チームはマツダで5年連続で負け越している。16、17年はともに2勝10敗と散々。リーグで唯一、王者に勝ち越した昨季も敵地に限れば、開幕3連敗に始まり、5勝8敗に終わった。
大野雄も例外ではない。通算12試合で2勝5敗。最後に勝ったのは14年9月11日までさかのぼる。「マツダのカープと言えば、ミスにつけ込んでくる。隙を見せたら一気に大量失点につながる」と警戒する。
ただ、大事なのは意識しすぎないこと。参考にするのは巨人・原監督の思考。4年ぶりに復帰した敵将はキャンプ前のミーティングで選手に「3年前に僕が監督をやっている時はカープはそんなに強いチームじゃなかった」と訴えたとされる。
その巨人はマツダでの開幕3連戦で2勝1敗。昨季は2勝9敗1分けと大きく負け越し、クライマックスシリーズのファイナルステージでも3連敗を喫した「鬼門」でいきなり違いを見せた。
大野雄は「先入観を持っていない原監督の思考、イメージが選手に伝わった。それが開幕で勝ち越した要因の一つだと思う」と分析。中日も首脳陣が大きく入れ替わったのは同じ。「ベンチとしても鬼門という感覚がないのはいいこと」と捉える。
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