ベットの基本
ベットには次の機能があります。
- 相手に次のカードを引くオッズを与えない(ハンドプロテクト)
- 利益を大きくする
- 自分が負けている時に相手を降ろす(ブラフ)
- 相手の反応を見る
ここでは、一番最初のオッズを与えないことについて説明します。
プリフロップ
プリフロップからフロップをオープンして、ハンドがボードにヒットする確率は約3分の1です。
現状は自分が勝っていて、もし相手のハンドがフロップでヒットしたら逆転されると仮定した場合、相手にフロップを見させないためにはオッズを3倍以下にすればいいことになります。
自分が最初の参加者であるとき、ざっくりビッグブラインドの3倍をベットすればSB、BB以外のプレイヤーはオッズが3倍以下になります。
たいてい、プリフロップでのベット額は3BBを基準に、状況に応じて増減させることが多いです。
また、前にリンプがいるときは(SB、BBを含めた参加プレイヤー数)×1BBをベットします。
前にレイズがいてリレイズする場合は、レイザー以外の参加者がいない場合は3倍にして打ち返します。
他の参加者がいる場合は(SB、BB、Limper、Raiserを含めた現在の合計ポット額)に1BBを足してベットします。
フロップ、ターン
フロップ、ターンで勝っている場合、一番怖いのはフラッシュドロー、ストレートドローで逆転されることです。
これらの相手にオッズを合わなくするには、ポットの半分~6割をベットします。
計算上はポットの30%で相手のオッズはトントンになりますが、オッズに合わないことを明白にわからせるため多めのベットをします。
リバー
リバーはそれ以上カードを引かないため、逆転はありません。そのため、オッズも関係なくなります。
ここでのベットは応用編で扱います。
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