先月からドラプリを使っていて、ある程度マスターできたと思うのでガイドを書いてみます。

【デッキリスト】
DTuFDZMXUAEefDg

【デッキコード】
 
AAECAa0GBO4EpQm1uwL86gINnAL4AuUEjQjRCvIMgrUCursC8LsC0cEC2MEC2cECy+YCAA== 
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【はじめに】 
○コンボドラゴンプリーストとは?
神授の霊力+内なる炎のコンボを搭載したドラゴンプリーストのこと。OTKドラゴンプリーストや単純にドラゴンプリーストと呼ばれることもある。以下(コンボ)ドラプリと表記。

○勝ち筋
①テンポプラン
該当相手…主にアグロ〜ミッドレンジ
現環境では…だいたいのデッキ

ボード取って少しずつ顔削って勝つプラン。ドラプリはテンポデッキなので基本的に①で勝つ。このプランであればボードとるためにコンボパーツを切っても問題ない。

②OTKプラン
該当相手…主にコントロール
現環境では…ラザカス

ボード取りつつコンボパーツを集めOTKで勝つプラン。テンポ取るだけでは勝てない相手にはOTKで勝つ。このプランであればボードとるためにコンボパーツは切らず、他の方法でボードを取るよう頑張る。

なお、OTKプラン=テンポを捨てる、というわけではないので注意。相手の顔が削れているほどOTKに必要なカード枚数が減るため、可能であればもちろんテンポをとったほうがいい。

テンポとドローのバランスが難しいので、練習して慣れる。

③その他のプラン
該当相手…いろいろ
現環境では…キューブ・コントロールウォロ、コントロールメイジ

特殊な勝利プラン、詳しくは各マッチアップ解説参照

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【カード解説】
沈黙
○沈黙
 《準確定枠》
マリガン:キープしない
採用理由:厄介な効果の無効化

ラダーでは必要となる場面が多いため1枚は採用したい。幻視で持ってこれるため2枚は過剰。

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ノースシャイアの聖職者
○ノースシャイアの聖職者 《確定枠》
マリガン:プリースト以外キープ、プリーストはキープしない
採用理由:序盤のミニオン&ドロソ

1ターン目持ってたら基本的に出す。相手がラザカスの場合は基本的に出さない

ドラプリはドロソが少ないため、OTKプランをとる場合は大切に扱う必要がある。 

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真言・盾
○真言・盾 《確定枠》
マリガン:手札がよければキープ
採用理由:ミニオンのバフ&OTKコンボ&デッキサイクル

基本的には雑に使っていい。 OTKのために温存しなければならない場面もたまにある。

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内なる炎
○内なる炎 《確定枠》
マリガン:"基本"キープしない
採用理由:OTKコンボ

基本的に『神授の霊力+内なる炎』のコンボで使う。ボードを取るために単体で使うこともある。 デバフとして相手のミニオンに使うこともある。

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狂気ポーション
○狂気ポーション 《準確定枠》
マリガン:一部のアグロにキープ
採用理由:アグロのミニオン除去

除去として使ったり、トワイライトの侍祭と合わせて使ったりする。腐りやすいカードなので個人的には1枚が好み。必要なマッチは幻視で増やせば十分。

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光熱のエレメンタル
○光熱のエレメンタル 《確定枠》
マリガン:プリースト以外キープ、プリーストはキープしない
採用理由:序盤のミニオン&OTKコンボ

テンポで出しても強いし、幻視や他の呪文と絡めて使っても強い。

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ネザースパイトの歴史家
○ネザースパイトの歴史家 《確定枠》
マリガン:プリーストはキープ、プリースト以外は単体ではキープしない
採用理由:ドラゴン補充

発動に条件がありテンポロスするカードであるため単体では基本キープしない。 ドラゴンとペアのときはキープすることもある。

キープする人が83.2%いるが勝率下がるので注意。

統計

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初級エンジニア
○初級エンジニア 《自由枠》
マリガン:キープしない
採用理由:デッキ圧縮

ドラゴンやコンボパーツを引くのを1ターン早めてくれる。絶対キープしてはならない。他のカードを引くために採用しているのだから、このカードをキープするのは本末転倒。

キープする人が57.5%いるが勝率下がるので注意。

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神授の霊力
○神授の霊力 《確定枠》
マリガン:"基本"キープしない
採用理由:OTKコンボ

『神授の霊力+内なる炎』のコンボで使ったりボードを取るために単体で使ったりする。

OTKプランを取るなら揃うまで温存する。テンポプランを取るなら温存する必要はない。

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  影の幻視
○影の幻視 《確定枠》
マリガン:"基本"キープしない
採用理由:呪文補充

使い方は、①発見内容によって試合展開を決める使い方、②試合展開によって発見内容を決める使い方の2通りがある。

ドラプリはテンポデッキなので基本的に前者で使う。2マナは重い。状況によっては温存して②で使うこともある。

発見は状況に合わせて選ぶ。悩んだら盾。

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カバールのカギ爪のプリースト
○カバールのカギ爪のプリースト 《確定枠》
マリガン:手札がよければキープ
採用理由:中盤のミニオン&OTKコンボ

スタッツが優秀でバフに使っても素出ししても強い。

序盤のミニオンが確保できているならキープしたい。とても強いカードであるため単体キープも悪くないが、その場合は妥協キープになる。 

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  トワイライトの侍祭
○トワイライトの侍祭 《準確定枠》 
マリガン:"基本"キープしない
採用理由:中盤のミニオン&OTKコンボ

状況によってはOTKコンボを狙うが基本的にボードをとるために使う。大型ミニオンに使っても強いし3/3/4ぐらいでも十分強い。

OTKコンボを狙う場合は狂気ポーションとセットで温存する。ただ、最近は警戒されてOTKが決まりにくいので注意。

発動条件があってかつ状況を選ぶカードであるため、1枚が好み。2枚だと手札で腐りやすい。
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ひとまねグリマールート
○ひとまねグリマールート 《自由枠》
マリガン:"基本"キープしない
採用理由:中盤のミニオン&リソース補充

状況を選ばす気軽に出せるミニオンとして優秀。3/3は及第点。

ドラコニッド諜報員と効果が違うので注意。表示されるのは対戦開始時に相手のデッキに入っているクラスカードで、中立カードはゲットできない。

マリガンが少し難しい。統計ではキープすると勝率が下がる。ただ、相手ヒーローや手札によってはキープしても悪くはない。状況による。
 
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ダスクブレイカー
○ダスクブレイカー 《確定枠》
マリガン:アグロにはキープ
採用理由:ドラゴン&AOE

アグロ相手はドラゴンを返してでも全力で探す。

ダスクがなくてドラゴンはある場合と、ダスクがあってドラゴンがない場合では、後者の方がゲームプランが立てやすく望ましい。

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トワイライト・ドレイク
○トワイライトドレイク 《確定枠》
マリガン:プリーストにはキープ、プリースト以外は"基本"キープしない
採用理由:ドラゴン&中盤のミニオン

スタッツが優秀。沈黙に弱いのであまり信用はしないこと。

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ストームウィンドの騎士
○ ストームウィンドの騎士 《準確定枠》
マリガン:キープしない
採用理由:バースト

ハンドから20点以上のバーストが出せるようになる。アグロ相手には細かい除去としても使える。

OTKプランを取る場合はそろうまで温存するが、それ以外のプランでは温存してもテンポで使ってもよい。

ラザカスの思念撃破が確定枠であるように、手札からバーストが出せるのと出せないのでは雲泥の差がある。個人的には必須。

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ドラコニッド諜報員
○ドラコニッド諜報員 《確定枠》
マリガン:プリーストにはキープ、プリースト以外は"基本"キープしない
採用理由:ドラゴン&中盤のミニオン&リソース補充

特に解説することはないが、「選択肢に現れたカードは相手のハンドにない」ということは意識しておく。特にラザカス相手だとケアがしやすくなる。

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【各マッチアップ】
  
プリースト33% 
○プリースト
想定:ラザカス ≪有利≫
プラン: ②OTKプラン
マスト:ドラゴニッド諜報員、トワイライトドレイク、ネザースパイト
手札によって:かぎ爪、盾、その他
気分で:グリマールート

<プレイ方針>
ラザカスはドラゴンの除去が苦手なのでドラゴン中心に攻める。顔を削りつつコンボパーツをそろえて最終的にOTKで勝つ。除去が豊富なためテンポプランで勝つことはまず不可能。

トレードしすぎるとOTK圏内に入らないのでフェイスorトレードはしっかり考える。

<意識すること>
・1ターン目ノースシャイアを素出ししない
3/2や3/3で返されたり呪文で除去されるとドローができなくなりコンポパーツも揃わない。そのため基本的にドローできるとき以外は出さない。

ただし、手札にかぎ爪などがある場合は出したほうがいいこともある。状況による。

2ターン目光熱のエレメンタルをあまり素出ししない
アタック2で処理できるミニオンがほぼいないのであまり出す意味がない。それよりはコンボで使うほうが強かったりする。

出しても間違いではないが基本は出さないほうが好ましい。

ただし、手札にかぎ爪などがある場合は出したほうがいいこともある。結局は状況による。

・ストームウィンドと神授の霊力をテンポで使わない
相手のミニオンを処理できるからといってテンポで使ってしまうと勝ち筋がなくなる。コンボパーツがそろうまで我慢する。

ただし、内なる炎は1枚あれば十分なので、1枚だけならテンポで使うこともある。

・諜報員は4〜6ターン目に、トワドレは7ターン目以降に出す
ドラゴンが複数いる場合、DKケアのために諜報員優先で出す。7ターン目以降だとDKが怖くて出せなくなるから先に出しておく。

トワドレは4ターン目に出しても強いが、7ターン目以降に出せるとさらに強い。DKケアしつつOTKも狙え、相手にプレッシャーをかけることができる。

絶対この順番というわけではないのであくまで参考程度に。
 

※マリガン後相手がコンボドラプリだった場合
どのプランも可能。対ラザカスとプレイが全く異なるので注意。

※マリガン後相手が性悪ドラプリだった場合
レジェ帯で見ないため省略。

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ウォーロック33%
○ウォーロック
想定:キューブ・コントロール ≪有利≫
プラン:③アグロプランor②OTKプラン
マスト:ノースシャイア、光熱
手札によって:かぎ爪、盾、その他

<プレイ方針>
ウォロにはバリュー勝負を仕掛けても絶対勝てないので、5ターン以内に倒す必要がある。

そのため、序盤からガンガンコンボパーツを切って顔を殴る。ハンド的に序盤攻めれない時だけOTKプランに切り替える。

<意識すること>
・5ターン以内に倒す
とにかく早く倒す。8/8や6/6でもいいから大きいミニオン作って何回も顔を殴る。相手が巨人出すころにはリーサル見据えておきたい。

・ドラゴンは返す
5ターン以内に倒さないといけないためドラゴンなんてキープしてたら確実に負ける。なので全部返す。Zooは考慮しない。

・内なる炎のキープ検討
他のマッチで炎をキープすることはまずないが、序盤から攻める関係上ハンドがよければ炎はキープしたい。

マリガンでミニオン+バフ+炎ならまずキープしていい。ミニオン+炎だったりバフ+炎のときはキープするか微妙なところ。各自の判断で決める。

・プランの切り替え
全マリしてもハンドが微妙でアグロプランが取れないときはOTKプランに切り替える。

このプランの場合はコンポパーツの扱いに気を付ける。状況によってはアグロプランにもう一度切り替わることもあったりするので、試合展開をどうするか常に意識する。

※マリガン後相手がzooだった場合
①テンポプランで勝つ。今月急に増えたためまだよくわからないところも多いが体感は五分。事前にわかっていれば有利かもしれない。

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ローグ33% 
○ローグ
想定:テンポ  ≪五分≫
プラン:①テンポプラン
マスト:ノースシャイア、光熱、ダスクブレイカー
手札によって:かぎ爪、盾、ネザースパイト、ダスク用のドラゴン、その他
気分で:グリマールート

<プレイ方針>
ボードを取りつつ顔を削って勝つ。基本真っ当な盤面勝負になるが、たまにビッグエドウィンやケレセス影隠れでゲームが壊れる。

戦績だと有利だが諸々の要素を考慮するとおそらく五分。

<意識すること>

・縦ではなく横で攻める
ローグは花があって単体除去が得意なため大型ミニオンを出しても簡単に処理されてしまう。そのため、バフを分散させるなどして横並べで攻める。

できれば諜報員やトワドレは、花で食われてもボードを取り返せる状況の時に出したい。

・ダスクの出すターン
ローグのミニオンはヘルス3以下が多く基本的にダスクケアをできない。なので温存できそうなときはしたほうがいいこともある。

温存する場合は、ボーンメアが出てくる前のターンにボードクリアできるよう立ち回れるとgood

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ドルイド33% 
○ドルイド  
想定:翡翠寄り ≪有利≫
プラン:①テンポプランor②OTKプラン
マスト:ノースシャイア、光熱、
手札によって:かぎ爪、盾、その他
※アグロ寄りのマリガンも可、環境に合わせる

<プレイ方針>
翡翠は大型の除去が苦手なので、適当に盤面取って大型ミニオンを立てればそのまま勝ったりする。

定期的にスぺブレ入りや自然への回帰入りが流行るので、パーツ貯めてOTKすることもなくはない。リスクリターンの問題。

<意識すること>
・あまり並べすぎない
ネザースパイトなどアタックの低いミニオンが多いので、並べすぎると虫害が突破できなくなるので気を付ける。

・DKドルイドから出てくる猛毒に対処できるようにしておく
狂気ポーションやダスクブレイカーが腐るので適当に使いがちだが、雑に切って猛毒処理できなくなる状況にするのは避ける。

※マリガン後相手がアグドルだった場合
①テンポプランで勝つ。ダスクブレイカーがあると楽に勝てるが、なくてもなんだかんだ勝てたりする。有利。

※マリガン後相手が性悪ドルだった場合
経験不足で書けないため省略。当時レジェ上位ではほぼ見なかった。

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パラディン33% 
○パラディン
想定:アグロ、マロ ≪有利≫
プラン:①テンポプラン
マスト:ノースシャイア、光熱、ダスクブレイカー、狂気ポーション
手札によって:かぎ爪、盾、ネザースパイト、ダスク用のドラゴン、その他

<プレイ方針>
ミニオンをすべて処理すればそのまま勝てるので基本的に盤面処理に徹する。

<意識すること>
・縦ではなく横で攻める
横に並べないと相手のミニオンを全処理できない。なので横に並べる。

・ハンドを貯めすぎない
手札が多いと恩寵でたくさんドローされてしまうので、コンボパーツはガンガン切って盤面を取る。

いのちだいじに
ハンドにダスクがあるとミニオンや狂気ポーションを出し渋りがちだが、ライフを守ることも大事なので使ったほうがいい場面も多い。

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メイジ33% 
○メイジ
想定:秘策 ≪五分≫
プラン:①テンポプラン
マスト:ノースシャイア、光熱、ダスクブレイカー
手札によって:かぎ爪、盾、ネザースパイト、ダスク用のドラゴン、その他

※マリガン後相手がコンメだった場合
③その他プランで勝つ。

メイジは減少傾向にあるので解説省略。

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ハンター33%jpgウォリアー33%シャーマンmini
○その他
現在ラダーで見かけないため省略。

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【おわりに】
書いている途中でナーフ発表があったので最後のほう駆け足になってしまいました。書いている途中で性悪ドルが流行ったり、ドラプリが流行ったりして環境が変わるのが早く感じます。ガイドは一例なので環境に合わせて調整してもらえれば幸いです。

質問・感想等あればブログまたはtwitterにお願いします。

2月3日 加筆・修正しました。