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2019-04-22

糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの今日のダーリン

・丸の内での「生活のたのしみ展」が幕を閉じた。
 おもしろかったなぁ、うれしかったなぁ。

 ちょっとね、大きな劇場のようだったね。
 お客さんの役で舞台にいた人も、たのしそうだった。
 出展者の皆さんも、生き生きとうれしそうだった。
 ぼくら「ほぼ日」の乗組員たちもたのしそうで、
 それに輪をかけてアルバイトのみんながたのしそう。
 そして、地元丸の内ではたらいている人たちが、
 率直に興味を持ってくれたのも、ありがたかった。
 お天気も、快適な環境をプレゼントしてくれた。

 ほんとに、みんな、ありがとうございました。
 また、次の「生活のたのしみ展」もやるからねー。

 同時に、みんな言わないけれど、
 身体はかなりくたびれていると思う。
 正直言って、70歳のぼくなんか、へとへとだもの。
 若くたって、あれだけやれば疲れてると思うよぉ。
 あかるい顔してたけど、きっと足は棒だったろう。

 でも、疲れたとか大変だったということを、
 自慢にするような人がぜんぜんいないのがかっこいいよ。
 もちろん、実に大変なことをしているのだけど、
 決して「ブラック」にやっているわけじゃない。
 バイト人数を増やして、ひとりずつの労働時間を減らす。
 乗組員たちも、期間中、まるまる休みの1日を入れて、
 お客として買い物をたのしむ時間をつくる。
 そういうふうな工夫を入れて運営していました。
 もちろん、翌日の今日(月曜)は振替休日です。
 みんなに、あるいは互いに、よろこんでもらうために、
 「休むこと」についての考えを練っていく。
 だから、それぞれの気持ちに余裕もできて、
 他の人への「手伝い」も気持ちよくやっていける。
 こういうことが、だんだん上手になってきたみたいです。
 ま、もともと「いいひと」が集まっているんですけどね。

 それにしても、「カレーの恩返しカレー」の売れ行き! 
 ほんとにもう、すごみさえあったなぁ。
 「ほぼ日」に、親しみやすいスターが生まれてくれたか。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
みんな、疲れてるし興奮があるから、きっと眠れないよね。


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