|  さて、入ってみた会場は、しぼんだ期待感どうりのものでした。 まず、会場入口のエントランスホールとでも言うべき部分からして狭いのです。 オリンピア会場は体育館を大規模にしたような構造なので、一歩踏み込むと華やかな会場風景がパーッと目の前に広がり、お~この賑わい!とうとう来たぞ~という感じがしたのですが、ここにはそういう雰囲気はありません。 会場を入るとすぐにNexus社の出版物の展示販売コーナーがありますが、これも机をいくつか並べた上に主催3誌のModel Engineer, Model Engineers'Workshop, Model Boats と Workshop Practice Series の最近刊がちらほらと置いてあるだけという、学校の文化祭の模擬店と大差ない粗末さです。全ホビー雑誌や出版物をずらーっと並べていたオリンピア会場とは大違いです。 これまでの International Model Show は対象範囲が広がりすぎたので、Model Engineering と Model Boating だけのための Model Engineer Exhibition にしてほしいという根強い要望に応えてこうなったのだそうで、これが本来の姿なのかもしれませんが、遠路はるばるやって来た者にとってはかなりの期待外れです。 こんな郊外での開催なのですから、せめて会場ぐらいは広くしてほしいものです。 しかし会場は狭くても入場者数は例年通りのようで、その混雑たるやデパートの特売場さながらで、人をかき分けないと見るものも満足に見られません。この写真は、かなりすいてきた2日目の様子です。 |