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【プロ野球】

首位死守打! ヤクルト・雄平「中日はすごく強い」

2019年4月21日 紙面から

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◇ヤクルト5-3中日

 中日は連勝が3で止まって3位に後退した。7回に平田の犠飛、8回に松井雅の押し出し四球で同点としたが、9回に登板した鈴木博が2死満塁から雄平に2点左前打を許した。首位を維持したヤクルトは8回のピンチをしのいだ五十嵐が3勝目、9回を締めた石山が4セーブ目を挙げた。

     ◇

 土壇場で飛び出した雄平=写真=の決勝打でヤクルトが首位を死守した。同点の9回、中日の守護神・鈴木博を攻めて1死満塁とするも、途中出場の田代は一ゴロ。だが、2死満塁から34歳の5番打者が152キロ速球を捉えて左前への2点打。チームの連敗を2で止め、「満塁だったので、何とか勝ち越したかった。球が速いので振り負けないようにした」と胸を張った。

 試合前には「きょうは5安打するよ。打点は1だけどね」と予告。普段通りの陽気さで報道陣を和ませていた。結果は2安打。予告通りとはいかなかったが、ここぞの場面で大仕事。宣言から1つ上乗せする2打点で、負ければ3位に転落していたチームに貢献した。

 「中日はすごく強くてタフな試合が続いている。きょうはピッチャーも頑張ってチーム全体で勝てた」。この日の劇的な勝利で3勝2敗となった今季の中日戦。接戦を制した勢いで、2カード連続のカード勝ち越しを目指す。 (小林良二)

 

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