わくわくした表情で新しい教科書を広げる新2年生=8日午前、大分市の長浜小学校 県内ほとんどの小中学校で8日、1学期の始業式があった。児童・生徒はクラス分けや新しい友達との出会いに胸を膨らませながら、新学年をスタートさせた。 大分市長浜町の長浜小(兼子能昭(よしあき)校長)では、入学前の1年生を除く、2~6年生268人が出席。新しく赴任した先生と転入生の紹介に続いて、兼子校長が「新しい先生、友達、1年生を迎えてどんな長浜小になるのか楽しみ。相手のことを考え、心を込めた行動をする一年にしよう」とあいさつした。 児童を代表し、2年生の吉本裕葵(ゆき)さん(8)、4年生の林佑奈(ゆな)さん(9)、6年生の石川叶人(きょうと)君(11)が1学期の目標を発表。「音楽や掛け算を頑張りたい」「漢字を読み書きできるように覚えたい」「最高学年として運動会や委員会でみんなをまとめたい」と元気よく語った。 兼子校長が各クラスの担任を発表すると、児童から大きな歓声。2年1組では早速、新しい教科書が配られ、ページをめくり内容を確認していた。 県教委によると、この日は全ての公立小学校(251校)、くす星翔(せいしょう)(玖珠町)を除く公立中学校(116校)、ほとんどの高校で始業式があった。小中高校の入学式は9~13日にある。